2017年3月の住宅ローン平均金利は前月から上昇。ただし、年度明け4月の金利が上昇する可能性は限定的と予想
WhatzMoney住宅ローンレポート 2017/03
全国763金融機関、17,000超の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney 住宅ローン」(URL: https://whatzmoney.com/) を運営するWhatzMoney株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:前田 一人)が独自に3月実行分のローン金利状況を調査し、公開いたしましたので、お知らせ致します。
※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。
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■調査結果サマリー
1. 10年固定金利型は基準となる10年国債金利の上昇を背景に、73行中9行が金利引き上げ。ただし、2月末に日銀が10年国債金利の金利を低く抑える姿勢を見せており、金利上昇が継続する可能性は限定的と予想
3月の10年固定金利型住宅ローンの金利は、基準となる10年国債金利が1月下旬から2月第4週にかけて上昇傾向だった結果、基準金利を毎月見直す傾向がある大手銀行やネット銀行を中心に、金利は上昇いたしました。【図1】
【図1】10年固定金利型 金利引上行と引上幅(主要73行)
主要73行の10年固定金利型の平均金利は1.027%(前月比プラス0.006%)となりました。【図2】
【図2】10年固定金利型平均金利(主要73行)
この2月24日の金利の低下は、日銀が国債購入実施日を事前に公表する方針を検討したことが市場に伝わり、安心感が広がったためと思われます。
3月については、2月28日に日銀が公表した国債購入方針において、特に10年国債の金利を低くしようとする姿勢がみられたため、10年国債金利は2月ほど上昇することはないと予想します。
また、この日銀方針から、年度明け4月の住宅ローン金利は3月よりも引き下がる可能性が高いと思われるため、借り入れ時期が4月でも良い方は、4月の金利動向を確認してから借入日を決めることも選択肢として検討することをお薦めします。
2. 変動金利型は73行とも前月据え置きで変動金利は底打ちが鮮明に
変動金利型の金利は主要73行すべてで金利は前月から据え置きとなり、変動金利型の平均金利は0.957%(前月同水準)となりました。【図3】
【図3】変動金利型平均金利(主要73行)
3. フラット35の最低金利は、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下のプランとも金利が上昇
フラット35の最低金利は、借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は若干上昇しました。【図4】
【図4】フラット35の金利推移
4. 主要銀行全プランの最低金利は0.350%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利が継続
主要銀行の全新規借入プランのうち1月の最低金利は0.350%と前月と同水準となりました。【図5】
【図5】0.300%台の住宅ローンプラン(3月2日現在)
固定金利期間が限定されているプランは、固定金利期間終了後の金利が上がる傾向があるため、金利だけで選ぶのではなく、総支払額でも比較検討することを推奨いたします。
WhatzMoney株式会社
代表取締役 前田一人
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※ メディア関係者の方には、住宅ローンに関する本件リリース以外の情報についても、提供可能です。ご要望の際は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
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WhatzMoney株式会社
担当:田中
TEL:03-6777-1280
mail:info@whatzmoney.com
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所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-3-3 アーバンリゾート代官山5F
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- 10年固定金利型は基準となる10年国債金利の上昇を背景に、73行中9行が金利引き上げ。ただし、2月末に日銀が10年国債金利の金利を低く抑える姿勢を見せており、金利上昇が継続する可能性は限定的と予想
- 変動金利型は73行とも前月据え置きで変動金利は底打ちが鮮明に
- フラット35の最低金利は、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下のプランとも金利が上昇
- 主要銀行全プランの最低金利は0.350%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利プランが継続
1. 10年固定金利型は基準となる10年国債金利の上昇を背景に、73行中9行が金利引き上げ。ただし、2月末に日銀が10年国債金利の金利を低く抑える姿勢を見せており、金利上昇が継続する可能性は限定的と予想
3月の10年固定金利型住宅ローンの金利は、基準となる10年国債金利が1月下旬から2月第4週にかけて上昇傾向だった結果、基準金利を毎月見直す傾向がある大手銀行やネット銀行を中心に、金利は上昇いたしました。【図1】
【図1】10年固定金利型 金利引上行と引上幅(主要73行)
主要73行の10年固定金利型の平均金利は1.027%(前月比プラス0.006%)となりました。【図2】
【図2】10年固定金利型平均金利(主要73行)
10年国債金利は2月上旬に一時0.15%まで上昇しましたが、2月24日以降は0.06%程度となっています。
この2月24日の金利の低下は、日銀が国債購入実施日を事前に公表する方針を検討したことが市場に伝わり、安心感が広がったためと思われます。
3月については、2月28日に日銀が公表した国債購入方針において、特に10年国債の金利を低くしようとする姿勢がみられたため、10年国債金利は2月ほど上昇することはないと予想します。
また、この日銀方針から、年度明け4月の住宅ローン金利は3月よりも引き下がる可能性が高いと思われるため、借り入れ時期が4月でも良い方は、4月の金利動向を確認してから借入日を決めることも選択肢として検討することをお薦めします。
2. 変動金利型は73行とも前月据え置きで変動金利は底打ちが鮮明に
変動金利型の金利は主要73行すべてで金利は前月から据え置きとなり、変動金利型の平均金利は0.957%(前月同水準)となりました。【図3】
【図3】変動金利型平均金利(主要73行)
変動金利は日銀のマイナス金利政策が継続している中で金利が横ばいで推移しており、これ以上の金利低下は見込めないながらも、当面の間、低金利が継続すると予測します。
3. フラット35の最低金利は、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下のプランとも金利が上昇
フラット35の最低金利は、借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は若干上昇しました。【図4】
【図4】フラット35の金利推移
4. 主要銀行全プランの最低金利は0.350%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利が継続
主要銀行の全新規借入プランのうち1月の最低金利は0.350%と前月と同水準となりました。【図5】
【図5】0.300%台の住宅ローンプラン(3月2日現在)
固定金利期間が限定されているプランは、固定金利期間終了後の金利が上がる傾向があるため、金利だけで選ぶのではなく、総支払額でも比較検討することを推奨いたします。
WhatzMoney株式会社
代表取締役 前田一人
※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。ご利用頂く際は、「WhatzMoney 住宅ローンレポート」から引用したことを明記して頂けますと幸いです。
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