「Dance Base Yokohama」が2020年度グッドデザイン賞を受賞
~『ダンスをひらく』『ダンスと社会をつなぐ』コンセプトに高評価~
一般財団法人セガサミー文化芸術財団(本社:神奈川県横浜市、代表理事:里見治紀)が運営する「Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)」(通称 DaBY/デイビー)は、2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
日本国内におけるコンテンポラリーダンスは、ダンスアーティストがプロフェッショナルとして活動するための環境が十分に整備されておらず、活動を飛躍させるための機会となる創作の場も限られています。また、地域や他ジャンルとの接点が少なく、普及させるための機会も多くはありません。
DaBYは、こういった現状を改善することを目的に設立しました。劇場で完成した作品を鑑賞する一歩手前の体験として、気軽にコンテンポラリーダンスに触れる機会を提供する『ダンスをひらく』、様々な企画を開催することでダンス文化への理解や普及を促す『ダンスと社会をつなぐ』、この2つのコンセプトのもと、ダンスを巡る多くの人々が垣根なく集える磁場=プラットフォームとなることを目指して活動しています。
今回の審査では、DaBYがダンス関係者の国際的な交流の場となることや、他分野との交流、次世代の表現者の育成、コンテンポラリーダンスと社会との関わりを問う活動など、幅広い活動目的のもとに誕生した施設であること、また、オープンな実験場で、ボックスインボックスに構成された空間設計がDaBYのコンセプトを踏まえたデザインであることから、従来にはなかった役割を担う文化施設としての可能性が大きいと評価され、受賞に至りました。
DaBYのコンセプトと空間設計は、愛知県芸術劇場シニアプロデューサーとして国内外のダンスや芸術文化に精通し、DaBYアーティスティックディレクターも兼任する唐津絵理の構想をもとに、地元馬車道に拠点を置き、建築設計を中心に、まちづくりやクリエイターネットワーク構築等で実績のある株式会社オンデザインパートナーズの一色ヒロタカ氏、小澤成美氏、森詩央里氏らとの議論を重ねて完成しました。
空間設計においては、外光を取り入れ、白や木製家具の素材を基調とした明るく風通しの良い、創作活動を行うダンスアーティストにとって居心地の良い空間であることと、舞台芸術に関するアーカイブ資料を手に取りながら、創作風景やプロセスを見学できる回廊部分の設置により、誰もが気軽に立ち寄りダンスと触れることができることを両立しています。
セガサミー文化芸術財団は、夢と感動あふれる芸術・文化活動に対する支援を通じて、豊かな社会の実現と文化の創造に貢献してまいります。
2020年度グッドデザイン賞 受賞ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/51176?token=tEsydd1ULK
■様々な使い方に対応する、居心地の良いアクティングエリア
■ダンスの知や記憶を継承する回廊型アーカイブエリア
■プロのダンサーを対象としたワークショップ「プラボ」
- Dance Base Yokohama(DaBY)概要
名 称 : Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)
愛 称 : DaBY(デイビー)
住 所 : 神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)
BRICK North 3階
オープン日 : 2020年6月25日(木)
開館時間 : 10:00~18:00(火~土 / 日・月休) ※詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト : https://dancebase.yokohama/
利用方法 : 「DaBYメンバーズ」登録(無料)
公式サイト(https://dancebase.yokohama/members)にてご登録いただけます。
アーティスティックディレクター:唐津絵理(愛知県芸術劇場シニアプロデューサー)
空間設計 : 一色ヒロタカ+小澤成美+森詩央里+オンデザイン
運営 : 一般財団法人セガサミー文化芸術財団
- Dance Base Yokohama (DaBY)
- 株式会社オンデザインパートナーズ
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