手書きの申込書を、AIが約30秒で品番別データに変換!「GenX AI OCR」が明細分割・合計検算・〇印判定まで自動化する読み取り公開事例を公開

AIソリューション開発を手がけるGenX株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:圷 健太)は、自社が提供する新世代AI OCR「GenX AI OCR」を活用し、手書きの電子線照射試験申込書から、品番別の明細作成、合計値の検算、〇印による選択結果の判定までを行う読み取り公開事例を公開したことをお知らせいたします。
今回の検証では、表内に記載された3品番を合算した情報と、欄外に手書きされた3品番の内訳を関連付け、品番ごとの明細データとして出力しました。さらに、分割した明細の合計が帳票上の合計値と一致することを検算し、丸印で指定された返送条件も認識しています。
帳票の読み取りから品番別明細の出力までを約30秒で完了し、本検証で設定した抽出項目に対する達成精度は100%となりました。
※本事例で使用した帳票画像は、実在の企業・製品とは一切関係ありません。
読み取りを行った帳票について

題材は、電子線照射試験の申込書です。試験対象品を記入する表には、次の情報が並んでいます。
品名(型番):17G
入り数:750本
数量:15箱
材質/形態/寸法/重量/かさ密度:いずれも「−」(記載なし)
表の欄外に手書きの内訳:17G2891・17G2892・17G2893 各250本(5箱)
表下の注記:社内試験用検体である旨と、請求先部署の指定
試験済サンプル取扱い:「着払い」「元払い」の選択肢のうち、着払い側に〇印
読み取りたいのは、この表を「品番ごとの明細」に組み直したデータです。
通常のOCRでは対応できない4つの理由
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内訳が手書きである上に、表に正しく配置されていない
品番と本数・箱数はすべて手書きで、特に「17G2891」のような英数字の混在した型番は、活字と比べて誤認識が起きやすい部分です。また、内訳の情報は表の中に正しく配置されていません。
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集約表記を明細に「起こす」必要がある
表の中に正しく記載されているのは、「17G」の1行だけです。それらを3行の明細としてデータ化するには、「品名列の17Gは総称であり、内訳の3品番が実体である」という意味の理解が要ります。従来型OCRでは、そもそも対応ができない処理です。
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数値をどの品番に紐づけるかの判断が必要
入り数750本・数量15箱は全体の合計値です。これを各品番に250本・5箱として割り当て、しかも「250×3=750」「5×3=15」が合うことを確認しながら出力する必要があります。 -
「文字」ではない〇印
「着払い可」を囲む〇印は、テキストとして書かれた情報ではありません。従来のOCRは文字しか読めないため、〇印の存在も、それが何を選択しているのかも認識できません。
GenX AI OCRでの読み取り結果


☑ 帳票上に1行しかなかった「17G・750本・15箱」を、3品番の明細に分解して出力することに成功しました。3明細の合計も、帳票の合計値である750本・15箱と一致しています。
☑ さらに、〇印で囲まれた「着払い」を選択結果として認識。 文字としてはどこにも書かれていない情報を、印の位置から読み取っています。
材質・形態・寸法・重量・かさ密度は、帳票の記載どおり全明細で「―」(記載なし)。備考には表下の注記文がそのまま入りました。
帳票の読み取りから品番別明細の出力までを約30秒で完了。
抽出項目に対する達成精度は100%でした。
Google for Startupsにも採択された、革新的な新世代型AI OCR
「GenX AI OCR」は、複数の最新生成AIと当社独自の画像認識技術を組み合わせることで、従来のOCRが抱えていた課題を解決する「思考するAI OCR」です。手書き文字や複雑な非定型帳票でも、AIが文脈を理解して柔軟かつ高精度にデータを抽出。読み取り後のデータ整形から基幹システム連携、さらには業務の自動化までを一気通貫で実現し、お客様のDXを強力に推進します。

Google社が提供する支援プログラム「Google for Startups」に採択決定!
当社の取り組みが評価され、Google社が提供する支援プログラム「Google for Startups」にも採択されました。今後GenX AI OCRをはじめとした当社AI関連サービスはGoogle社からの直接的な技術支援のもと、提供されます。
受賞歴

GenX AI OCRの主な特長
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業界最高水準の認識精度
複数の大規模言語モデルを帳票の種類に応じて最適に使い分けることで、平均認識精度96%を達成。印字はもちろんのこと、手書き、縦書き文字も、AIが高精度に読み取ります。
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一帳票ごとの設定は不要。一つの設定で複数帳票に対応。
従来のOCRで必須だった、帳票ごとの煩雑な読み取り範囲設定は一切不要です。抽出したい項目(例:「請求番号」「合計金額」)を指定し、AIが帳票内のどこにその情報があるかを自ら思考・判断し、自動で抽出します。
また、各項目の抽出に関する注釈やAIへの指令文も追加可能です。("お客様コードは英数字6桁であることを考慮せよ"というような抽出条件の指定や、特定ルールに基づいた表記の変換等) この目玉機能「インテリジェント・リード™」は特許出願済の当社独自技術となります。(特願:2025-121798) -
インテリジェントなデータ整形機能
「半角・全角を統一する」「短縮表記を正式名称に変換する」といった表記揺れの吸収に加え、「4箱×50個」→「200個」のような自動計算も可能。後工程のシステムとスムーズに連携できる形式でデータを出力します。 -
参照データ連携による抽出結果の自動補正
お手持ちの顧客マスタや商品マスタなどのデータを参照し、OCRの抽出結果を自動で補正します。例えば、AI OCRが読み取った取引先名に揺らぎや誤りがあっても、マスタデータと照合して正式名称に是正したり、商品コードから商品名を自動で補完可能です。 -
万全のセキュリティ対策
お客様の帳票データは、AIの学習データとして利用させない契約を各AI提供企業と締結しており、情報漏洩のリスクを排除しています。

GenX AI OCRで読み取り可能な帳票の例
①「ゆがんだ文字」や「省略した言葉」などの、従来のOCRでは読み取れなかった手書き文字も自動データ変換

②マスタデータ参照機能により、帳票上の商品名、社名、製品IDなどをマスタ記載の正式名称、IDに変換可能

③複数ページにまたがる複雑な内容も一括で読み取り可能

④欄外記述、二重傍線などのイレギュラーな書き方にも対応

⑤個別設定不要で非定型帳票をまとめて読み取り可能

⑥情報量が多く複雑な図面も読み取り可能


GenX株式会社について
GenX(ジェネクス)は、AI等の先端技術を活用し、企業のDX推進と事業課題の解決を支援する企業です。「GenX AI OCR」をはじめ、社内のあらゆる業務を自動化するAIエージェント「ナンデモンAI」、タイムカードや出勤管理票の文字抽出と給与計算を自動化する「タイムカードAIエージェント」の提供など、幅広いAIソリューションを提供しています。
会社概要
社名
GenX(ジェネクス)株式会社
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-2渋谷サクラステージ セントラルビル 12階
代表取締役
圷 健太
事業内容
AI・ブロックチェーン等先端技術の導入支援、ビジネス課題解決ソリューション提供
資本金
約7億円(2025年1月時点)
主要株主
GMO AI & Web3株式会社
グリーベンチャーズ株式会社
株式会社セレス
gmjp
01Booster Capital
イーストベンチャーズ株式会社
株式会社ゼロワンブースター
スカイライト コンサルティング株式会社
DG Daiwa Ventures
Coincheck
Hyperithm
SPIRAL VENTURES
mint
【本件に関するお問い合わせ先】
GenX株式会社
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