お彼岸(9月20日~9月26日)のご準備はお済みですか?意外と知らないお彼岸のマナー、知識をご紹介~法要編~
仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区、代表取締役社長 大澤静可、以下大野屋)は、お墓やお葬式、お仏壇のことに加え、仏事のマナーや季節行事のしきたりにいたるまで様々なシーンで皆様のご供養の気持ちをサポートし、ご相談にお応えしています。
今年の秋彼岸は9月20日~9月26日です。まもなくやってくるお彼岸を前に、お彼岸の由来や法要に参列する際に気を付けたいことなど、知っているようで知らないお彼岸のマナーや知識をご紹介いたします。
今年の秋彼岸は9月20日~9月26日です。まもなくやってくるお彼岸を前に、お彼岸の由来や法要に参列する際に気を付けたいことなど、知っているようで知らないお彼岸のマナーや知識をご紹介いたします。
【お彼岸の由来とは】
~お彼岸の由来~
お彼岸は、あの世とこの世が近づく期間と言われています。「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多(はらみった)」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である「此岸」(しがん)にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)※1の修行をする事で「悟りの世界」、すなわち「彼岸」(ひがん)の境地へ到達することが出来ると考えられたものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていました。
※1六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、仏様の境涯に到るために実践する六つの項目のこと。
◆彼岸会(ひがんえ)とは
寺院では「彼岸会」(ひがんえ)と呼ばれる法要が行われ、各家でもお墓参りやお仏壇にお供えをして、故人やご先祖様を供養します。彼岸会は、お寺で故人の供養をすると同時に「六波羅密(ろくはらみつ)」の教えを会得する大事な行事です。 この習慣は日本特有のものとも言われ、他の仏教国にはあまり見られない行事ですが、古来の民俗信仰とも深く結びついた「盂蘭盆会(うらぼんえ)」や「施餓鬼会(せがきえ)」と共に仏教の年中行事の中でも最も一般的に盛んに行われています。
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◆彼岸会に参列する場合は?彼岸会に参列する場合、平服でかまいませんが、地味な色で失礼のない服装を心がけましょう。「御布施」「御供養」の表書きでお金を包みます。
<Q&A> この時期に問い合わせが急増!お彼岸に関する様々な疑問
年中無休で仏事に関する様々なご相談にお答えしている、メモリアルアートの大野屋のテレホンセンターに寄せられたお問合せの中から、今回はお彼岸に関する疑問をQ&A形式でご紹介します。
Q. お寺に卒塔婆(そとば)をお願いしているのですが、お礼の表書きはどのように書けばよいでしょうか?
A. 命日や彼岸会などの法要に卒塔婆供養をすることは尊いこととされています。
卒塔婆の金額は寺院ごとに決まっていますので、お願いした本数分の代金を「御塔婆料」としてお包みください。
◆卒塔婆とは
卒塔婆とはサンスクリット語のストゥーバの音訳で、仏舎利を安置するための建物のこと。
切り込みの入った板塔婆は仏塔の一種である五重塔を意味し、空、風、火、水、地を表します。
故人の供養を目的として立てるものです。
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仏教の戒律に基づき、殺生や煩悩への刺激を避けることを目的として調理された料理のことを言います。昆布などのだしを使い、野菜や乾物類などの材料を取り合わせたもので、お彼岸にはぼたもち(おはぎ)とともに、精進料理をお供えするしきたりがあります。
◆おはぎとぼたもちの違いは?
お彼岸にお供えするものといえば「おはぎ」。ぼた餅との違いは?というご質問をよく頂きますが、諸説はあるものの実は同じもの。 ぼた餅は「牡丹餅」、おはぎは「御萩」と書き、牡丹の花は春に咲きますので、春は牡丹餅、萩の花の咲く秋は、御萩といいます。お彼岸にはおはぎを備える習慣は江戸時代からはじまったもので、「小豆」の赤い色が邪気を払うとして信仰され、先祖の供養と結びついたといわれています。
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<仏事アドバイザー 川瀬 由紀(かわせ ゆき) 37歳>
早稲田大学卒業後、2002年にメモリアルアートの大野屋に入社。現在、「大野屋テレホンセンター」所長として、年間5,000件を超える相談・お問合せに対し、豊富な仏事知識と相談者の視点に立った的確なアドバイスを送っている。2013年には著書「お葬式・法要のQ&Aハンドブック」(主婦と生活社)を発行。2014年からはラジオ日本「マット安川のずばり勝負」にレギュラー出演、髙島屋カルチャースクール講師を勤めるなど、多方面で活躍。その他、メディアへの出演・アドバイス、書籍の監修も多数。お墓ディレクター1級、仏事コーディネーター資格を保有。
※本文中のマンガ素材はメディア向けのお貸出しが可能です。記事などでご紹介いただく際、ご活用ください。
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メモリアルアートの大野屋は、1939年に石材店として創業以来75年にわたり、
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