⾼知県⽇⾼村「健康アプリ開発事業」において、Liqlid搭載のクアドラティック投票などを⽤いた住⺠ニーズの集約を実施

日高村

⾼知県⾼岡郡⽇⾼村(村⻑:⼾梶 眞幸、以降日高村)の実証事業展開⺟体「まるごとデジタル」の枠組で実施される「⽇⾼村健康アプリ(まるけん)開発事業」にかかるコンソーシアムに参画している株式会社Liquitous(本社:神奈川県横浜市、代表取締役CEO:栗本 拓幸、以降:Liquitous)は、村⺠のアプリへのニーズを参加型合意形成プラットフォームLiqlidを⽤いて可視化・オープンプロセスでの開発を進めています。
その⼀環として、アプリに搭載する機能の優先順位設定をLiqlidに搭載されているクアドラティック投票を⽤いて実施します。国内⾃治体でのクアドラティック投票の実施事例は、⽇本初(Liquitous調べ)です。
  • 実施する取り組みの概要
 ・実施主体:「⽇⾼村健康アプリ開発等委託事業」にかかるコンソーシアム(株式会社フォアフロントテクノロジー・株式会社チェンジ・⽇⾼村・株式会社トラストバンク・株式会社四国銀⾏・株式会社Liquitous)
・取り組みの対象:⾼知県⽇⾼村⺠の皆さん
・実施時期:2022年10⽉1⽇〜11⽉15⽇
・実施⽅法:「⽇⾼村健康アプリ開発事業」にかかるコンソーシアムにおいて、住⺠からの意⾒の聴取・分析を⽬的にLiquitousが提供しているLiqlid上で、実装機能の優先順位づけを⽬的としたクアドラティック投票や、アプリアイコンの決定を⽬的とした択⼀式投票を公開・提供(参加⽤リンク等は、村⺠の皆さんを対象に別途周知) 
  • クアドラティック投票について
クアドラティック投票(Quadratic voting:QV)は、⾃らが持つ1票を任意の割合に分割し、重みをつけて投票できる投票⽅式のことです。台湾のオンラインプラットフォーム”vTaiwan”などに採⽤され、NHK「ズームバック×オチアイ特別編」(2020年10⽉放送)での特集等、メディアでも注⽬を集めています。
今回のクアドラティック投票では、1⼈の有権者(Liqlidの参加者)は、100ポイントを保持しています。
参加者は、単⼀のもしくは複数の選択肢に投票ができます。各選択肢に投票する際に、⾃らが保持するポイントを消費し、重みづけを⾏うことができます。同時に、それぞれの選択肢で消費したポイントを2乗したものの総和が、常に100ポイント以下である必要があります。
  • (選択肢1に消費したポイント数)² + (選択肢2に消費したポイント数)² +…(選択肢nに消費したポイント数)²≦ 100ポイント
クアドラティック投票により、複数の選択肢に重みづけを⾏いながら投票できるようにすることで、各参加者の2位以降の選好順位を明らかにして、投票結果における過度な分極化を避けつつ、より丁寧に、⺠意を明らかにすることを⽬的にしております。今回のケースでは、健康アプリの機能実装の順位設定という段階で、村⺠のアプリの機能のニーズの可視化と優先順位設定に貢献すると想定しています。
  • 健康アプリ事業における「クアドラティック投票」に向けた概念説明

 

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会社概要

日高村

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URL
http://www.vill.hidaka.kochi.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
高知県高岡郡日高村本郷61-1
電話番号
0889-24-5111
代表者名
松岡 一宏
上場
未上場
資本金
-
設立
1954年10月