カクタス・コミュニケーションズ、研究者の活動を簡素化するためのツールを統合したエコシステム「R(アール)」を始動

カクタス・コミュニケーションズは、AIの技術と研究者コミュニティを結びつけ、研究者向けに幅広いサポートを提供するための統合エコシステム「R(アール)」を始動しました。このエコシステムには、カクタスが4月に開設した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究や見識を専門家がキュレーションする情報プラットフォームを含む、6つのツールやプラットフォームが含まれます。

2020年6月10日:科学的進歩を促進するテクノロジー企業のカクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)は本日、学術研究者向けのツールやサポートを幅広く統合したエコシステム「R(アール)」(researcher.life)の始動を発表しました。

このエコシステムで現在提供している6つのツールやプラットフォームはすべて、研究者が直面する特定のニーズまたは問題に対処することを目的としています。R Pubsure(アール・パブシュア)は、研究論文の投稿準備状態の評価やふさわしい投稿先ジャーナルの推薦を行うAI搭載プラットフォームです。R Discovery(アール・ディスカバリー)*は、AIの力と研究者コミュニティとを結びつけ、研究者がより迅速かつ賢明に文献を検索できるよう支援します。R Upskill(アール・アップスキル)は、研究者向けの厳選された講座やハンドブックを世界最大規模で集めた学習プラットフォームです。R Voice(アール・ヴォイス)*は、研究者同士が広範なトピックでつながることのできるコミュニティプラットフォームです。近日公開予定のR Fund(アール・ファンド)は、研究者が研究資金の調達先を適時に見つけることを可能にします。

カクタスが今年4月に開設した、AIを用いて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究、見識、解説、推奨事項を専門家がキュレーションする包括的な情報プラットフォームもR Concept(アール・コンセプト)としてRエコシステムで提供しています。

カクタスの共同創業者でCEOのアビシェック・ゴエルは、Rエコシステム構築に至った動機について次のように語っています。「現代の研究者は研究時間の捻出に苦戦しています。論文の執筆・フォーマット調整・投稿・査読のやり取り、研究情報の発信、講義の計画、助成金の申請にあまりにも時間を取られているためです。その時間を研究室で実社会の問題解決に費やせるはずなのに、こうした活動に貴重な時間を奪われているのです。当社は研究者のために状況をシンプルにしたいと考えました。今はかつてないほど差し迫った必要性があります」

カクタスは今年初め、テクノロジーソリューションの幅を広げるべく、デンマークに拠点を置くAIスタートアップ企業のアンサイロ社(UNSILO)を買収しており、このエコシステムはカクタスのAI・概念抽出・ディープラーニング技術を活用しています。

Rエコシステムにメンバー登録すると、多くのツールやソリューションに円滑かつ簡単にアクセスすることができます。これまでカクタスが単独で提供してきたPubSURE(パブシュア)もRエコシステムで利用できるようになりました。PubSUREに登録済みの方は、Rの全ソリューションのほか、さまざまなサービス、情報、つながりにアクセス可能です。

研究者の皆様はぜひRのプラットフォームやツールのエコシステムを探索してご意見をお寄せください。
 
Rエコシステムのご利用登録はこちらから

https://researcher.life/

カクタス・コミュニケーションズについて
カクタス・コミュニケーションズ(cactusglobal.com)は、2002年創業の科学的進歩を促進するテクノロジー企業です。研究者、大学、出版社、学協会、ライフサイエンス分野の企業・研究機関と協力し、研究インパクトを加速しています。英文校正・校閲、翻訳、テープ起こし、論文投稿支援サービス、教育・トレーニングソリューションを提供する「エディテージ(Editage)」、コンテンツの戦略立案、開発、普及により製薬・バイオテクノロジー・医療機器企業を支援する「カクタス・ライフサイエンス(Cactus Life Sciences)」、出版社の事業機会を増やし出版ワークフローを改善するAIツール&ソリューションを提供する「アンサイロ(UNSILO)」、カクタスの全事業を推進するイノベーション・研究開発チーム「カクタスラボ(Cactus Labs)」など、さまざまなブランドを展開してプロダクトやサービスを生み出し、研究・出版にまつわるあらゆるニーズに応えています。また、科学技術による問題解決という理念を共にするスタートアップ企業の支援も行っています。イギリス(ロンドン)、アメリカ(プリンストン)、シンガポール、中国(北京、上海)、日本(東京)、韓国(ソウル)、デンマーク(オーフス)、インド(ベンガルール、ハイデラバード、ムンバイ)にオフィスを構え、世界各地から3,000人以上のエキスパートが190カ国以上のお客様をサポートしています。

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会社概要

URL
https://cactus.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田三崎町2-4-1 TUG-I ビル 4F
電話番号
03-6261-2290
代表者名
湯浅誠
上場
未上場
資本金
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設立
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