女性特有の健康課題解決に向けた「健康力向上プログラム」スタート!
腸内フローラ検査や女性ホルモンの量から健康課題を明らかに
泉大津市では9月から未病予防対策事業として女性の健康づくりに焦点をあてた健康力向上プロジェクト事業を実施します。
ホルモン周期の影響や、ホルモンバランスの乱れなどから起こる女性特有の健康課題は、月経トラブルや妊娠・出産後のケア、育児ストレス、更年期障害などライフステージごとに様々あり、若い世代から健康力を高め、主体的に健康づくりに取り組むことが、生涯の健康な身体づくり及び生活の質(QOL)の向上につながると考えています。
そこで市では、「泉大津市健康力向上プロジェクト事業補助金」を設け、民間事業者等から事業提案を募集し、女性の健康課題を可視化できる腸内フローラ検査や女性ホルモン検査、管理栄養士からの個別サポート、ヘルスリテラシー向上のための健康セミナーなど、多様なコンテンツやサポート体制を提示した株式会社サイキンソーの企画提案を採択し、事業を開始します。
市をリビングラボとした取り組みで、市民のヘルスリテラシー及び生活の質(QOL)向上へ
8月1日から8月25日まで20~50代の女性100名をモニターとして募集し、腸内フローラの状態や、腸内細菌の多様性など腸内環境のチェック、毛髪検査で女性ホルモンの量を測定するなど、身体の内側から健康状態を見える化。加えて体組成測定やアンケートなどの結果から女性が潜在的に抱える健康課題を明らかにするとともに、運動・栄養・睡眠・美容などのプログラムに3か月間取り組むことで、市民のヘルスリテラシー及び生活の質(QOL)の向上につながることを検証するための実証実験を行います。
本事業の数値目標(KPI)
健康状態の見える化や、課題改善につながる健康セミナーを通して、健康づくりへの行動変容を促し、不定愁訴や健康状態(腸内フローラスコア・女性ホルモン値等)を改善させ、ヘルスリテラシー及びQOLの向上をめざします。
未病予防対策を官民連携・市民共創で取り組む
環境の変化やライフスタイルの多様化、ストレスから起こる免疫力の低下や睡眠トラブル、自律神経の乱れによる体調不良など様々な健康課題を抱えた人が増加していると予測され、これらの健康課題を解決するため、令和5年度から「泉大津市健康づくり推進条例」を施行し、健康づくりの気運醸成とヘルスリテラシーの向上をめざし、病気になる前の段階からの未病予防対策を官民連携・市民共創で取り組みを進めています。
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