「もうひとつの東京大空襲」を描いた話題書『世界は五反田から始まった』webゲンロンにて期間限定・無料公開
いま広く読んでほしい、東京の片隅から見える等身大の戦争と戦後
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区西五反田 代表取締役:上田洋子)は、2022年7月20日に刊行したノンフィクション作家 星野博美氏による著作 『世界は五反田から始まった』の第一章・第二章を、自社が運営するメディア「webゲンロン」にて期間限定で無料にて公開しています。
『世界は五反田から始まった』は、著者の星野さんの祖父が残した手記をとおし、町工場の家族史と第二次世界大戦の戦火を描くノンフィクションです。7月20日の刊行以来多くの反響をいただき、さまざまなメディアに取材記事や書評が続々と掲載されています。またゲンロンでは、品川区の歴史や第二次世界大戦下の人々の暮らしを広く伝えることを目的に、品川図書館による協力のもと、品川区立の小中学校、義務教育学校、計46校に本書を1冊ずつ寄贈いたしました。
このたび、より多くの方々に本書を手にとっていただきたいという思いから、第一章・第二章の無料公開を決定いたしました。ぜひこの機会にお読みください。
<公開概要>
公開期間:2022年9月1日(木)〜9月30日(金)
公開場所:webゲンロン
目 次 https://www.genron-alpha.com/hoshino_01/
第1章 https://www.genron-alpha.com/gotanda_01/
第2章 https://www.genron-alpha.com/gotanda_02/
※webゲンロンは、株式会社ゲンロンが運営する記事サイトです。創業10周年を迎えた2020年4月に「ゲンロンα」としてオープンし、2022年8月に名称を変えてリニューアルオープンいたしました。現在1000を超える記事が公開されており、電子誌『ゲンロンβ』最新号の記事や、書評コーナー「ゲンロンが読んでみた」、ゲンロンカフェのイベントレポートなど、オリジナルのコンテンツも随時更新しています。
<書籍紹介>
いつかここが焼け野原になったら、何が何でも戻ってきて、杭を打とう――30年前に手渡された、祖父が残した手記。便箋に綴られていたのは、家族の来歴と、地元五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」の記録だった。戦時下を必死で生きた祖父の目を通して、タワーマンションの光景が町工場の記憶と重なり合う。大宅壮一ノンフィクション賞作家が描いた、東京の片隅から見た等身大の戦争と戦後。
特設サイト:https://www.genron-alpha.com/gotanda
判 型:四六判・並製|ページ数:372頁
価 格:1,980円(税込)|ISBN:978-4-907188-45-0
<著者紹介>
星野博美(ほしの・ひろみ)
1966年、戸越銀座生まれ。ノンフィクション作家、写真家。著書に『転がる香港に苔は生えない』(2000年、第32回大宅壮一ノンフィクション賞)、『コンニャク屋漂流記』(2011年、第2回いける本大賞、第63回読売文学賞随筆・紀行賞)、『戸越銀座でつかまえて』(2013年)、『みんな彗星を見ていた』(2015年)、『今日はヒョウ柄を着る日』(2017年)、『旅ごころはリュートに乗って』(2020年)など多数。
<販売について>
書籍は全国書店・各ECサイトにて好評販売中です。
■ 直販サイト(ゲンロンショップ)|https://genron.co.jp/shop/products/detail/619
※本書をお取り扱いいただける書店様で、販促ツール等がご入用の際は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
株式会社ゲンロン
東京都品川区西五反田2-24-4 WEST HILL2F
TEL:03-6417-9230 FAX:03-6417-9231
E-mail:info@genron.co.jp
担 当:野口弘一朗(のぐち こういちろう)
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