【発災1ヶ月】10年前、直接死の4.5倍にのぼった「災害関連死」を防ぐため、熊本地震震災ミュージアムKIOKUが命を守る「4つのアクション」特設サイトと啓発ポスターを無料公開
関連死の約81%は発災からの3ヶ月に集中。発災1ヶ月で「見守りの空白」が生じる今、2016年の教訓を繰り返さないために。過去の具体的なエピソードに基づいた対策とポスターを公開し、大切な命を守ります。

熊本地震 震災ミュージアムKIOKU(所在地:熊本県南阿蘇村)は、令和8年熊本地震の発災から1ヶ月となる本日2026年8月27日、災害関連死を防ぐための特設プロジェクト「災害関連死ゼロ」を公開いたしました。
2016年熊本地震の教訓と、過去の具体的な被災エピソードをもとに、「命を守る4つのアクション」をわかりやすく図解。ご家族や知人に直接シェアしたり、地域で掲示できる「啓発ポスター画像」も無償で提供し、命を守るための声掛けや備えを呼びかけます。
■ 特設WEBサイト:「災害関連死ゼロ」プロジェクト
URL: https://kanrenshi.kioku-kumamoto.jp/
■ なぜ「発災1ヶ月」の今なのか?(プロジェクトの背景)
発災から1ヶ月が経過し、被災者は避難所からご自宅などへ戻り始める「在宅・分散フェーズ」に入りました。これにより、行政や支援スタッフの目が行き届かなくなる「見守りの空白」が発生しています。この時期こそ、自宅復旧による過労や、孤独な在宅避難による孤立から「災害関連死」のリスクが急増する「命の分水嶺」なのです。
2016年に発生した熊本地震では、以下の事実が残されています。
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直接死の4.5倍: 地震の揺れによる直接死50人に対し、関連死は225人にのぼりました。
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3ヶ月以内に81%が集中: 関連死の多くが発災初期の過酷な環境によって引き起こされています。
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死因の約56%が呼吸器・循環器疾患: 肺炎(誤嚥性肺炎など)や心不全・エコノミークラス症候群などが半数以上を占めました。
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犠牲者の78%が高齢者・87%に持病あり: 体力や免疫力が低下しやすい方が深刻なダメージを受けています。

■ 過去のエピソードから学ぶ「命を守る4つのアクション」
地震の揺れではなく、避難生活の環境が命を奪う悲劇を防ぐため、本特設サイトでは過去の災害関連死のリアルな声(証言エピソード)とともに、今すぐできる4つの対策を公開しています。
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【トイレと水分・熱中症】 「水断ち」が突然死を招く。我慢せず水分補給とトイレを。
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【足の運動】 同じ姿勢が致死的な血栓を作る。1〜2時間おきにかかとを上げ下げする。
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【口腔ケア】 キャップ1杯の水が命を救う。少量の水でのうがいやティッシュでの歯拭きを。
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【休息とつながり】 余震の恐怖と孤立が心臓を壊す。段ボールベッド等で睡眠環境を整え、声を掛け合う。



■ 家族や地域で共有できる「啓発ポスター画像」を無償提供
特設サイト内では、これらのアクションをまとめたポスター画像(JPG形式)をフリーダウンロード提供しています。 被災地から離れて暮らす県外のご家族やご友人が、LINE等のメッセージアプリを通じて被災者へ直接「命を守る情報」を届けたり、地域の集会所や避難所に印刷して掲示していただくなど、皆さまの身近な場所での声掛けに自由にご活用いただけます。
■ 熊本地震震災ミュージアムKIOKUからのメッセージ
2016年の熊本地震。私たちは、地震そのものを生き延びたにも関わらず、過酷な避難生活によって命を落とす「災害関連死」の恐ろしさを目の当たりにしました。あの日の後悔を、現在の被災地で決して繰り返さないために。 当館はこれからも、震災の記憶を風化させず、防災・減災の大切さを伝える拠点として活動してまいります。
■ プロジェクト概要
名称: 「災害関連死ゼロ」プロジェクト(Remember 2016)
公開日: 2026年8月27日
主催: 熊本地震 震災ミュージアムKIOKU(指定管理者:みなみあそ観光局)
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