【横河電機】サウジアラビアの首都緑化プロジェクト「グリーン・リヤド」に首都インフラを統合管理するシステムを提供
~世界有数の住みやすい都市へと変革する国家プロジェクトに貢献~
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 取締役 代表執行役社長:重野 邦正)は、子会社のヨコガワ・サウジアラビアが、グリーン・リヤド※のメイン指揮制御センターと関連するシステムとソリューション、サービスをリヤド市王立委員会から受注したことをお知らせします。グリーン・リヤドは、サウジアラビア政府が推進する国家プロジェクトであり、国家改革計画「Vision 2030」の重要な柱の一つです。都市緑化を通じて、首都リヤドを世界有数の住みやすい都市へと変革し、住民がより健康的で持続可能な生活を送れるようにすることを目的としています。

グリーン・リヤドでは、2030年までに、750万本の木を公園、公共施設、医療センター、道路に植え、住民一人当たりの緑地を1.7平方メートルから28平方メートルに増やす予定です。木は処理済みの廃水を活用した水供給システムで育てられる予定です。緑化により、大気の質を改善し、都市の気温を下げ、電力消費を削減するとともに、住民のより健康的で活気のあるライフスタイルを促進することで、環境、経済、社会の持続可能性を目指すものです。
横河電機は、首都インフラの統合監視・制御システムの提供を通じて本プロジェクトの成功を支援します。メイン指揮制御センターの統合プラットフォームとして、OpreX™ Collaborative Information Server (統合情報サーバ)およびOpreX Intelligent Manufacturing Hub を提供し、環境モニタリングセンサー、天気予報、運用データベースなどの都市インフラに関する多様なデータを統合します。統合画面によって、リアルタイムの監視、予測分析、情報に基づいた意思決定を可能にし、水資源管理、灌漑、照明システムの管理の最適化につなげます。拡張性を考慮して設計されているので、将来的には追加の首都全体の設備とグリーン・リヤドの管理にも対応できます。
横河電機 取締役 代表執行役社長 重野 邦正は次のように述べています。「大規模な都市の変革プロジェクトに貢献できることを誇りに思います。このプロジェクトは、独立して運用・管理されたシステムをつなぎ、より大きなシステムとしてシナジーと新しい価値を生み出すという、YOKOGAWAのSystem of Systems(SoS)のアプローチに通じるものです。私たちは、グローバルで同様の取り組みに貢献すべく、取り組んでいきます」。
※グリーン・リヤド:Saudi Vision 2030 – Green Riyadh project(英文)
https://www.vision2030.gov.sa/en/explore/projects/green-riyadh
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OpreX Collaborative Information Server (統合情報サーバ)
OpreX Intelligent Manufacturing Hub
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