クリスマスプレゼントにいかが?障害児に本を届ける活動をしているエファジャパンが「子どもたちへ贈りたい本」アンケート結果を公開
本を届ける活動に共感してくださった方々が推薦してくださった「未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」をご紹介します
◾️企画趣旨
エファは「本の飢餓」をなくし、子どもたちの自ら生き抜く力と、豊かな心を育むための活動をしています。
本の飢餓とは、障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)が非常に限られている状態のことをいいます。その数は、全世界で毎年出版される本の中の7%、開発途上国ではわずか1%以下と推定されます。世界盲人連合(WBU)がこの状況を「本の飢餓(bookfamine)」と名付けました。
本は命と心の栄養です。本がなければ基礎的な読み書きを学べず、生活に必要な情報が届きません。さまざまな価値観や文化に触れ、想像力を養うこともできません。
エファのこの理念と活動に共感いただいた皆さんに、未来を担う子どもや青年たちへ、贈りたい本をアンケートでお伺いしています。
◾️アンケート結果「子どもたちへ贈りたい本」について
アンケートの結果は以下のサイトで公開しています。
今後もアンケートに回答してくださった方の「子どもたちへ贈りたい本」を続々追加予定です!
https://www.efa-japan.org/post-17223/
皆さんからお薦めいただい本は、今後の支援活動に役立てるため、現地スタッフや子どもたちにお伝えさせていただいています。
以下は、サイトより一部抜粋です。
【選んだ理由や本との思い出】
この本は、一日の中のあるひと時というフレームの中で捉えた、世界各地の子どもの姿を切り取って見せてくれます。レンズをある刹那に固定して、そこから世界の国々を見れば、平和にラーメンをたべている子、児童労働をしている子、飢えなのか、病気なのか、怪我なのか、地雷を踏んだのか、あるいは流れ弾にあたったのか、外に倒れたままの子がいることも見えるのです。この数年間、新型コロナウイルスが、地球上の人々の生命を危機に陥れました。そして、東欧で起きたウクライナ戦争が、世界の経済全体に大打撃を与え、その余波で日本に住む私たちも苦しんでいます。地球上の命は繋がり、命を支える食べ物もエネルギーも依存しあっていることを、この数年で実感させられました。平和と戦争は隣合わせであること、幸せと不幸は時を同じくして発生していること、私たちは単独で生きているわけではないことにも、目が開かされました。
今この機会に『ぼくがラーメンたべてるとき』を、大人にも子どもにもぜひ開いていただきたいと思います。
【選んだ理由や本との思い出】
モノを大切にするということ、それがエコとなり環境保護につながるということにつながることがわかる絵本です。【子どもたちへのメッセージ】
少しずつでもいいので、自分の興味の世界を広げていってください。それが将来の選択肢を増やしてくれます。
【選んだ理由や本との思い出】
村人から軽んじられている主人公が、知恵で村の危機を何度も救っていくという筋立て。様々な困難を乗り越えていく過程が面白く、またコンプレックスを抱えたキャラクターたちに共感して励まされる子供が多いと思う。何よりも透徹した自然観が魅力的(日本でいえば上橋菜穂子のそれに似ている)。小学生~中学生にかけて何度も読み返した。【子どもたちへのメッセージ】
好奇心は人間に与えられた最大のギフトだ、という言葉が恩田陸「ねじの回転」という小説に出てきます。「知りたい」という気持ちを大切にすると、人生が楽しめると思います。
【選んだ理由や本との思い出】
幼いころから男の子が育つ姿を見守ってきた“大きな木”。成長するにつれ、自分勝手な人間になっていく彼を見ても、見放すことなく、帰ってくればいつでも無償の愛で彼を包む。大人になり、当時付き合っていた人(今の妻です)からプレゼントされたこの本を読んだ時に、それまで距離を置いていた両親の姿が重なって見え、胸が熱くなったのを覚えています。何かのときにいつもプレゼントしてしまう絵本です(笑)【子どもたちへのメッセージ】
両親や大人たちが自分のことをわかってくれないと思うこと、ありますよね。中学生になった時、高校生になった時、もしかしたらもう少し大人になった時なのかもしれませんが、思い出してぜひ読んでみてほしい素敵な一冊です。
◾️「子どもたちへ贈りたい本」を募集しています
小さい頃にお母さんにせがんで読んでもらった本。
社会人1年目でつらいときに先輩に勧めてもらった本。
震災のとき避難所で読んで励ましてくれた本。
ずっと気になっていて定年してからやっと読んだらとても面白かった本。
あなたが、これからの未来を担う子どもたちや青年たちに贈りたい本はどんな本ですか?
本の中のものがたりは、私たちの人生を支えてくれる。
そして、ひとはいつでもどこでも、自分ものがたりを描く力をもっている。
でもまだそれを知らない子どもたちがいます。
本の力を知っているあなたにこそ、私たちと一緒に、子どもたちへ本を届けてほしいのです。
「子どもたちへ贈りたい本」アンケート回答は以下のフォームよりお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdMGvFgpzTUGLE3g2gQsmb75YJvrh17NJv4ecWQeCeJR80H-Q/viewform
■エファのビジョン
すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、「自分ものがたり」を描ける社会に。
■About us
エファは、日本全国の自治体や公立の病院、保育所、福祉施設、交通機関や上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004年に設立された国際協力NGOです。貧困やさまざまな障害のため学校にいけない子どもたちの権利を守り、初等教育の推進や児童労働の削減、障害児のライフスキルの向上に取り組んでいます。
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