【ダイレクトメール管理システム「CURENESS (キュアネス) 」リリースのお知らせ】DM発送データの最適化と施策効果の最大化を実現

顧客企業の発送データを最適化し、費用対効果の最大化を図ることで、ダイレクトメールの高付加価値化を実現！

株式会社ディーエムエス

2025年6月4日 09時00分

株式会社ディーエムエス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山本克彦、東証スタンダード市場：証券コード9782、以下当社）は、ダイレクトメールの高付加価値化を目的に、当社で製造するダイレクトメールを発送後も一元管理できるシステム「CURENESS (キュアネス) 」(以下当システム)をリリースしましたので、お知らせいたします。

1.概要

当社は、会社設立より60年以上の歴史を持ち、ダイレクトメールを主力に、物流、セールスプロモーション、イベントなど、企業や公的機関と消費者が直接コミュニケーションする幅広い分野でサービスを提供しています。現在では、デジタルとリアルの「総合情報ソリューション企業」への変貌を掲げ、ダイレクトメールにデジタルを掛け合わせた新たなサービス開発に取組んでおります。

この度、開発したシステムは、当社で製造するダイレクトメールのすべてにユニークな管理番号を付与することで、発送後のダイレクトメールを一元管理し、返送物の処理や、配送停止(オプトアウト)の受付、紙面に印字したパーソナル二次元コードの読み取りによる反応率の効果測定ができる管理システムです。顧客企業の発送データを最適化し、費用対効果の最大化を図ることで、ダイレクトメールの高付加価値化を実現することをねらいとしています。

2.サービス内容

(1)返送物情報連携サービス

住所不明などで返送されたダイレクトメールの製造番号を読み取り、作成された返送データを、システム上からワンクリックでダウンロードすることができます。顧客企業の持つデータベースと付け合わせることで、発送データのクリーニングが容易に可能となります。

(2) 配送停止 (オプトアウト) 受付サービス

ダイレクトメールに印刷された二次元コードから、お客様ご自身が受付サイトにアクセスし、印字された当社指定の製造番号を入力することで、配送停止の受付が可能となります。今まで電話などで受付けていた業務をWEB受付にし、顧客企業の業務負荷を軽減します。事前登録などを行う必要はなく、当社で製造している全てのダイレクトメールでご利用可能なサービスです。

(3) 効果測定サービス

紙面に印刷したパーソナル二次元コードの読み取りから反応率を計測し、反応者データをダウンロードすることができます。また、日別のアクセス数や性別・年代などの属性別の集計、反応者の地域ヒートマップなどは、システム上で見える化しグラフで表現され、ダイレクトメールの効果を集計・分析して、次回以降の販促施策に活かすことができます。

パーソナル二次元コードの遷移先のサイトは、印刷後でも管理画面で変更することが可能なため、汎用性が高いことも特徴の一つです。

3.今後の展望

当システムは、ダイレクトメールに留めず、Ｅメール・ＲＣＳ(※)などのデジタル配信手段の反応データも集約できるように機能拡張を進めており、デジタルとリアルを掛け合わせたクロスメディアでの多角的な販売促進のサポートを提供してまいります。

また、販促施策の実行支援やマーケティング支援サービスと掛け合わせることで、ダイレクトメール事業の上流から下流まで、DX推進による効率化・最適化を実現する新たなサービスの開発提供を目指してまいります。

※RCSとは、Rich Communication Service（リッチコミュニケーションサービス）の略称です。SMS（ショートメッセージサービス）同様に電話番号さえあれば送受信ができるサービスの規格であり、テキストでメッセージを送るSMSよりも、上限文字数が多く、ファイルの送受信やコンテンツの共有可能など、豊富な機能を備えています。

当社の提供する事業の詳細は、ソリューション情報サイト「+D SOLUTION」をご覧ください。