捨てればゴミ、活かせば資源。不法投棄問題に挑む「古い畳」の 分解実験を開始
微生物資材「カルスNC-R」による土壌還元への挑戦。循環型農業・園芸の可能性と社会課題の解決を目指して

微生物の力で持続可能な農業・園芸を支援するリサール酵産株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:飯川 隼斗)は、山林への大量不法投棄などが社会問題となっている「古い畳」に着目し、自社の複合微生物資材「カルスNC-R」を活用した分解・土壌還元実験を行いました。処分費用や不法投棄に悩む廃畳を有機資源として再利用する本取り組みを通じて、環境負荷の軽減と持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。
■背景:山道に放置される「畳1,800枚」の不法投棄問題
近年、処分費用の負担や回収場所の不足を背景とした、畳の不法投棄ニュースが各地で報じられています。山林などへの大量投棄は土地所有者や自治体に多大な迷惑をかけるだけでなく、重大な環境破壊を引き起こす社会問題となっています。
本来、畳に使われる「い草」などは植物由来の有機物です。「捨てればゴミになってしまうものを、もし土づくりに活かせる資源に変えられたら」——このような強い想いから、リサール酵産は微生物の力を応用した古い畳の分解実験に着手いたしました。
■実験の概要と結果:「い草」畳の分解可能性を立証
複合微生物資材「カルスNC-R」は、もみ殻や米ぬか、落ち葉、野菜残渣など多様な有機物を分解し、高品質な土壌づくりに活かす製品として親しまれております。
今回の実験では、畳を資材とともに土中・堆肥化環境へ導入し、その分解過程を検証いたしました。その結果、現代の畳に多く使われる化学繊維やポリエステル等の合成素材は分解できないものの、昔ながらの「い草」を原料とした自然由来の畳に関しては、カルスNC-Rの微生物群によって着実に分解が進み、土へ還すことが可能であることが確認されました。
■持続可能な未来への展望
今回の実験を通じて、伝統的な「い草」をはじめとする自然由来の素材で作られた畳であれば、「カルスNC-R」が持つ微生物の力によって着実に土へと還せることを確認いたしました。現代の畳には化学繊維などが使われているものも多いため、すべての畳がそのまま分解できるわけではありませんが、素材を見破れば「捨てればゴミ」になるものを「活かせば資源」に変えられるという手応えを得ることができました。
当社では、本取り組みを直ちに新たな事業として展開することを目的としているわけではありません。しかし、「捨てればゴミ、活かせば資源」という企業理念のもと、地域や環境が抱える課題に対し、微生物の可能性をもって応えていく姿勢を今後も大切にしてまいります。
■リサール酵産株式会社 会社概要
リサール酵産株式会社は、微生物の力を活かした土壌改良資材の製造および販売を通じて、持続可能な循環型農業の普及に貢献しています。「捨てればゴミ、活かせば資源」の精神を軸に、お客様の農業・園芸の課題を深く理解し、最適な土づくりのソリューションを提案することで、地球環境に優しい変革を推進しています。
【会社概要】
法人名:リサール酵産株式会社
代表者:飯川 隼斗
所在地:埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110-12 リラ第3ビル3階
設立:1986年5月20日
事業内容:生物系土壌改良資材・発酵促進資材の製造販売、微生物の培養研究
URL:https://www.resahl.co.jp/
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