観光地やテーマパークでの新たな移動手段「立ち乗り電動モビリティ」が新発売！岐阜発のもの作りベンチャーが製作

「歩くには遠い」を解決。立ったまま乗れて操作も簡単！お出かけから巡回警備まで

株式会社キュリオ

2023年11月24日 12時10分

日本生まれの国産ベビーカーブランド「CURIO（キュリオ）」や、パーソナルモビリティ（電動カート）「SCOO（スクー）」等の製造を手掛ける、岐阜発のもの作りベンチャー株式会社キュリオ（岐阜県岐阜市代表：高橋陽介）は、新たに立ち乗り型の電動モビリティ「SCOO XT（立ち乗り型）」を発売いたします。

立ち乗り型電動モビリティ「SCOO X（スクークロス立ち乗り型）」新発売

「歩くにはちょっと遠い」を解決

大型ショッピングモールでも導入

キュリオでは電動車いす「折りたたみ電動カート SCOO（スクー）」（scoo-web.com）を2017年に発売して以降、足の不自由な高齢者の方や、大型ショッピングモールでの移動手段として多くのお客様にご利用いただいてきました。そうして培った電動車いすのノウハウを応用し、この度、立ち乗り型の移動用小型車「SCOO XT（立ち乗り型）」を発売いたします。

「SCOO」の良さである簡単な操作はそのままに、立ったまま乗ることができるため乗り降りが更に簡単になりました。「歩くにはちょっと遠い」を解決する新たな移動の選択肢です。

テーマパーク内の移動から、巡回警備まで

観光地や公園・テーマパークにも

最高時速は5.5km/hと歩行と変わらない感覚でご利用いただける「SCOO XT（立ち乗り型）」。タイヤも厚みのある９インチと、整備が行き届いていない歩道や坂道でも安定して走行でき、日常のちょっとしたお出かけや、観光名所巡り、広い公園やテーマパークなどでもご使用いただけます。地方では「観光施設が点在していて、歩いて向かうには遠いけれど、車を出すほどではない」という地域も多いのではないでしょうか。そうしたエリアを周回する手段としてもご活用いただけると考えています。

巡回警備にも

また、立ったままの乗り降りが可能なことから、何かあればすぐに対応が必要な施設の警備や巡回にもご使用いただけます。警察庁によれば、国内の警備員の構成比率は65〜69歳が全体の14.8%、70歳以上が17%と、65歳以上が全体の31.8%を占めているそう。高齢者にとって、負担の大きい長時間の見回り業務の軽減にもつながるかもしれません。

「SCOO X（立ち乗り型）」の特徴

SCOO X（立ち乗り型）

■ 製品概要

製品名　　　：SCOO XT（立ち乗り型）

型番　　　　：SC02-1S

分類　　　　：移動用小型車

重量　　　　：31kg

サイズ　　　：全長98cm、幅55cm、高さ118cm

タイヤサイズ：9インチ

最高時速　　：5.5km(速度調整機能付）

連続走行距離：約13km

バッテリー　：リチウムイオン(24V)

充電時間　　：約2時間

登坂角度　　：10°

段差乗り越え：5cm

付属品　　　：充電アダプター、バスケット

希望小売価格：440,000円 (税込)

ウェブサイト：https://scoo-web.com/

■ デザイン・設計・操作性

○「移動用小型車※」として歩行者扱いの規格で設計されているため、免許不要ですぐに乗ることができます。

○4輪でバランスを崩さない乗りやすさを備えており、一般的な立ち乗りモビリティより乗車ステップが広いのが特徴です。

○乗り降りしやすい高さなので、楽な姿勢でご乗車いただけます。

○車体の色を変更したり、ロゴを入れたりすることも可能です。地域や、施設に合わせた仕様に変更いただけます。

○身長140cm以上、体重100kgまでの方にご乗車いただけます。

※「移動用小型車」とは、時速6km 以下、全長120cm、幅70cm、高さ120cm以下の電動機を用いる乗り物です。歩道(公道)走行が可能で、乗車時も「歩行者」と同等の扱いとなります。

台車牽引で、さらに広がる使用の場

工場内の荷物運搬にも

牽引アタッチメントと台車をつけていただくことで、工場での運搬や、キャンプ場や公園などでのゴミ運搬といった管理業務にご使用いただくことも可能です。牽引アタッチメントは、お客様のお使いの台車に合わせてカスタム可能です。台車も特注制作可能です。

※台車・牽引装置は別料金での受注生産です
※台車を牽引した場合公道の走行はできません

ゴミ箱を牽引することも