バレンズセミコンダクター、MIPI A-PHY規格に準拠の半導体メーカー7社との製品互換性試験を成功させ、自動車業界標準となるMIPI A-PHYエコシステムをさらに推進
バレンズセミコンダクターはMIPI A-PHY規格準拠半導体メーカー7社(Analogix, ESWIN Technology, Motorcomm, OmniVision Technologies, Silergy, SimChip, and Velink )との相互運用性試験を実施し、成功させたと発表しました。今回の試験はA-PHY技術の周辺製品を開発する企業の堅牢なエコシステムがすでに確立している中国においてA-PHYを広く普及させるための重要な一歩であり、世界の自動車業界にA-PHY技術の大きな盛り上がりを示すものです。
MIPI A-PHYは非対称の車載高速コネクティビティを対象として自動車業界で策定された初の規格です。バレンズはMIPI A-PHYにおけるリーディング・カンパニーとして市場で初めてA-PHY規格に準拠したチップセットを提供し、自動車メーカーから採用決定を獲得しました。
今回相互運用性が証明されたことは、強力なエコシステムに支えられた業界標準の確立に向けた重要なマイルストーンです。この様な標準規格が普及することにより、サプライチェーンの安全性が向上し、特定ベンダーの価格に左右されることが少なくなります。数週間にわたって実施された相互運用性試験の一環として、Valensは複数のイベントですべてのメーカーとA-PHYの接続性を確立し、A-PHY向け半導体の成熟度の高さを示しました。
バレンズセミコンダクターのオートモーティブ・ビジネス責任者のAdar Segalは「MIPI A-PHYは世界的に普及が加速しており、特に中国でその傾向が強いことを嬉しく思います」と述べ、さらに「A-PHYエコシステムはADASと自律走行システムの進歩を可能にする新技術を積極的に模索し、迅速に取り入れています。A-PHY規格の業界標準化に向けて複数の企業が取り組んでいます。今回のイベントはその最新の取り組みに過ぎず、今後も標準化を進めてまいります。バレンズはA-PHYチップセットを最初に提供したリーディング・サプライヤとして、今後もこの市場で大きなシェアを獲得する体制が整っています」と語りました。
MIPIアライアンスのエグゼクティブ・ディレクターのPeter Lefkin氏は「今回、複数のA-PHYベンダー間の相互運用試験が成功したことにより、A-PHYエコシステムの成熟度の高さが改めて示されました」と述べ、さらに「今回の試験イベントにより、システム設計者がA-PHYデバイスを検証できるMIPI A-PHYコンプライアンス・プログラムのロールアウトがよりスムーズになります。こうした取り組みを複合的に進めることが重要なマイルストーンとなり、MIPIアライアンスが車載市場向けの堅牢なSerDes規格の策定を順調に進めていることを自動車メーカーにアピールできます」と語りました。
中国はA-PHYの採用において先駆的な地域であり、プラットフォーム、SoC、シリコン、カメラ・センサ、IPや開発ツールなど、A-PHY製品を提供するベンダーが集結する拠点になっています。エコシステムの成長はA-PHY規格を求める中国自動車メーカーの声に応えてきた結果です」と語りました。
AnalogixのCEOテクニカル・アシスタントのAlex Zhang氏は「MIPI A-PHYの普及が著しいことは誰にも否定できません。自動車メーカーが新しいイノベーションをいち早く採用する中国ではその傾向が特に顕著です。中国にはA-PHYに関心を寄せる自動車メーカーやTier1サプライヤが多く存在します」と述べています。
ESWIN Technology グループの共同CTOのLi Ma氏は「A-PHYベンダーで構成されるエコシステムが強固で成熟していることを世に示した相互運用性試験イベントを開催し、成功させたバレンズセミコンダクターに感謝の意を表します。私たちのA-PHYチップは非常に順調に動作しており、市場投入を心待ちにしています」と述べています。
Motorcomm Electronic Technologyのマーケティング・ディレクターのJason Lyu氏は「私たちのA-PHYチップは高帯域幅でバレンズのA-PHYチップとの相互運用性が確認でき、性能面でもまったく問題がありませんでした。A-PHYエコシステムがさらに発展し、より多くの自動車メーカーやTier1サプライヤから採用されることを願っています」と述べています。
OmniVision TechnologiesはA-PHYを統合したセンサを開発しており、製品化されると小型化、低消費電力化、コスト削減につながります。センサの統合には標準化されたソリューションが必須です。その点で、小型で低消費電力のシリアライザーと高性能のデシリアライザーを使用した統合を効率化するためのMIPI A-PHY規格が優位です。
OmniVision Technologiesのデザイン担当シニア・ディレクターのHeng Fan氏は「OmniVisionは車載画像処理のイノベーションの推進に取り組んでいます。MIPI A-PHYを私たちのセンサに直接統合することにより、自動車メーカーやパートナーに大きな価値を提供できます」と述べています。
SilergyのSerDes製品ライン・マネージャーのAnjin Du氏は「今回の相互運用試験の成功はA-PHY技術にとって始まりに過ぎません。A-PHY技術の優位点としては、初の業界標準であること、真のエコシステムが存在すること、軽量ケーブルによるシステム・コストの低減、優れたノイズ・キャンセリングと補正技術などが挙げられます。こうした優位点はお客様にも認識されており、近いうちにA-PHY技術が世界の自動車業界で採用されるようになると確信しています」と述べています。
Motorcomm Electronic Technologyの共同設立者 兼 副ゼネラル・マネージャーのKai Lyu博士は「私たちは市場で確実にニーズがあることを実感し、製品開発に着手しました。今は早く市場投入できるよう、多大なリソースを投入しています」と述べています。
VelinkTechのCTOのChen博士は「私たちが苏州首传微电子有限公司という会社を設立したのは、A-PHYがきっかけでした。各メーカーが独自に開発したSerDes規格は自動車メーカーのコスト要件やサプライチェーンの安全性要件に適していませんでした。そこで世界初の車載用SerDes規格のMIPI A-PHYが策定され、こうした問題が解決されました」と述べています。
Valens Semiconductorについて
バレンズセミコンダクターは高速コネクティビティ・ソリューションのリーディング・プロバイダとして、世界の人々に向けてデジタル体験の変革を実現しています。バレンズの半導体チップセットは大手メーカーのさまざまな機器に搭載されており、最先端のオーディオ・ビデオ機器や次世代ビデオ会議機器に採用されているほか、ADASや自動運転の進化を可能にしています。バレンズはコネクティビティの範囲を広げつつ、事業の展開先における基準を確立し、その技術はHDBaseT®やMIPI A-PHYなどの業界標準の基礎になっています。詳細については https://www.valens.com/. をご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 電子部品・半導体・電気機器