プリンセス・クルーズ、スティーヴン・シュワルツ氏の新作ミュージカル『ボーン・トゥ・ダンス』を発表
2016年6月9日:ニューヨークにてプリンセス・クルーズ、最新ミュージカル作品のプレビューに集まった制作チーム。写真左からスティーヴン・シュワルツ氏、ダニエル・C・レバイン氏、セス・ルードツキー氏(衛星放送シリウスXMラジオ「オン・ブロードウエイ」のホスト)、レイチェル・ラック氏(プロダンサー)、アル・ブラックストーン氏、ブライアン・ペリー氏
世界的なクルーズ会社であるプリンセス・クルーズは、アカデミー賞、トニー賞、グラミー賞受賞の作曲家、スティーヴン・シュワルツ氏と、同氏率いる制作チームとのコラボレーションで制作した2作目のミュージカル作品『ボーン・トゥ・ダンス(Born to Dance)』を発表しました。同作品は、ブロードウェイの名作へのトリビュートとして、ブロードウェイ史を飾った人気作品のパフォーマンスをフィーチャーしています。脚本・演出はダニエル・C・レバイン氏が務め、2016年秋にプリンセス・クルーズの船上での独占公開を予定しています。
『ボーン・トゥ・ダンス』は、ブロードウェイの名振付師らにスポットライトを当て、『ウエスト・サイド物語』や『コーラスライン』、『シカゴ』など大ヒット作で使われた心に残る楽曲を通じて、名シーンを描きます。このショーは、ブロードウェイの第一線で活躍する振付師やダンサーたちを称賛し、観客にプロのダンサーの厳しい世界を垣間見せています。『ボーン・トゥ・ダンス』は、ボブ・フォッシー氏、ジェローム・ロビンズ氏、ガワー・チャンピオン氏など、ブロードウェイの発展に貢献してきた数々の振付師に対する敬意も表されています。さらに、2016年のトニー賞に輝いたアンディ・ブランケンビューラー氏(『ハミルトン』)、ロブ・アシュフォード氏(『エビータ』)、カレン・ジエンバ氏(『シカゴ』)など、現在注目されている振付師や、ダンサー達がビデオやマルチメディア映像でバーチャル出演します。
プリンセス・クルーズのエンターテイメント担当ヴァイス・プレジデント、エイドリアン・フィッシャーは次のように述べています。「スティーヴンとのパートナーシップによるミュージカルプロダクションは今回が第2作目となり、大きな期待が集まっています。歴史に残る人気ミュージカル作品をモチーフとして取り入れながら、ブロードウェイにおけるダンスの重要さに光を当てたい。それが、スティーヴンの狙いでした。この『ボーン・トゥ・ダンス』は、見ているだけで心が踊り、爽快な気分にさせてくれる作品です。ブロードウェイの数々の人気曲が流れる中、目の前で繰り広げられる見事なダンスに、ショーをご覧になるお客様は、きっと元気いっぱいになり、どこか懐かしい気持ちになるはずです」。
作曲家のスティーヴン・シュワルツ氏は次のようにコメントしました。「この作品は、後に『ボーン・トゥ・ダンス』の脚本・演出を手がけることになるダニエル・C・レバイン氏のアイデアでした。ブロードウェイの歴史を切り開いてきた伝説的な振付師や、熱い情熱で生き生きとした作品づくりに活躍したダンサーたちに敬意を表するようなショーを作りたいという、彼のビジョンにインスパイアされたものです。そしてこのたび大変光栄なことに、プリンセス・クルーズにこのショーを起案し、この企画が実現することになりました。ダニエルとともにプリンセス・クルーズと密に連携をしながら、ショーの構成や楽曲リストを詰めていきました。そしてワールドクラスの制作陣をそろえ、現在ブロードウェイの第一線で活躍する振付師やダンサーの方にも出演いただけることになりました」。
『ボーン・トゥ・ダンス』のプレミアショーは2016年秋にスター・プリンセスで上演を予定しており、その後2017年初頭にはグランド・プリンセス、ゴールデン・プリンセスでも上演予定です。
『ボーン・トゥ・ダンス』の制作陣は下記の通りです。
- ダニエル・C・レバイン氏(『ボーン・トゥ・ダンス』脚本・演出):長らくブロードウェイで活躍しているほか、『マンマ・ミーア!』、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、『ジーザス・クライスト・スーパースター』、『シカゴ』、『レ・ミゼラブル』などブロードウェイ作品のナショナルツアーも手がけています。また、現在全米公演ツアー中の『ブロードウェイ・バックステージ!』では、脚本・演出・プロデュースを務めています。
- アル・ブラックストーン氏(振付師):振付師、役者、指導者と多彩な顔を持ち、優れた振付けに贈られる2011年カペジオA.C.E.賞を受賞。最近は人気ダンスオーディション番組『アメリカン・ダンスアイドル(So You Think You Can Dance)』で振付けを担当しています。
- ブライアン・ペリー氏(音楽監督):現在、ブロードウェイ作品『ウィキッド』の音楽監督・指揮を担当。『チャップリン』では音楽監督を手がけたほか、ボーカルやダンスのアレンジも務めています。
- ウィリアム・アイヴィ・ロング氏(衣装デザイナー):トニー賞を6回受賞し、ロジャース&ハマースタインのコンビによる『シンデレラ』、『プロデューサーズ』、『ヘアスプレー』といったブロードウェイ作品の衣装デザインで高い評価を得ています。
- ベオウルフ・ボリット氏(舞台美術):トニー賞受賞の舞台美術デザイナー。これまでに舞台美術を手がけたブロードウェイ作品には、『アクト・ワン』、『スペリング・ビー』、『ラブ・ムジーク』、『チャップリン』などがあり、今年は『テレーズ・ラカン』でトニー賞にノミネートされました。
- ケイティ・ヘフナー氏(プロジェクト&メディア・デザイナー):ニューヨーク市のほか全米各地で100作品以上のデザインを担当。ブロードウェイ作品では、『ノー・マンズ・ランド』、『マクベス』のほか、最近のリバイバル作品『オン・ザ・タウン』など多数担当。
- ジャック・メーラー氏(照明デザイナー):ミュージカルはもちろん、ダンス、舞台、企業プロジェクトなど多彩な作品で照明デザイナーを務めています。2012年に『エリザベス』、2013年に『レベッカ』で、韓国ミュージカルシアターアワード(韓国版トニー賞)を連続受賞しました。
クルーズ会社とブロードウェイやハリウッドの有力制作陣が手を結ぶ今回のパートナーシップは、複数年にわたるコラボレーション企画であり、今後は数年の間に新作ミュージカル計4作品(第1、2作目を含む)を共同制作し、船上でお披露目するというものです。プリンセス・クルーズでは、「カム・バック・ニュー(Come Back New)」という、ブランドプロミスを打ち出しており、今回のプロジェクトもその一環で船上でのお客様のクルーズバケーションをより一層充実させるものになります。
スティーヴン・シュワルツ氏とのパートナーシップによる第一作目『マジック・トゥ・ドゥ』は、2015年秋の初演で大絶賛を浴び、現在クラウン・プリンセス、エメラルド・プリンセス、ルビー・プリンセスで上映しています。同作品は、シュワルツ氏が人生を通じて傾倒しているマジックの魅力を前面に押し出したもので、スリリングなイリュージョンに、『ピピン』の「マジック・トゥ・ドゥ」や『ウィキッド』の「ディファイング・グラヴィティ」など人気の曲を組み合わせています。
『マジック・トゥ・ドゥ』のメイキングビデオはこちら(YouTube)からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=D4_LzfIjMYY
エンターテイメントの世界で40年のキャリアを誇るシュワルツ氏は、4度のグラミー賞、3度のアカデミー賞(『ポカホンタス』で歌曲賞・作曲賞、『プリンス・オブ・エジプト』で歌曲賞)、昨年には、トニー賞のイザベル・スティーヴンソン賞に輝きました。また、これまでに手がけた3作品は公演回数1,900回以上を記録しており、ブロードウェイ史上唯一の作曲家です。
プリンセス・クルーズについて
クルーズ業界で最もよく知られる名前の一つであるプリンセス・クルーズは、現在 17 隻の近代的な客船を運航する、世界的なクルーズ会社。革新的なデザインの客船で、食事やエンターテイメント、アメニティーの豊富な選択肢を、上質のサービスとともに提供。世界的なクルーズ会社のリーダーとして、年間170万人のゲストを世界中の目的地に向けて、4 泊から 111 泊のクルーズを運航。プリンセス・クルーズは、カーニバル・コーポレーション& plc (NYSE/LSE:CCL; NYSE:CUK)傘下の会社。
プリンセス・クルーズの主な受賞歴
- 米国トラベル誌最大手「トラベル・ウィークリー」の「トラベル・ウィークリー・リーダーズ・チョイス・アワード2015」にて「ベスト・クルーズ・ライン・イン・アラスカ」を2015年12月に
- 受賞(9年連続の受賞)。米国でのベストクルーズラインであることが評価され「ベスト・ドメスティック・クルーズ・ライン」を同時に受賞
- 米国のトラベル関連のウエブサイト「レコメンド」が主催する「リーダーズ・チョイス・アワード2015」にて、ベストクルーズライン クルーズコース部門賞を2014年に引き続き2015年12月に受賞
- 「2015 トラベル・ウィークリー・アジア・リーダーズ・チョイス・アワード」のサービス・エクセレンス・カテゴリーでベスト・クルーズ・ライン賞を、2015年10月に受賞
- 第1回「ジャパン・ツーリズム・アワード」で、観光関連産業部門の部門賞を、2015年8月に受賞
- 日本水先人会連合会が選ぶ「ベストクオリティーシップ2014」を、2015年6月に受賞
- 日本外航客船協会主催「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2014」において、プリンセス・クルーズの日本発着クルーズが「グランプリ」受賞
- 日本の歴史あるクルーズ誌「クルーズ」の読者投票「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」において2014年度、2015年度と、プリンセス・クルーズが「外国船社部門第1位」、客船『ダイヤモンド・プリンセス』が「外国船部門第1位」、「総合部門第3位」を二年連続で受賞
- 英国クルーズ誌最大手「クルーズ・インターナショナル」主催「クルーズ・インターナショナル・アワード2014」において、「ベスト・クルーズ・ライン賞」受賞
- 一般社団法人日本旅行業協会主催「JATA ツーリズム大賞 2013」において、「運輸部門優秀賞」受賞
- 米国トラベル誌最大手「トラベル・ウィークリー」主催「トラベル・ウィークリー・マゼラン・アワード 2013」において、客船『ロイヤル・プリンセス』(新造船『リーガル・プリンセス』の同型姉妹船)が「ベスト・ラージ・クルーズ・シップ金賞」受賞
- 米国トラベル誌大手「コンデナスト・トラベラー」主催「コンデナスト・トラベラー読者投票 2013」において、日本発着クルーズに就航している『ダイヤモンド・プリンセス』を含む客船6隻が「ベスト・クルーズ・シップ・イン・ザ・ワールド Top 20 ラージ・シップ」に選出
- 日本水先人会連合会が選ぶ「ベストクオリティーシップ2012」を、2013年6月に受賞
プリンセス・クルーズに関する詳細は、プリンセス・クルーズの日本語ホームページ(http://www.princesscruises.jp/) もしくは、TEL: 03-3573-3610まで。
一般読者の方からのお問合わせ先:
株式会社 カーニバル・ジャパン(プリンセス・クルーズ ジャパンオフィス)
http://www.princesscruises.jp/
TEL: 03-3573-3610
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