靴挿入型IoT歩行ナビのAshirase、既存投資家より1.75億円の資金調達を実施

~2024年夏頃の一般発売へ向けた開発・生産・販売活動をより一層加速~

株式会社 Ashirase

株式会社Ashirase(代表取締役:千野 歩、以下当社)は、現株主であるQBキャピタルとリアルテックファンドの2社を引受先とした第三者割当増資により合計1.75億円の資金調達を実施しました。累計調達金額は約5.25億円となります。
当社は今回の調達資金をもとに、2024年度夏頃に予定しております販売開始へ向けたチーム強化を進めるとともに、ハードウェアデバイスの開発と生産、専用アプリケーションのアップデートや新機能開発、マーケティング活動等より一層の取り組みを進め、移動価値の創出・向上に取り組んで参ります。

株式会社Ashirase

靴挿入型IoT歩行ナビの株式会社Ashirase、既存投資家より1.75億円の資金調達を実施
~2024年夏頃の一般発売へ向けた開発・生産・販売活動をより一層加速~

株式会社Ashirase(代表取締役:千野 歩、以下当社)は、現株主であるQBキャピタル (※1) とリアルテックファンド (※1) の2社を引受先とした第三者割当増資により合計1.75億円の資金調達を実施しました。累計調達金額は約5.25億円となります。
(※1 正式な引受先名称は「資金調達の概要」に記載)


当社は今回の調達資金をもとに、2024年度夏頃に予定しております販売開始へ向けたチーム強化を進めるとともに、ハードウェアデバイスの開発と生産、専用アプリケーションのアップデートや新機能開発、マーケティング活動等より一層の取り組みを進め、移動価値の創出・向上に取り組んで参ります。



当社は、「人の豊かさを”歩く”で創る」というミッションを掲げ、本田技研工業株式会社の新事業創出プログラムIGINITION発第1号スタートアップとして2021年4月に設立されました。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の方々の歩行にとって非常に重要な聴覚や保有視覚を邪魔しない振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築、150名以上の当時者に協力頂きながら製品化を進め、2023年春にはクラウドファンディングにより「あしらせ」先行販売モデルを約120名の方に購入いただきました。
今後、2024年夏ごろに新モデルによる一般販売をスタートさせると共に、引き続きBtoB、海外展開についてもPoCを実施し、社会実装を進めていくことで視覚障がい者の生活の豊かさを拡げて参ります。

■資金調達の概要
調達金額:総額1.75億円
調達方法:第三者割当増資
引受先 :
リアルテックホールディングス株式会社が運営するリアルテックファンド4号投資事業有限責任組合
QBキャピタル合同会社、及び株式会社NCBベンチャーキャピタルが運営するQB第二号投資事業有限責任組合



■投資家からのコメント
QBキャピタル合同会社 シニアアソシエイト

大友 幹隆 氏

「前回に続いて、当資金調達のラウンドに参加できたことを嬉しく思います。Ashiraseの体験会で生の声を聞いた際に、視覚障がい者の方々のワクワクした気持ちを直接感じ取れたことを今でも覚えております。この新たな体験を世界に広めるべく、弊社として引き続き全力で支援を行って参ります。」



リアルテックファンド グロースマネージャー

木下 太郎 氏 

「Honda IGNITIONでAshiraseと出会い、思い描いていた世界の実現が近づいていると、とてもワクワクしています。ラボに閉じこもるのではなく、誰よりも多くの視覚障がい者の方々と出会い、その声を汲み取り製品に活かす姿勢はAshirseがもつ誰にも負けない価値だと信じています。目指す世界の実現に向けてリアルテックは支援し続けます。」


■当社代表からのコメント
株式会社Ashirase
代表取締役CEO 千野 歩

「この1年間、先行販売をさせていただいたユーザーの方々の意見を中心に製品のアップデートを重ねてまいりました。今回調達させて頂いた資金を用い、さらに価値を高める研究開発だけでなく、より多くの方に届けていくために製造を加速させていきます。
視覚障がい者の方々にとっての移動は人によってそれぞれ課題が異なりますが、根本的な「一人で外出したい」という想いを少しでも後押し出来るよう、全社一丸となって取り組んでまいります。」


■歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」について
・視覚障がい者について
【日本および世界における視覚障がい者について】
ロービジョン (※2) を含めた日本の視覚障がい者数は、国内で推定 約200万人、全世界では約3.4億人にのぼると推定されています。(※3)

【視覚障がい者が持つ単独歩行への課題】
晴眼者は歩行時、8割の情報を目で取得していると言われていますが、視覚障がい者は資格かでの情報取得が困難なためでは、多くの情報を聴覚、白杖操作、足の裏の感覚、匂いなど様々なインターフェースで取得し同時に処理して歩いています。

一方、何かに集中してしまうことで危険を察知できずに事故にあったり、曲がり角に気づかず道に迷ったりしてしまいます。


・「あしらせ」について
【視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム】

あしらせは、足の甲などへ振動を与える靴挿入型デバイスとiPhone用アプリを用いた、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステムです。
足への振動インターフェースにより、視覚障がい者にとって非常に重要な聴覚や白杖操作の感覚を邪魔せずに誘導情報を伝え、単独歩行をサポートします。
また、一度歩いた道を記憶するマイルート機能や、おすすめの店舗情報を詳細に確認することが可能な発話型AIスポット検索など、当事者のニーズ合わせた機能を搭載しています。




【先行販売からの進化ポイント】
今夏、新しいバージョンのあしらせデバイスを発売予定です。現行モデルからの進化として以下のアップデートを搭載できるよう、研究開発と製造を進めております。

次期モデルの特徴 (※4)
・デバイスが付け心地向上、違和感なく振動も感じ取りやすいインターフェースへ
・初期モデルより一回り小さく、デザインも一新
・高精度GNSS (※5) モジュールの搭載
・視覚障がい者にとって歩きやすいルートの提供


■事業拡大に向けた人材募集
【採用情報】
なお当社では事業拡大に向けた人材の強化をおこなっております。
採用詳細は以下URLよりご覧ください。
https://en-gage.net/ashirase_career/

【当社メンバーの情報発信】
公式Note https://note.com/ashirase
公式Facebook https://www.facebook.com/Ashirase/
公式 X https://twitter.com/Ashirase_Inc


※2 「【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト」において「よく見える方の眼で、矯正視力が0.1を超えるが、0.5未満」と定義
※3 【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト (https://www.gankaikai.or.jp/info/kenkyu/2006-2008kenkyu.pdf) より直近の人口構成より当社推定、また先進国全体についてはVsion Atlas (https://www.iapb.org/learn/vision-atlas/)
※4 搭載機能に関しては変更となる可能性がございます

※5 GNSSはGlobal Navigation Satellite Systemを指し、衛星測位システムの総称となります



<株式会社Ashirase>
・社名         :株式会社Ashirase(アシラセ)
・代表者  :代表取締役 千野歩
・本店所在地:東京都港区虎ノ門2-2-1住友不動産虎ノ門タワー5階グロース虎ノ門room3
・設立   :2021年4月
・資本金  :50,000,000円
・事業内容 : 歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」の開発、販売、運用
・HP     : https://www.ashirase.com/


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会社概要

株式会社 Ashirase

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URL
https://www.ashirase.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-2-1  住友不動産虎ノ門タワー 5F グロース虎ノ門
電話番号
-
代表者名
千野 歩
上場
未上場
資本金
9754万円
設立
2021年04月