EDTAを使った世界初の小型ポータブル発電機「MG POWER 3」を来年1月リリース

電力インフラが途絶えても水だけで長時間発電、回復まで電力を届ける

 AI Power株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田慎司)は、世界初※の独自技術※によって「水を供給」するだけで、安定的に発電するポータブル発電機「MG POWER 3」の開発に成功いたしました。長期保存が可能で、使用時は水を加えるだけで15~40Wの電力を最大30時間供給します。スマートフォンやタブレットなど現代生活に欠かせない通信機器を、災害時など電力が途絶えた時でも安心して使えるようになります。

 製品は2026年1月15日にリリースを予定しています。

水を足すだけで即発電が可能

 MG POWER 3は、製品内の金属と空気中の酸素との化学反応で発電する発電機です。同様の原理を使った電池はこれまでにも多くありますが、低出力、短時間、放電の不安定さといった様々な課題がありました。本製品は人工知能(AI)により解析・最適化した独自の技術を開発し、これを解決しました。使用時には水を加えるだけで安定した電力を長時間供給します。もちろん騒音や排ガスは出さず、静かな環境を守ります。

災害時の停電による通信不能を克服

 地震・台風・豪雨・火山噴火・大規模停電など、災害の発生時に真っ先に失われるのは「電源」です。2024年正月の能登半島地震や、各地で頻発する集中豪雨では、電力が途絶え、携帯電話による通信ができずに多くの方々が困っている事例が多くみられました。今後、日本中西部の太平洋側では「南海トラフ地震」の発生が広範囲で起きると予想されています。その時に電源は確保できるか。緊急時の備えは待ったなしです。

 MG POWER 3は、災害即停電という心配を解消します。電力供給が途絶えた環境でも、水道水やペットボトルなどの水を入れるだけですぐに発電を開始し、USB端子からスマホやモバイルバッテリーを充電・延命できます。発電機の中核は交換可能なカートリッジ式で、カートリッジの入れ替えで発電を継続できるため、停電やブラックアウトの復旧が見通せない中でも、安心して通信機器が使えます。本体・カートリッジは軽量で場所を取らず、未開封であれば長期保管(10年)が可能です。

 水を入れると発電は一定時間継続するため、蓄電池と組み合わせることで、電気消費が少ない時は電気を貯めておき、多い時間帯は本製品と蓄電池からの供給を併用することで、柔軟で無駄のない電力供給を実現します。

 災害時に限らず、キャンプなど電源がない屋外レジャーなどでも使えます。さらには、世界中どこでも、電力網が未整備で風力や太陽光発電も使えない状況でのエネルギー源として活用できます。

未来を変える“超共存コンセプト”

 充電・再使用できる「二次電池市場」は、モバイルバッテリーや自動車の蓄電池などを含めて年間数十兆円規模で拡大を続けています。しかし、その膨大な数の充電池も、電力網が途絶えて再充電ができなければ使い物にはなりませんでした。

 MG POWER 3は、この課題を解決し、
• 世界中の既存蓄電池を有効活用する「延命プラットフォーム」として
• 災害・防災・人道支援関連の市場における“標準”として
• グリーンエネルギー循環の実現手段として

新たな成長市場を切り拓きます。

 本製品のその他の特長
•  高出力・高安定・安全性:可燃性燃料を使用しないため、火気・爆発リスクを抑制。
•  密閉・屋内環境での実用性:屋内や地下、シェルターなど、太陽光・風力が使えない場所でも稼働(※適切な換気条件を満たすこと)。
• 長期備蓄適合:蓄電型ではないため、充電管理が不要。必要時に即起動。

<製品概要>
• 製品名:MG POWER 3
• 本体サイズ:H235 × W260 × D245mm
• 重量:約3.6 kg
• 発電容量:555Wh
• 定格出力:15W〜40W
• 持続時間:30時間〜10時間(使用状況によって異なります)
• 出力端子:USB-A ×1、USB-C ×1
• カラー:ブラック/ホワイト
• 発売予定日:2026年1月15日
• 価格:未定
• 公式サイト:https://ai-power3.com

本製品の特殊技術
世界初※:水と酸素を用いるポータブル発電方式で、EDTAの特殊配合による実用的な反応制御を採用した市販モデルとして
EDTA特殊配合技術※:適切かつ強力に金属イオン(特にアルミニウム(Al3⁺)、カルシウム(Ca²⁺)、マグネシウム(Mg²⁺)など)を捕捉する物質、EDTA(エチレンジアミン四酢酸;C10H16N2O80)を使い、エネルギーを無駄なく電力へ変換する技術。これを発電主体の金属と組み合わせて小型のカートリッジ内に収め、交換式で使い勝手のよいポータブル発電機を実現。

<AI Power株式会社について>
社名: AI Power株式会社  
代表取締役社長:松田 慎司
所在地:東京都新宿区四谷4-28-4 YKBエンサインビル12階
HP:https://ai-power3.com/
設立:2024年8月

資本金:16,680万円
事業内容:AIエネルギーバランシングシステムをはじめ、AI独自深層学習を重ねるオリジナルAIエージェントの提供。AI並列解析システム開発やAIコンサルティングを通じて、イノベーションと持続可能性に注力した、次世代エネルギー技術の開発企業を目指している。
他社・研究機関との連携例:水素エネルギーの研究・開発を行う東京大学堂免特別研究室とAIを用いた高性能水分解光触媒の共同開発※、東京電力エナジーパートナーと新素材を用いた次世代二次電池に使うセルの共同研究※など

※東京大学堂免特別研究室との共同開発

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000078936.html

※東京電力エナジーパートナーとの共同研究

https://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2025/pdf/250605j0201.pdf


<お問い合わせ先>
AI Power株式会社 広報窓口

電話番号:03-6899-3966
Email:info@ai-power3.com

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会社概要

URL
https://www.japan-pri.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区四谷4-28-4 YKBエンサインビル 12F
電話番号
03-5368-0911
代表者名
井之上喬
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2004年08月