中国銀行と協業し、自動車部品向け金型の設計から製造までグローバルに展開する 山陽精機株式会社を事業承継
当機構独自の仕組み「事業承継プラットフォーム®」を活用
株式会社事業承継機構(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉川 明)は、株式会社中国銀行(本社:岡山県岡山市、取締役頭取:加藤 貞則)と協業し、山陽精機株式会社(本社:岡山県真庭市、代表取締役会長:行本 充宏、代表取締役社長: 山口 健)を対象会社とした事業性評価に基づく融資組成を行い、当機構の独自の仕組である「事業承継プラットフォーム®」の活用を通じて、本年9月9日付けで事業を承継いたしましたのでお知らせします。
1981年に設立された山陽精機株式会社は、樹脂金型とダイカスト金型の設計・開発・製造を行っています。主に、量産向けの自動車部品製造用の金型を製造し、国内外の主要自動車メーカーのTier 1へ直接製品を納入しています。1995年に山陽精機アメリカ(SSA)を米国イリノイ州シカゴ郊外に設立以来、グローバルネットワークを構築し、米国・欧州・日本を含むアジアでグローバル車種に対応しているのみならず、30年以上の金型国際調達の管理ノウハウと実績があります。
同社は、工作機械の排熱を利用した恒温工場システム(365日、24時間28度±1度)で特許を取得しており、第8回ものづくり日本大賞優秀賞(経済産業省)を受賞しました。さらに、高精度・高速機械加工による1/100mmの型精度・独自の仕上げレス、無修正技術も確立しています。
山陽精機株式会社は後継者不在の中、当機構が、独自の仕組である「事業承継プラットフォーム®」の提供を通じて承継することとなりました。なお、承継後の経営体制については、前代表取締役の行本充宏が代表取締役会長に就任し、当機構から代表取締役社長として山口 健を派遣することで、現経営陣と共同経営の形で引き継ぎを行います。
【山陽精機株式会社 会社概要】
会社名 |
山陽精機株式会社 |
代表者 |
代表取締役会長 行本 充宏 代表取締役社長 山口 健 |
本社所在地 |
岡山県真庭市開田125番地 |
設立 |
1981年11月 |
事業内容 |
ダイキャスト用金型及び樹脂射出成形用金型の設計、開発及び製造 |
従業員数 |
53名 |
【事業承継機構について】
株式会社事業承継機構(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3276号 / 加入協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会/一般社団法人日本投資顧問業協会)は、「事業承継問題を全面的に解決し、日本の宝である中小企業を子や孫に残す」を使命としています。2018年の設立以来、資本主義では解決出来ない事業承継問題の解決にソーシャルビジネスとして取り組むため、独自の仕組である 「事業承継プラットフォーム®」の提供を行っています。
設立から5年強で、40社以上の金融機関、50社以上の大企業と連携、永久保有を前提として23社の中小企業を承継し、売上180億円超、従業員数1,000名超のグループに成長しました(2024年9月)。
また、当機構は、一般個人が事業承継問題の解決を支援するために投資できる日本初の仕組を構築し、「社会貢献しながら資産運用する」ソーシャル運用®の機会を「事業承継未来ファンド」を通じて提供しています。
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