約半数の高齢者が認知症の「資産凍結」リスクを理解。資産凍結を免れる「家族信託」に高齢者69.3%が興味、成年後見制度と比較し24.0ポイント高い結果に
〜トリニティ・テクノロジー株式会社、「認知症による資産凍結」問題とその解決策である「家族信託」に関する意識調査を実施〜
「スマート家族信託」(https://sma-shin.com/)を運営するトリニティ・テクノロジー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:磨和寛、以下トリニティ・テクノロジー)は、3000万円以上の金融資産を保有している(アッパーマス層以上)65歳以上の高齢者男女117名を対象に、「認知症による資産凍結」問題とその解決策である「家族信託」に関する意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月3日〜同年6月3日
有効回答:3000万円以上の金融資産を保有している(アッパーマス層以上)65歳以上の高齢者の男女117名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
※家族信託とは: https://sma-shin.com/family_trust/
<利用条件>
1 情報の出典元として「スマート家族信託」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL: https://sma-shin.com/
- 57.3%の高齢者が、2025年には5人に1人が認知症になるリスクがあることを理解
・知っている:57.3%
・知らない:42.7%
[1]内閣府「平成29年版高齢社会白書」(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html)
- 72.6%の高齢者が、日本で認知症患者が増え続けていることを知っていると回答
・知っている:72.6%
・知らない:27.4%
[2]厚生労働省老健局「認知症施策の総合的な推進について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000519620.pdf)
- 53.9%の高齢者が、認知症による「資産凍結」問題を理解
・内容を詳しく説明できる:4.3%
・内容をある程度知っている:49.6%
・聞いたことはあるが、内容は知らない :26.5%
・全く知らない:14.5%
・わからない/答えられない:5.1%
- 資産凍結により、約8割が自身や家族の生活に影響あり
・かなり影響が出る:42.7%
・やや影響が出る:34.2%
・それほど影響は出ない:15.4%
・全く影響は出ない:2.6%
・わからない/答えられない:5.1%
- 認知症による資産凍結問題について、74.4%から事前に対応を検討しておきたいという声
・非常にそう思う:28.2%
・ややそう思う:46.2%
・あまりそう思わない:11.1%
・全くそう思わない:1.7%
・わからない/答えられない:12.8%
- 事前に対応しておきたい理由、「妻のために何とかしたいと思う」や「自分の意思を反映したい」など
<自由回答・一部抜粋>
・77歳:妻のために何とかしたいと思う
・70歳:自分の意思を反映したいため。
・69歳:資産管理は全部自分が行っているので、資産が凍結されると妻が困る。
・67歳:成年後見人制度は問題が多いと聞くので。
・66歳:争続をさせたくない
・65歳:家族に資産の具体的な内容を教えていないのでそろそろ開示しておいた方がいいのかと思っているから。
・72歳:自分で判断できなくなるから 事前に対処方法を考えておきたい。
- 約半数の高齢者が「家族信託」、「成年後見制度」を理解
・内容を詳しく説明できる:3.4%
・内容をある程度知っている:42.7%
・聞いたことはあるが、内容は知らない :40.2%
・全く知らない:10.3%
・わからない/答えられない:3.4%
- 54.7%の高齢者が、成年後見制度に興味がないと回答
・非常に興味がある:11.1%
・やや興味がある:34.2%
・あまり興味がない:43.6%
・全く興味がない:11.1%
- 一方、第三者の介入を防ぐことができる家族信託に興味ありと回答する高齢者69.3%、成年後見制度と比較すると24.0ポイント高い結果に
・非常に興味がある:19.7%
・やや興味がある:49.6%
・あまり興味がない:23.9%
・全く興味がない:6.8%
- まとめ
まず、内閣府の高齢社会白書に記載のある2025年には5人に1人が認知症になるリスクについて、57.3%の高齢者が認識していることが分かりました。
さらには、日本において認知症患者が増え続けていることを72.6%の高齢者が「知っている」と回答しました。
次に、53.9%の高齢者が認知症による「資産凍結」問題を理解しており、そのうち約8割の方が、自身が認知症になった場合に資産凍結になることで自身や家族の生活に影響があると危惧する心境が明らかに。
そのため74.4%の方が、事前に認知症による資産凍結問題の対応を検討しておきたいと考えていることが分かりました。
事前に対応しておきたい理由として「家族が困らないようにしておきたいため」や「自分の意思を反映したいため」などが挙がりました。
最後に、「家族信託」または「成年後見制度」について伺うと、約半数の高齢者が制度を理解していることが分かりました。
また、45.3%の高齢者が「成年後見制度」に興味があると回答する一方で、第三者の介入を防ぐことができる「家族信託」に興味ありと回答した高齢者は69.3%となり、成年後見制度と比較すると24.0ポイント高い結果となりました。
今回の調査では、年齢と共に身近なリスクとなりつつある認知症による「資産凍結」問題について、約7割もの高齢者が事前に対応の検討が必要だと感じていることが分かりました。
自分が認知症になった時に、子どもやパートナーへ迷惑をかけたくないと漠然とした不安を抱えるものの、具体的な対策の検討はなされていないケースが多いようです。
「資産凍結」問題への対策を考える際、自身の資産の使い道は自身の意思を反映させたいという思いから、第三者が介入する「成年後見制度」についてネガティブなイメージを持つ傾向も見受けられ、第三者の介入を防ぎ、柔軟に託す人(親)の意思に沿って財産を管理することができる「家族信託」については関心を集める結果となりました。日本で認知症が増え続けていることから、認知症は他人事ではなくなってきています。元気なうちに家族と一緒に万が一の対応に備えることは、大切な家族の安心した生活を守ることに繋がるのではないでしょうか。
- スマート家族信託について
認知症になると預貯金の引き出しや自宅の売却などができなくなる「資産の凍結」状態に陥ります。
資産凍結に陥ると介護費用等の捻出もできなくなり、認知症患者ご本⼈や、そのご家族の⽣活にとって⼤きな打撃となります。
このような状況の中、認知症による資産凍結対策として家族信託(民事信託)という、家族の中で資産を信託し管理・承継を⾏う仕組みが注⽬されています。
当社はグループ企業を含め日本有数の家族信託の組成実績を持っており、これまで培った豊富な信託の組成経験をもとに「スマート家族信託」という財産管理をクラウドベースで⾏える日本初のサービスを運営しております。
- トリニティ・テクノロジー株式会社について
会社名 :トリニティ・テクノロジー株式会社
所在地 :東京都港区新橋2-1-1 ⼭⼝ビルディング1階
設立 :2020年10⽉30⽇
代表取締役:磨 和寛
グループ企業:
司法書⼠法⼈トリニティグループ
弁護⼠法⼈トリニティグループ
⾏政書⼠法⼈トリニティグループ
グループ創業:2009年7⽉1⽇
事業内容:
・家族信託サービス「スマート家族信託」(https://sma-shin.com/)の運営
・家族信託・相続等の専門家コミュニティ「TRINITY LABO.」(https://trinity-labo.com/)の運営
・相続手続き「スマホde相続」(https://trinity-tech.co.jp/souzoku-lp/)の運営
会社URL:https://trinity-tech.co.jp/
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