【 被災地応援 】らでぃっしゅぼーや、大地を守る会で共同開発。福島県産りんご、販売量は震災前の7～8割と回復せず。余ったりんご（除草剤、化学肥料不使用）を無添加ジャムに。各3/下旬　3/12、販売開始

らでぃっしゅぼーや株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：国枝俊成）は株式会社大地を守る会（本社：千葉県千葉市、代表取締役社長： 藤田和芳）と共同で、東日本大震災以降販売量が回復しない福島県産りんごで作った無添加ジャム「つぶ入りピュアなりんごジャム」を開発し、らでぃっしゅぼーやでは3月下旬より、大地を守る会では3月12日より販売します。

 

 

■「羽山りんご」の名で知られた名産地。除草剤・化学肥料不使用で丁寧に育てた良質のりんご

今回のジャムの原料となるりんごは、らでぃっしゅぼーやと大地を守る会ともに取引のある羽山園芸組合（福島県二本松市）が生産したもの。「羽山りんご」の名で知られたりんご産地で、標高の高さから気温の寒暖差が大きく、そのため身がしまり、色艶よく蜜がしっかり入った良質のりんごが育ちます。羽山園芸組合は安全性も重視しており、除草剤は使用せず、農薬は慣行栽培の6割減に抑え、化学肥料も不使用です。　安全性・甘さ・香り・日持ちともに、常に高い評価を受けているりんごです。


■2012年度は震災前の40％の販売量。今は放射能検出限界値以下、でも販売量は7～8割程度

ところが震災後、消費者の放射能への懸念から販売量が激減。2011年産は多くの支援によって売り切りましたが、2012年産は震災前（2010年産）比較で約40％の販売量になり、やむなく20トン以上のりんごを廃棄せざるを得ませんでした。高圧洗浄や粗皮削りなど対策を行い、放射性物質の検出量は2012年産にはごく微量になり、2年後にはすべて検出限界値以下となりました。しかし現在でも販売量は震災前の7～8割にとどまっています。

■産地応援のために余ったりんごで らでぃっしゅぼーや・大地を守る会で無添加ジャムを共同開発

そこで、販売を応援したいと らでぃっしゅぼーやと大地を守る会が協力して、余ってしまったりんごで食品添加物不使用のジャムを開発。製造は無添加ジャムを作り続けて28年の老舗・株式会社フルーツバスケット（静岡県函南町）が担当し、果実感をしっかり楽しめるジャムにしました。


（※）商品開発にあたって、らでぃっしゅぼーや側では、取引先生産者・メーカーの互助組織『Radixの会』が主導となり商品化されました。

【商品概要】
■商品名　　：つぶ入りピュアなりんごジャム
■内容量　　：140g
■賞味期限  ：常温1年
■放射能測定：第三者機関による放射性物質検査でI-131（3.2）、Cs-134（3.8）、Cs-137（4.9）が全て不検出であることを確認済み。※カッコ内は検出限界値で単位はいずれもBq/Kg。
■販売　　　：らでぃっしゅぼーや　3月下旬を予定
　　　　　　　2,689円（4個セット/税・送料込）
　　　　　　　 ※電話・FAX注文にて一般販売
　　　　　　　　　　　電話：[phone]／FAX：[phone]
　　　　　　　
　　　　　　　大地を守る会　3月12日 （木）13：30～
　　　　　　　535円（税込/ウェブストア価格）
■メーカー　：株式会社フルーツバスケット（静岡県田方郡函南町）

～　商品特長　～
特注の真空二重釜により、低温（60℃）で煮込んでいるため栄養素の損失が少なく、風味の良い爽やかな仕上がりです。原料はりんごと砂糖、国産レモン果汁のみ。一般の増粘剤（ペクチン等）でとろみをつけたものに比べ柔らかいですが、果物率は一般品が30％以上といわれる中、60％以上と果物の美味しさをしっかり味わえます。一般品は酸味を補って保存性を高めるため、合成のクエン酸（食品添加物）を用いる場合が多いですが、本品ではクエン酸の代わりにレモン果汁を使用しています。また新鮮な果物の風味を最大限に残すため、産地から届いたばかりの生の原料を、加熱加工したその日のうちに瓶詰まで行なうというこだわりの商品です。

【会社概要】
会　社　名　：　らでぃっしゅぼーや株式会社
代　表　者　：　代表取締役社長 国枝俊成
本社所在地　：　東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル
設　立　日　：　1988年5月17日
資　本　金　：　8億6921万9千円
【らでぃっしゅぼーや】http://www.radishbo-ya.co.jp/

会　社　名　：　株式会社大地を守る会
代　表　者　：　代表取締役社長　藤田和芳
本社所在地　：　千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンD棟21階
設　立　日　：　1977年11月8日
資　本　金　：　3億4,742万5千円
【大地を守る会】http://www.daichi.or.jp/