スパイレント、新時代Wi-Fiデバイス向けに自動テストソリューションを発表
Octobox STAオートメーションパッケージがパフォーマンステストのワークフローを劇的に加速します。
メリーランド州フレデリック- 2025年4月29日 - 次世代デバイスとネットワークのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc(LSE:SPT 以下、Spirent)は本日、Wi-Fi 6/6EおよびWi-Fi 7ネットワーク上のクライアント・ステーションとデバイスの包括的な性能テストと検証を完全に自動化するソリューション、Octobox STAオートメーション・パッケージのリリースを発表しました。この新しい自動化パッケージは構造化され、反復可能で拡張性のある検証自動ワークフローによって設計されており、時間がかかり、一貫性がなく、リソースを大量に消費する手動テストに代わりWi-Fiステーションのテストを劇的に高速化します。
Wi-Fi技術は急速に進化しており、Wi-Fi 6および6Eの実装は2025年に市場シェアの80%を超えると予測され、次世代Wi-Fi 7の採用が大きく前進しています。この新時代の無線技術の急速な普及はますます高度化するWi-Fi接続機器の信頼性の高い性能を確保しようとするメーカーに課題を突きつけています。
SpirentのVP of Wireless Product Management, James Kimeryは次のように述べています。「次世代Wi-Fiデバイスのテストに必要な複雑さと時間は320 MHzチャネル、4096 QAM、Multi-Link Operationなどの進歩によって飛躍的に増大しています。当社の新しいSTAオートメーション・パッケージは品質保証チームがこれらの課題に真正面から取り組めるように設計されています。包括的な自動パフォーマンス・テスト・ワークフローにより、手動による方法に比べてテスト時間を最大70%短縮でき、かつては数個のテストシナリオを実行するのに要した時間で数十個のテストシナリオを実行できるようになります。」
SpirentのOctoboxテストベッドはOTA(Over-the-Air)Wi-Fi機器やデバイスをテストするためのカスタマイズ可能な隔離チャンバーと測定器のセットで構成され、新しいSTAオートメーションパッケージは実環境での最適なパフォーマンスを保証する完全自動化テスト スイートを提供します。メーカーはこのパッケージにより反復可能な夜間並行マルチステーション試験を自動化し、手動試験に伴う不整合を排除しより多くの機器、より多くの環境、より頻繁な検証を行うことができます。
STAオートメーション・パッケージはWi-Fiデバイスの評価における重要な問題に対応しています:
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パフォーマンスとスループット:包括的なマルチステーション・テストで最大50%の向上を達成
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スケーラビリティ:人手を介することなく広範なマルチデバイス、マルチ環境テストをサポート
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包括的な検証:最大スループット、レート対レンジ、Fixed MCS Sweep、MU-MIMO、OFDMA、ローミング信頼性、後方互換性を保証します。
STAオートメーションパッケージはOctoboxの包括的なWi-Fiステーションテスト機能をベースに構築されており、Octoboxのテストベッド エコシステムにシームレスに統合されるためメーカーは民生用スマートフォン、ラップトップ、タブレット、ヘルスケア、教育用アプリケーション、ネットワーク機器などさまざまなWi-Fiステーションを徹底的に検証することができます。
Octobox STAオートメーション・パッケージはSpirentのWi-Fiデバイス向けTaaS(Test as a Service)の一部としても利用可能で、性能テストのためにデバイスをSpirentに預ける期間を短縮します。
詳細については、Spirent Wi-Fiソフトウェアのウェブページをご覧ください。
Spirent(スパイレント)について
Spirent Communications plc. (LSE: SPT) は、ネットワーク、サイバーセキュリティ、および位置情報に関する自動テストおよび保証ソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。 同社は5G、AI、クラウド、自動運転車など、次世代のテクノロジーにおけるテスト、保証、および自動化の課題に対応する革新的な製品、サービス、およびマネージドソリューションを提供しています。ラボから実世界まで、Spirentは次世代の接続デバイスやテクノロジーを顧客に提供する企業を支援しています。 詳細については www.spirent.com をご覧ください。また、LinkedIn、X、Facebookでも情報を提供しています。
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