新作の陶仏、仏具が並ぶ。浅井竜介展「神宿る森羅万象の片鱗」銀座にて開催中
2023年11月11日(土)ー11月24日(金)11:00ー19:00(最終日は17:00閉場)火曜定休・入場無料 会場:ギャラリー厨子屋
浅井竜介展「神宿る森羅万象の片鱗」
2023年11月11日(土)ー11月24日(金)11:00ー19:00(最終日は17:00閉場)火曜定休・入場無料
会場:ギャラリー厨子屋[ 東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1F ] TEL:03-3538-5118
作家在廊日:11/11(土)・12(日)・17(金)・23(木・祝)
「鶯の声を聞きつるあしたより春の心になりにけるかも」良寛
大切な人の声が聞こえますように...こころに光がさしますように。
神宿る森羅万象。ボクの創造物がその片鱗でありますように。 浅井竜介
自身初となる仏像制作。原点に立ち返り、野焼きにも挑戦。
今回の企画展に際し、初めて仏像を手掛けた浅井氏。仏像の制作について、次のように語っています。
「祈りのかたち、というものをじっくり考えて作ったことが、今までなかった。土の存在感や感覚に委ね、手の表情だけは神経を遣い、それ以外はなるべく神経を使わない。子供たちとワークショップをする機会があり、彼らは何も考えずに面白いものをたくさん創っている。本来、こうあるべきだと常々考えていて、自分もそんなものを創れたらいいなと思っている。」
また、独特のグラデーションが印象的な仏像たちですが、この色味は自身初となる野焼き技法によるもの。
「縄文土器のような陶芸の原点に立ち戻った制作を試みたかった。土は火にかけられることで、化学反応をして硬化する。このプロセスに焼き物本来の力を感じる。特に直火にそのまま当たるという強さや神聖さ。それを作品として表現してみたいと思った。自分の作品を野焼きするという技法は初めてだったが、その力強さを目の当たりに出来、とても楽しかった。」
香炉や燭台などの仏具、書など約230点を展示販売
祈りを込める器たちを制作するにあたり、“向き合う姿勢”をとても大切にしたという浅井氏。「神宿る森羅万象の片鱗」という企画展タイトルは、自身がつくった器も、神が宿る場所になってくれることを願ってつけたもの。浅井氏ならではの鮮やかな赤が特徴の深緋(こきあけ)の仏具など、約230点が並びます。
浅井竜介(陶芸家、書道家、文筆家、音楽家)
1966年名古屋生まれ。翌年、東京へ転居。早稲田大学にて近代工芸史を学び、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ大学院で陶芸の理論、技術を修める。帰国後、陶芸家・鯉江良二氏、インテリアデザイナー・内田繁氏の知遇を得る。
クラシカルでありながら、モダニズムを融合させる独自の作風と造形が注目され、特に茶陶において高い評価を得ている。また、近年は書道家としても活躍し、主に文学的なイマジネーション溢れる作品で注目を集めている。銀座一穂堂、新宿柿傳ギャラリーを始め、全国各地のギャラリーにて展覧会を多数開催。常に革新的な作品を発表し続けている。一方、コラムや翻訳などの文筆業をはじめ、音楽プロデューサーや作曲家、ミュージシャンとしても幅広く活動するマルチアーティストである。祖父は陶芸家・矢野陶々、父は写真家・浅井愼平。
公式YouTubeチャンネル開設 インタビュー動画更新中
今回新たに厨子屋公式YouTubeチャンネルを開設しました。制作の裏側など、浅井氏のインタビュー動画を公開しています。
厨子屋 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@zushiya_altemeister
浅井竜介展「神宿る森羅万象の片鱗」
2023年11月11日(土)ー11月24日(金)
11:00ー19:00(最終日は17:00閉場)
火曜定休・入場無料
会場
ギャラリー厨子屋
104-0061 東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1F
TEL
03-3538-5118
作家在廊日
11/11(土)・12(日)・17(金)・23(木・祝)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像