丸善ジュンク堂書店の90店舗で、フェア「ルビで広がる本の世界」を5/16より開催!
社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指す一般財団法人 ルビ財団(所在地:東京都港区、代表理事:伊藤 豊、以下ルビ財団)は、5/16より丸善ジュンク堂書店の90店舗でフェア「ルビで広がる本の世界」が開催されることをお知らせします。

日本語は、漢字が読めなければ内容を理解しづらく、アルファベットで書かれた英単語と比べて辞書をひくことも難しいことから、読めない漢字の存在が、読書のハードルとなってしまうことがあります。ルビ財団では、書籍にルビが適切に振られていれば、子どもたちや漢字が苦手な人でも興味のある分野の本を読むことができ、可能性を広げることができると考え、ふりがな(ルビ)が多く振られた「ルビフル本」の選書活動に取り組んできました。
丸善ジュンク堂書店においては、2024年9〜11月に丸善 丸の内本店にてルビフル本の選書フェアを開催されました。参加された方から「子供も読むことのできる本が集められていて、自分が興味のあるジャンルの本を子どもと一緒に楽しめると思いました。」「子供が自分で読みたい本を選ぶ機会になった。」などの声をいただいたことから、より多くの方にルビを通じた読書の世界の広がりを伝えることを目指し、このたび5月16日より全店規模にてフェアを開催することとなりました。
ぜひ、お近くの店舗にお立ち寄りください。
◆フェア 「ルビで広がる本の世界」概要
開催期間:2025年5月16日(金)~6月19日(木)
開催場所:丸善ジュンク堂書店90店舗(※一部店舗を除く)
フェア詳細:(2025/05/16公開)
https://www.maruzenjunkudo.co.jp/pages/cp-000016
取扱い商品:ルビフル本51タイトル
「総ルビ」「ルビ多め」の本のうち、「ルビを意図的に振っている」ことを確認できた本を、著者や出版社のコメントを添えてご紹介します。
◆丸善ジュンク堂書店 営業企画部・大内達也氏 コメント
「ルビ財団」という団体があり、ルビの普及促進活動をされていることを、私はこれまで全く知りませんでした。日本の本は漢字仮名まじり文という世界でも特異な表現で書かれており、それにより表現の幅は広がる一方、年少者や外国の方にとっては想像以上にハードルが高いことを知りました。せっかくの素晴らしい内容の本が、そのハードルのために読者を選ぶというのは、とても残念なことです。
それを解決するのが「ルビ」だと思います。全文をひらがなやカタカナにすればいいというものでもありません。適度に漢字があった方がずっと読みやすい。けれども、難読漢字があるとつまずいてしまう。ルビがあれば、漢字が表す意味も受け取れ、読みもわかる、とても読みやすい本になります。
一人でも多くの読者の方に、適切にルビが振られた本の読みやすさを体験していただきたいとの思いでこの度このフェアを企画いたしました。
◆一般財団法人 ルビ財団 概要
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。
所在地:東京都港区新橋2-5-2 goodoffice 新橋
設立:2023年5月24日
代表理事:伊藤 豊
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