唐津南高校 虹ノ松原研究班、フィンランド出身の国際交流員と国際交流を実施
~2025年大阪万博に向けた商品開発やワークショップの新たなステップ~
唐津南高校 虹ノ松原研究班の国際交流活動が本格始動
唐津南高校「虹ノ松原研究班」では、地元の自然環境と文化を世界に発信するため、2024年に17か国との国際交流を予定しています。その第一弾として、フィンランド出身の佐賀県国際交流員エレナさんを招き、国際交流イベントを開催しました。
虹ノ松原の保全と発展への取り組み
虹ノ松原は、約360年前に作られた防砂林で、日本三大松原の一つとして知られ、現在は地域住民の手により保全活動が行われています。この研究班では、環境保全や環境教育(ESD)の推進を目指し、虹ノ松原の持続可能な発展に向けた商品開発や観光促進の企画を進めています。
2025年大阪万博に向けた商品開発と戦略検討
今回の交流会では、2025年に開催される大阪万博に向け、海外向けの商品開発やワークショップのアイデアを検討しました。エレナさんからは、フィンランドと日本の文化的共通点を探ることや、「名物」の考え方に基づく商品選びの優先順位、地域の魅力を海外に伝えるための戦略について具体的なアドバイスをいただきました。
異文化交流を通じた学びと発展
生徒たちは、異文化交流を通じて視野を広げることができ、虹ノ松原が抱える環境問題に対して国際的な視点からのアプローチを学ぶ、非常に有意義な時間を過ごしました。今回の交流会は、大阪万博に向けた新たな一歩となり、地域資源を最大限に活用した持続可能な商品開発や観光促進のアイデア創出に大きく貢献しました。
虹ノ松原の保全活動と環境教育(ESD)の推進
唐津南高校「虹ノ松原研究班」では、今後も地域と国際社会を結びつける活動を推進し、持続可能な環境保全と地域活性化に貢献していきます。また、環境教育(ESD)の観点からも、地域住民や学校、国際的なパートナーと連携しながら、未来の世代に持続可能な環境保全の重要性を伝えていきます。
虹ノ松原について
虹ノ松原は、長崎街道の玄関口として、江戸時代から続く防砂林であり、その歴史と自然の美しさは多くの訪問者を魅了しています。近年では、環境保護と観光資源の活用を目的としたプロジェクトが進行中であり、地域住民や企業と協力して松林の保全活動を行っています。唐津南高校「虹ノ松原研究班」は、これらの活動を通じて持続可能な社会の実現を目指し、環境教育(ESD)を推進しています。
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