唐沢農機サービスと商船三井 越境ECサイトを活用したアフリカへの中古農機輸出事業を事業化
株式会社唐沢農機サービス(所在地:長野県東御市、代表取締役:唐澤 健之)は、株式会社商船三井(所在地:東京都港区、代表取締役社長: 橋本 剛)との業務提携を行い、中古農機具輸出の事業化を正式決定したことをお知らせいたします。2021年2月のリリース段階では事業化の検討フェーズでしたが、2021年3月のアフリカでのデモンストレーション成功により、正式に事業化いたしました。
▼現地の機械化ニーズの強さが、事業化の後押しに
両社は、昨年9月に越境ECサイトを活用した中古農機輸出事業の共同検討に関する覚書を締結し、唐沢農機サービスの「ノウキナビ」から中古農機5台を調達。商船三井が運航する自動車専用船「MARGUERITE ACE」にて、神戸港及び木更津港から輸送し、本年2月19日にケニア・モンバサ港へ到着しました。その後、ナイロビ近郊のムエア周辺地域に輸送し、現地の農地に日本の農機が適合するかなどの実地検証を実施。改めて現地の機械化ニーズの強さ及び日本の小型中古農機の有効性の確認ができ、両社共同で事業化して進めていくことになりました。
▼選ばれた要因は、ノウキナビが重要視している「品質の高さ」
今回、本プロジェクトの最初の目的地として設定したアフリカのケニアでは、まだ日本の中古農機具が普及していません。「日本の中古農機具は品質もよく、ケニアの地にちょうど良い。」というイメージを作ることが今回のデモンストレーションの命題でした。そこで商船三井は数ある中古農機具プラットフォームの中から、「品質」や「安心」を重要視している、農機具屋(唐沢農機サービス)が運営する「ノウキナビ」に声をかけました。今後も、アフリカをはじめ途上国の地に、日本の品質の良い農機具の普及を促進することで、「世界の農業を一歩先へ」進めることを目指します。
【株式会社唐沢農機サービスについて】
農機具修理業を事業化し平成4年創業。農機具の販売・修理・再生を主要事業とする一 方、ウェブサイト制作、マーケティング、コンサルティングなどを行うインターネット事業を運営。また、全国300軒超の農機具販売店が加盟し、累計取引額が13.9億円を超える農機具流通支援サービス「ノウキナビ」を運営。農業×ITによる先駆的農業関連ビジネスを展開している。
商号:株式会社唐沢農機サービス
代表取締役社長:唐澤 健之
本社住所:〒389-0502 長野県東御市鞍掛846-1
事業内容:新品農業機械販売・中古農業機械販売・ 農業機械修理・農業機械再生・コイン精米機運営・インターネット事業 (WEBコンサルティング・マーケティング支援・農機流通支援サイト・ECサイト・情報メディア運営)
ウェブサイト:https://www.karasawanouki.co.jp/
【株式会社商船三井について】
1884年創業の800隻を超える世界最大級の船隊を運航する総合海運企業。資源・エネギー・原材料・製品など、さまざまな物資を輸送することで世界中の人々の暮らしや産業を支えている。また、フェリー事業、内航船事業、曳船事業、倉庫・海事コンサルタント業、不動産事業、客船事業なども展開している。
商号:株式会社商船三井
代表取締役社長:橋本 剛
本社住所:〒105-8688 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号
事業内容:海運業・総合輸送業(資源輸送、エネルギー輸送、製品輸送等)
ウェブサイト:https://www.mol.co.jp/
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