【最速公式レポート】約1年半ぶりに開催「踊り手サミットVol.5」開催！#踊サミ RAB（リアルアキバボーイズ）/SHARE LOCK HOMES/アナタシア/アルスマグナ 出演

2019年11月から約1年半ぶりに「踊り手サミットｖｏｌ．５」が開催。RAB（リアルアキバボーイズ）/SHARE LOCK HOMES/ アナタシア/アルスマグナ が出演。

Ｙｏｕｔｕｂｅ、ニコニコ動画などで絶大な人気を博す「ＲＡＢ（リアルアキバボーイズ）」「アルスマグナ」「ＳＨＡＲＥ ＬＯＣＫ ＨＯＭＥＳ」「アナタシア」の４チームが一同に会しての、正に夢のイベントとなった。

昨今のコロナ禍により、本来の開催予定から約一年という延期を挟んでおり、ネット上では開催を喜ぶファンの声も数多く見られ、いかにこの４チームが踊ってみたというカテゴリで支持を受けているかが分かる。

 

ライブはまず、ＭＣの「ゲッツ」によるオープニングアクトから始まった。バスローブに天狗のお面、ふんどしという異様な出で立ちで流行の「縄跳びダンス」を踊り、会場のひと笑いを誘う。そこからメイン４チームによる怒涛のメドレーダンス。ＲＡＢは自身の代表作でもある「おジャ魔女カーニバル!!」で会場を盛り上げていく。ＳＨＡＲＥ ＬＯＣＫ ＨＯＭＥＳは「ジャンキータウンオーケストラ」をＬＯＣＫダンスで華麗に踊り、アナタシアは「拝啓ドッペルゲンガー」でスタイリッシュにファンを魅了、アルスマグナは「ギガンティックＯ．Ｔ．Ｎ」を新入生を含めた１１人の構成で迫力のステージを披露、初っ端から会場は大盛り上がりの様相。

 

 

ここからは踊サミ名物のトークコーナー「踊サミＴＶ」。各チームから代表者が２名ずつ登壇し、「踊ってみたを始めたきっかけ」や「いままでの活動でヤバかったことＢＥＳＴ３」のテーマの下、自分たちの過去を振り返りつつ、この場でしか聞けないトークで会場からは驚きの声や笑い声が溢れた。

 

 

トークの次はＲＡＢのショータイムが始まった。「君じゃなきゃダメみたい」「青空のラプソディ」を踊り、”アニソンダンス”の第一人者である貫禄を見せる。その後は新メンバー３人でのユニット「ＲＡＢ ＥＳＰＩＣＥ」による「心予報」と「ありふれたせかいせいふく」と続く。そしていつもの衣装と打って変わってシックな装いで「Ｇｅｔ Ｗｉｌｄ」「夜に駆ける」を連続で踊り、トップバッターとして会場のボルテージを上げていった。

 

 

次の登壇はＳＨＡＲＥ ＬＯＣＫ ＨＯＭＥＳ。「第六感」「Ｍｒ．パーカーｊｒ」「うっせぇわ」と連続で披露、確かな実力と大人の魅力で、会場のファンを釘付けに。その後、自身のメジャーデビュー曲でもある「パリ↓↑パニ」を、この日はダンスのイベントだからということで、１００％ダンスのみの構成で披露。メジャーシーンに挑戦している、踊ってみた出身アーティストとしての力を見せ付けた。

 

 

再びトークコーナー「踊サミＴＶ」の時間。「ネット音楽、昔と今」「これからの踊ってみた 踊り手にできること」をテーマに、未来への展望・期待などを交えた真面目な話が飛び出し、前半の空気感とは違う本音トークに、会場からは共感や賞賛の拍手が多く上がることとなった。
 

 


後半戦の最初はアナタシアのターン。「虎視眈々」「フィクサー」と、セクシーかつ力強い振り付けで、出演者の中では一番の若手ながらも、確かな実力を備えていることを示した。そして「第六感」を、先ほどのＳＬＨとは違ったオリジナルの振り付けでダンス。同じ曲でもまた違った魅せ方があるというのも、踊ってみたというジャンルならではの文化であると言える。

 

 
ユニット毎のアクトのラストを努めるはアルスマグナ。「ｃＬｉｃｋ ｃＲａｃｋ」「最強☆青春ボーイズ」「ムフフ大作戦」「シリョクケンサ」「シンタイソクテイ」「脳漿炸裂ガール」をスペシャルメドレーとして矢継ぎ早に披露。出演者最多の１１人ということもあり、ステージ上の迫力はピカイチだ。更にアルスメドレーとして、オリジナルの楽曲「恋の容量」「フロリダ」「世紀末スクールウォーズ」「イレギュらレンジャー」「ココロＷＯＲＬＤ」「食悦パラサイト」をダンスオンリーバージョンで踊りぬいた。観客の中には自席で振り付けを真似する人もおり、踊り手としての高い人気があることが窺い知れた。

 

最後は各チームが「ロキ」「鬼ＫＹＯＫＡＮ」「ヒバナ」「＋♂」と、それぞれのオリジナル振り付けの中でも特に人気作を連続で踊り、会場の盛り上がりは最高潮のまま終演となった。

 

 

 

昨今、ライブの開催が困難とされている中で、しっかりとした対策を講じた上でこの規模の会場で、これだけの数の観客を魅了し、笑顔を与えた彼ら。踊ってみたというジャンルを背負う４チームの活躍にこれからも期待していくと共に、再びこのようなイベントが開催されることを楽しみにして行きたい。

 

 

 

取材
文章：Ryuichi Higashiyama
写真：AYATO.

 

 

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