「こども六法」著者がプロデュース！　日本初の子ども向け法教育スクールが板橋区にオープンします！

自分を守り、他人を守り、社会を守る力を育てる「こども六法スクール」

合同会社Art&Artsは2021年5月、東京都板橋区に多目的スペース「Scale」をオープンし、また当該スペースに於いて「こども六法スクール」を開業します。

 

合同会社Art&Artsは2021年5月、東京都板橋区に多目的スペース「Scale」をオープンし、また当該スペースに於いて「こども六法スクール」を開業します。

　「Scale」は教育事業と音楽事業をハイブリッドで運営するArt&Artsの新たな拠点として、JR埼京線浮間舟渡駅から徒歩5分の地点にオープンします。日本初となる法教育を取り入れた子ども向けスクール「こども六法スクール」を開業するほか、グランドピアノや簡易的な照明設備を導入し、小規模なサロンコンサートの会場として、または新たな演劇の形を模索するアトリエとしても活用可能なスペースとして、様々な文化を発信して参ります。
 

• 日本初の法教育スクールで、子どもの「生きる力」を育てます

　「Scale」を拠点としてスタートする「こども六法スクール」は、「法教育（リーガル・リテラシー教育）」「メディア・リテラシー教育」「シアター・イン・エデュケーション」という3つの教育手法を柱として子どもたちの「生きる力」を育てるスクールです。「生きる力」は2020年度から順次始まっている学習指導要領の改訂でも、改めて強調されているキーワードです。こども六法スクールでは特にこの「生きる力」を、「自分の権利を守り、他者の権利をも同時に守ることができる、知識とバランス感覚」と定義し、育成して参ります。

　特に、「法教育（リーガル・リテラシー教育）」を扱う民間の常設教室としては日本初の試みとなります。この教室で学ぶことができるのは法律の知識ではなく、法的な価値観や考え方です。法的な観点や議論を題材として、論理的思考力と説得的なプレゼンテーション能力、情報の取捨選択を行う力や、情報発信力といった、社会を生きていく中で必要となる力を習得していくことを目指します。
 

• 子ども向けの法律書「こども六法」著者プロデュースだからこそできる、楽しく、わかりやすく、本格的な授業！

　「こども六法スクール」の授業はすべて、2020年度児童書売上1位となった「こども六法（弘文堂）」著者の山﨑聡一郎がプロデュース。小中学生でもわかりやすく興味を持って法律を学ぶことのできる教室を実現します。また、単にわかりやすさを追究するだけではなく、全国各地で法教育実践に取り組んできた弁護士などの専門家を講師陣＆監修者として迎えることで、長年の授業ノウハウと法律専門知識を結集した本格的な学びを得ることができます。

　「こども六法スクール」で展開される授業はワークショップ形式と講義形式の2種類。ワークショップ形式は対面での少人数授業にこだわり、意見を「伝える力」と「受け取る力」の両方を育みます。そして講義形式は単に知識を「覚える」のではなく、その背景にある考え方や価値観まで理解して「身に着ける」ことを目指します。また、講義形式の授業は全国からご参加頂けるオンライン配信を併せて実施し、法律を日本中から楽しく学べる体制を整えます。

　こども六法スクールで学ぶことを通じて、自分の権利を守る知識を身に着け、他者とのトラブルを回避する技術を身に着け、そしてより良い社会を主体的に作り上げていくマインドを身に着けることが出来ます。
 

• 4月30日までの事前登録で入会金半額！

​　3月31日より入会検討者の事前受付を開始。4月30日までの申し込みで入会金が半額となるキャンペーンを実施します。入会前には講義形式とワークショップ形式の授業を1回ずつ無料で体験することが可能です。事前受付の上で無料体験後に入会しなかった場合、費用はかかりません。

事前登録はこちらから！： https://forms.gle/9Ey9YU86SuCp3Ho3A

 

• 様々な挑戦を発信する拠点として

　また、「Scale」はグランドピアノと簡易的な照明設備を備え、約20席の音楽サロンとしても運用します。新たな創作の拠点としてはもちろん、表現活動を通じて来場者のクオリティ・オブ・ライフ向上に資する企画を実施して参ります。

スペース名となる「Scale」には、下記の思いを込めました。
 

1. 「Scale」とは、Art&Artsの社章である「天秤」を指します。「バランス感覚を育てる」というミッションを達成するために、あらゆる事業を行う拠点として機能するように、という思いを込めました。
2. 「Scale」には「音階」という意味があります。また、多くのピアノ教則本ではこのスケール練習が重要な基礎練習のひとつとして位置づけられています。音楽事業の拠点として運用していく指針を示すとともに、音楽教育に限らずArt&Artsが展開していくあらゆる教育事業では、社会で生きていく上での「基礎」を固める視点を大切にしたいという決意を込めました。
3. 「Scale」の最もよく知られた意味は、「規模」でしょう。まだまだ小さな会社、小さなスペースですが、ここから世界で活躍する人材を輩出していきたい、Art&Artsに関わったあらゆる人が社会にポジティブなインパクトを与えられる人になれるようにサポートしたい、というスケールの大きな夢を込めました。

　以上のミッション観と設備の元で、「教育」「音楽」を別々に考えるのではなく、例えば音楽を導入した授業をこども六法スクールで展開する、または演奏会で法律的なレクチャーを交えるなど、相乗効果を発揮しながら事業展開を行って参ります。
 

• 自分を守る力、誰かを守る力、社会を守る力

　「こども六法プロジェクト」は、プロジェクトリーダーの山﨑聡一郎が自身のいじめ被害・加害経験を踏まえ、いじめ問題に一石を投じることを目指して始まったプロジェクトでした。「こども六法スクール」」では、「生きる力＝自分の権利を守り、他者の権利をも同時に守ることができる、知識とバランス感覚」を育てることを通じて、子どもだけでなく大人も含めたいじめ・ハラスメント問題にアプローチしていきます。
　「みんな違って、みんないい」を実現する前段階に待ち受ける、「みんな違うから、苦労する」という試練を乗り越えるための知識や考え方を知り、鍛えておくのが、こども六法スクールのミッションです。「自分は変だ」という悩みと向き合う人も含め、多様な誰もが希望を持って生きていくことのできる社会の実現に向けたこども六法スクールの挑戦に、どうぞご期待ください。