無線LANアクセスポイントシリーズのラインナップ拡充 IEEE 802.11ac wave2に対応したフラッグシップ登場 ヤマハ 無線LANアクセスポイント 『WLX402』

2016年11月発売開始

ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社は、無線LANアクセスポイントシリーズ製品の新ラインナップとして、IEEE 802.11ac wave2に対応し最大1.7Gbit/sで通信可能なWLX402を発売いたします。

*IEEE 802.11ac wave2:5GHz帯で高速なデータ通信を可能とする新しい無線LAN規格

ヤマハ 無線LANアクセスポイント 『WLX402』ヤマハ 無線LANアクセスポイント 『WLX402』

 

<価格と発売時期>
本体
品名:無線LANアクセスポイント
品番:WLX402
本体価格:99, 800円(税抜)
発売時期:11月
◎販売計画:WLXシリーズ全体で 31,000台/年

関連オプション
品名:PoEインジェクター
品番:YPS-PoE-AT
本体価格:15,800円(税抜)
発売時期:発売中

品名:電源アダプター
品番:YPS-12V3A
本体価格:7,000円(税抜)
発売時期:11月

品名:スマートL2スイッチ(PoE給電対応モデル)
品番:SWX2200-8PoE
本体価格:オープン価格
発売時期:発売中

品名:コンソールケーブル
品番:YRC-RJ45C
本体価格:4,800円(税抜)
発売時期:発売中



<製品の概要>
ヤマハ株式会社が、1995年にルーター市場に参入して以来、その製品群は中小規模ネットワーク・SOHOを中心に、多くの企業に導入いただいております。また、2011年2月にスイッチ市場に、2013年3月に無線LANアクセスポイント市場に参入し、2016年1月末にネットワーク機器累計出荷台数300万台を達成いたしました。
2013年3月に発売した無線LANアクセスポイント「WLX302」(以下、「WLX302」)は、無線LANにおける「見えない電波」、「不安定な接続性」、「トラブルシューティング」などの顧客課題の解決を図り、また2016年4月に発売した「WLX202」では、5GHz帯で高速なデータ通信を可能とする無線LANの新しい規格であるIEEE 802.11ac wave1に準拠し、中規模オフィスや商業施設などで大変好評をいただいております。
今回発売する無線LANアクセスポイント『WLX402』(以下、『WLX402』)は、さらに5GHz帯で最大1.7Gbit/sでの高速通信を可能にするIEEE 802.11ac wave2に対応し、多拠点の店舗やオフィスビルを無線化する場合にも安定した通信を可能にする無線LANアクセスポイントです。
『YPS-12V3A』は、『WLX402』専用電源アダプターです。


<主な特長>
1.IEEE 802.11ac wave2対応の高速通信
WLX402はIEEE 802.11ac wave2に対応し、5GHz帯で同規格に対応した無線LAN端末と高速なデータ通信(最大伝送速度1.7Gbit/s*)が可能です。WLX402は、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に使用することができ、2.4GHz帯、5GHz帯それぞれで50台、合計100台の端末を接続することが可能です。
5GHz帯(最大1.7Gbit/s*)+2.4GHz帯(最大300Mbit/s*)のデータ通信速度を有効活用できるように、LANインターフェースを2ポート用意し、リンクアグリゲーションにより2ポートを束ねることでLAN側への通信においても無線LANの最大速度で有効に通信することが可能になりました。

*最大伝送速度は規格上の最大値であり、実際の速度とは異なります。
 

図1:2つのLANポートを搭載図1:2つのLANポートを搭載



2.自律型無線LANコントローラー搭載
WLX402はWLX302/WLX202で好評いただいています無線LANコントローラー機能を搭載しています。 コントローラーとして設定したWLX402から最大49台の無線LANアクセスポイントを設定・管理することができます。また、WLX402の無線LANコントローラー機能は、WLX402だけでなく、WLX302やWLX202を同じグループとして設定・管理することが可能になりました。
また、複数のWLX402を導入している環境では、無線端末が接続するときに最適なアクセスポイントを選択できるように、無線LANアクセスポイント間で調整する機能を搭載しており、常に安定した通信が可能です。
 

図2:無線LANコントローラーの設定画面図2:無線LANコントローラーの設定画面



3.反射板による電波の最適化、外部アンテナ対応
WLX402は、無線の電波を有効活用するために反射板を標準添付しました。反射板をWLX402の本体に取り付けることで、送信時はアンテナが裏面に放射した電波を前側へ反射させ、本体後ろ側への電波を有効に前側へ放射します。受信時には、アンテナが受信できなかった電波を反射板でアンテナ方向へ反射させ、受信電力を増大させます。反射板を取り付けることで、本体前方で快適に通信できるエリアが広がります。
また、WLX402は外部アンテナに対応しています。壁や扉などにより電波の受信状態が悪い環境で使用する場合や、野外で無線LANによる通信を行う場合に外部アンテナを使用できます。
外部アンテナ*は、2.4GHz/5GHz帯2バンド対応の指向性アンテナと無指向性アンテナが利用可能です。

*適合済み外部アンテナの情報は、弊社ホームページ(http://jp.yamaha.com/products/network/)に掲載する予定です。
 

図3:反射板の効果図3:反射板の効果



4.WLXシリーズの独自機能
WLX402では、無線LANアクセスポイント単体にRADIUS認証サーバー、証明書発行を含む認証局を搭載し、高度なセキュリティー(EAP-TLS認証)システム構成することができます。
さらにWLX402では、WLX302で好評いただいています無線LANの『見える化』機能を搭載し、スナップショット機能で、過去の電波の状態をGUIですぐに確認することができます。今後の機能拡張として、同じフロアに設置した複数のWLX402の無線の状態を確認できる機能を追加する予定です。

図4:無線LANの『見える化』画面図4:無線LANの『見える化』画面



5. 充実した保守保存機能
無線LANコントローラーに設定したWLX402のUSBポートにUSBメモリーをさしておくことで、管理するWLX402、WLX302、WLX202の無線ログをコントローラーに集約する機能を搭載しました。集約した無線ログは、MACアドレス、IPアドレスなどのキーワードにより検索・抽出することが可能で、抽出したログをGUIからPCへ保存することができます。一元管理している無線LANコントローラーにアクセスするだけで、端末が接続できないなどの事象が起きている時間帯のすべてのアクセスポイントの無線ログを確認することが可能です。
 

図5:ログ検索画面図5:ログ検索画面



6. 機能・性能の継承
現行モデルのWXL302やWLX202で好評いただいています機能・性能はWLX402にも継承されています。
最大50℃の動作環境条件温度対応や各周波数帯で各8個、合計16個のSSID*を利用できます。SSID毎に認証方式、暗号化方式、IEEE802.1QのタグVLANとの関連付けが設定できます。
また、ヤマハルーター「RTX1210/NVR700W/NVR510」のLANマップにも対応しており、LANマップの配下にWLX402を接続することで、ヤマハルーターから無線LANアクセスポイントや接続した端末を一元管理することができます。

*Service Set Identifierの略、無線LANの接続先のアクセスポイントもしくはネットワーを識別するための名前。
 

図6:LANマップ画面図6:LANマップ画面

 

*ヤマハ無線LANアクセスポイント『WLX402』は、SCSK株式会社主催 「ヤマハ ネットワーク製品アップデートセミナー2016」(https://www.scsk.jp/product/common/yamaha/)に展示します。 詳しい情報は、弊社ホームページ(http://jp.yamaha.com/products/network/)に掲載する予定です。


※2016年9月現在の情報です。仕様および機能の名称は、予告なく変更することがあります。


<関連リンク>
製品情報 > ネットワーク機器
http://jp.yamaha.com/products/network/

ヤマハ ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/

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会社概要

ヤマハ株式会社

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URL
https://www.yamaha.com/ja/
業種
製造業
本社所在地
静岡県浜松市中央区中沢町10番1号
電話番号
-
代表者名
山浦 敦
上場
東証プライム
資本金
-
設立
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