【文化庁主催】第2回メディア芸術データベース活用コンテスト開催(マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートのDB活用方法を全国から募集!!)
文化庁では令和3年12月20日(月)から令和4年1月31日(月)まで、「第2回メディア芸術データベース活用コンテスト」へのエントリーを募集します。文化庁は、メディア芸術(マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアート)の振興を目的として、保存・活用の基盤となる「メディア芸術データベース(ベータ版)」(https://mediaarts-db.bunka.go.jp/)を公開しています。
令和3年10月14日に、メディア芸術作品に関するデータをより広く活用するためのウェブサイト、MADB Lab(https://mediag.bunka.go.jp/madb_lab/)がリリースされました。MADB Labでは、メディア芸術データベースで公開されているすべてのデータを対象としたデータセットやSPARQLエンドポイントを提供するとともに、利用方法を掲載しており、自由に御活用いただけます。今回のコンテストは、このデータベースについて、3つの観点から広く活用方法を募集するものです。
一般にデータそのものは、単なるデジタル情報にすぎません。しかしながら、社会問題やビジネスといった特定の観点から情報を捉え直すこと、他の情報と組み合わせて人々が欲している情報に加工すること、大量の情報を分析して可視化することなどで、大きな価値を持ち、社会をより良くすることに繋がります。今回は「新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディア」(アイディアチャレンジ部門)、「多くの人々のニーズを満たし活用されるデータ」(データバリュー部門)、「人々に新たな気付きを与える面白いビジュアライゼーション」(ビジュアルクリエイション部門)の3つの部門を用意しました。
御応募いただいたエントリーは、厳正なる一次審査のうえ、ファイナリストを選出します。ファイナリストに選ばれた皆さまには、令和4年2月13(日)に開催予定の最終審査イベントにてプレゼンテーションを行っていただき、最優秀事例・優秀事例を決定いたします。
コンテストへの募集開始にあたり応募説明会を2021年12月18日(土)に開催します。説明会では、コンテストへの応募方法の説明に加えて、メディア芸術データベースやMADB Labについての解説も行います。また審査員より今回のコンテストにどんなことを期待しているかが語られるスペシャルトークも予定しています。
メディア芸術自体に興味がある方はもちろん、オープンデータの活用から、新ビジネス創出を考えている方、メディア芸術を活用した教育問題、地域活性化、環境保全などの社会課題解決にチャレンジ・貢献したい方も含め、幅広い皆さまの御参加をお待ちしております。
<コンテスト応募要項>
- コンテスト名:第2回メディア芸術データベース活用コンテスト
- 応募期間:令和3年12月20日(月)~令和4年1月31日(月) 23:59締め切り
- 最終審査イベント:令和4年2月13日(日)(予定)
○応募資格:どなたでもエントリーいただけます(年齢、性別、国籍などは不問)。※個人・チーム(グループ)も問いません。今回は特に以下の方の積極的な応募をお待ちしています。
▷ メディア芸術自体に興味がある方
▷ データを使って新ビジネス創出や社会課題解決をしたい方
▷ オープンデータ・シビックテック関係者の方
▷ 上記を大学・高等専門学校などで学んでいる学生の方
○表彰:部門ごとに以下の2つを用意。
・最優秀事例(アマゾン商品券 5万円) 各部門1件
・優秀事例 (アマゾン商品券 2万円) 各部門1件
○募集部門
▷ アイディアチャレンジ部門:
メディア芸術データベースを活用し、新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディアを応募してください。
【審査員】
・是住 久美子(田原市図書館長/愛知大学非常勤講師)
・渡辺 智暁(国際大学GLOCOM主幹研究員/教授)
・山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)
▷ データバリュー部門:
メディア芸術データベースと他のデータを組み合わせて、多くの人々のニーズを満たし活用されるデータを生み出してください。
【審査員】
・千代田 まどか(ちょまど)(IT エンジニア兼マンガ家)
・大向 一輝(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
・豊田 将平(株式会社ソケッツ データサービス開発本部)
▷ ビジュアルクリエイション部門:
メディア芸術データベースや、そこに外部データを組み合わせたものを可視化し、人々に新たな気付きを与える面白いビジュアライゼーションを作成してください。
【審査員】
・下山 紗代子(一般社団法人リンクデータ 代表理事)
・嘉村 哲郎 (東京藝術大学 芸術情報センター 准教授)
・玉置 泰紀 (一般社団法人メタ観光推進機構理事)
主催:文化庁
運営:国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、メディア芸術コンソーシアムJV事務局
★応募方法などのコンテスト詳細は「第2回メディア芸術データベース活用コンテスト」公式ウェブサイトから御確認ください。
https://www.mediaarts-db-contest.com/
<コンテスト応募説明会>
コンテストへの応募方法の説明に加えて、メディア芸術データベースやMADB Labについての解説も行います。また審査員より今回のコンテストにどんなことを期待しているかが語られるスペシャルトークも予定しています。
事前申し込み不要、どなたでもご視聴いただけます。(※終了後、いつでもアーカイブ動画をご視聴可能です。)
- 日時:令和3年12月18日(土)13:00-14:30
- 会場:オンライン(Youtubeにてライブ配信及びアーカイブ配信します)
御視聴は以下のURLから
https://youtu.be/CjO7Cp0LI1w
★プログラム(予定)★
13:00 開演・コンテスト概要のご説明
・菊地 映輝(国際大学GLOCOM 研究員/講師)
13:20 基調講演「メディア芸術データベースについて」
・大向 一輝(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
13:40 スペシャルトーク「第2回コンテストに期待すること」
・大向 一輝(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
・是住 久美子(田原市図書館長/愛知大学 非常勤講師)
・下山 紗代子(一般社団法人リンクデータ 代表理事)
・千代田 まどか(ちょまど)(ITエンジニア/マンガ家)
・渡辺 智暁(国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授)
14:30 終了
★第2回メディア芸術データベース活用コンテスト応募説明会:登壇者プロフィール★
大向一輝
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。博士(情報学)。専門はウェブ情報学、人文情報学で、学術情報サービスCiNiiの開発リーダーを約10年間務めた。メディア芸術データベースではサービス全体の「プロデューサー」としてシステムの基本設計やユーザーインターフェイスを主に担当している。
是住久美子
田原市図書館長。同志社大学大学院総合政策科学研究科修了(政策科学修士)。京都府立図書館等での勤務を経て、2019年より現職。2020年より愛知大学非常勤講師。日本図書館協会認定司書、地域公共政策士、日本評価学会認定評価士。著書に『図書館を拠点とした地域資料の編集とデジタルアーカイブの発信』(図書館界 72(4) 2020年)など。
下山 紗代子
バイオインフォマティクス系ベンチャー、理化学研究所を経て、一般社団法人リンクデータを設立。オープンデータ支援プラットフォーム「LinkData.org」を運営。デジタル庁データスペシャリスト、総務省地域情報化アドバイザーとして国や自治体におけるデータ活用の支援や、インフォ・ラウンジ株式会社取締役、ミーカンパニー株式会社データスチュワードとしてデータの付加価値を高める活動を行っている。
武蔵大学非常勤講師、Code for Japan フェロー、Code for YOKOHAMA 副代表/CBO等、教育・シビックテック分野においても幅広く活動。
千代田まどか(ちょまど)
IT エンジニア兼マンガ家。iU (情報経営イノベーション専門職大学) 客員教授。ツイッター @chomado はフォロワー 8 万人を超える。物心ついた頃からゲームと絵を描くのが大好きで、大手外資系 IT 企業に勤めながら副業でマンガ家をしている。休日は 1 日 15 時間ゲームをしている。
渡辺智暁
国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授。専門領域は情報通信政策、オープン化と社会・産業変動など。Ph.D.2008-15年に国際大学GLOCOMにて研究に従事、慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授を経て、2019年より国際大学GLOCOM教授・主幹研究員。本イベントと関連するところでは、社会課題解決のためのオープンデータ政策、著作物やデータなど情報資源の自由な再利用のもたらすメリットなどを研究している。他に慶應大学SFC研究所上席所員、総務省情報通信政策研究所特別研究員、NPO法人コモンスフィア理事長など。
<第2回メディア芸術データベース活用コンテスト 公式ウェブサイト>
https://www.mediaarts-db-contest.com/
<コンテスト・説明会に関するお問い合わせ>
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
Mail: info_pf@glocom.ac.jp Tel: 03-5411-6675(担当:小島)
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