第4回がん撲滅サミットに期待します! すい臓がんサバイバー高村 僚 氏の声!
この度の西日本豪雨被害、台風被害、北海道胆振東部地震に被災されお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興を応援させていただきます。
さて、2018年11月18日(日)午後1時から東京ビッグサイト7階、国際会議場で開催される第4回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)。
すでに患者、ご家族の皆さんから激励の声やアドバイスを求める声が届いているが、回を重ねるごとにがん撲滅サミットの理念をご理解いただいた方々の応援の輪が広がっているようだ。
そのなかの一人にすい臓がんサバイバーの高村僚氏がいる。
そもそも2016年にがん撲滅サミット開催前に、ある患者会から共催団体に抗議が届き、結果として共催団体の立場や患者の皆さんに配慮した医師が自ら登壇を辞退した際、「なぜ、すい臓がんの患者にとって必要な治療の紹介を中止したのですか?」と意見書を送付したのが高村僚氏である。その人物が今やがん撲滅サミットの応援者の一人となっている。理由は後ほど触れるが、その高村氏は、すい臓がん患者を救うためには標準治療+αの力がなければならないと説く。そのうえで、ともすれば置き去りにされがちな、すい臓がん患者のためにもがん医療界の構造や考え方そのもの、つまりスキームを転換させねばならないと考えている。
高村氏は言う。
「実際、患者の中で主治医との関係に悩んでいる人が多いんです。がんの3大治療『手術』『放射線』『抗がん剤』が終わったらがん難民となっている人が実に多いように感じるのです。しかも一部の免疫療法は手術後のがん再発予防リスクを低減するというのは、今や世界の常識なんです。しかし日本は大きく後れを取っています。しかも標準治療と代替医療を並行して治療したいと主治医に伝えると『それは認められないから出て行ってくれ』という医師がかなりいるのです」と憤慨する。
たしかに日本の医療は世界最高レベルにあると言っていいだろう。しかし、それは個々の技術であって、運用がうまくコーディネートされているかというと疑問が残る。標準治療は最善であるのは万人が認めるところだが、しかしそれでもカバーできていない患者の皆さんをどうするのか、という点では高村氏の言うように、日本はまだまだ対応が遅れていると言わざるを得ないのではないか。
高村氏は続ける。
「標準治療の中でも抗がん剤の治療を行っている医療者の皆さんが、他の治療法を批判したり、叩いたりする気持ちもよくわかります。しかし一方で、製薬会社の皆さんとともに副作用の少ない抗がん剤を生み出そうという呼びかけや運動をもっと前向きに起こしていただきたいですね。そうした動きがムーブメントになれば患者の皆さんも助かると思うのです。今の批判、批判の連続ではがん患者さんの気持ちも暗くなってしまいますからね」
さらに同氏は言葉を継ぐ。
「ぜひ、行政、医療者、財界、医療機器メーカー、情報産業、そして製薬業界の皆さんも力を合わせて、がん撲滅のために立ち向かっていただきたいと思います。その意味で私は第4回がん撲滅サミットに期待します!」
「戦うべきはがんであって、決して医者同士、患者同士ではありません!」
大会当日の開会式において高村氏の登壇が、このたび決定した。がん患者の皆さん、ぜひ第4回がん撲滅サミットに集い、そして希望を見出していただきたい。只今、入場エントリー受付中である。詳しくは第4回がん撲滅サミットHP(https://cancer-zero.com)をご覧いただきたい。
またお問い合わせは下記の通り。
【大会事務局】
公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL 03‐3570‐0397(直通)
担当:山﨑・高橋
【大会長事務局】
社会医療法人厚生会 木沢記念病院 経営支援部
〒505-8503 岐阜県美濃加茂市古井町下古井590
TEL 0574‐25‐2181(代表)
担当:南條
さて、2018年11月18日(日)午後1時から東京ビッグサイト7階、国際会議場で開催される第4回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)。
すでに患者、ご家族の皆さんから激励の声やアドバイスを求める声が届いているが、回を重ねるごとにがん撲滅サミットの理念をご理解いただいた方々の応援の輪が広がっているようだ。
そのなかの一人にすい臓がんサバイバーの高村僚氏がいる。
高村氏は2010年2月にすい臓がん手術を受け、その後、2回の再発再手術を行い、2015年7月以降は3年以上、がんとの共存が続いている。いわば、すい臓がんサバイバーの一人だ。先日も国立がん研究センターから、がんの3年生存率は71.3%だが、すい臓がんに限っては10%強だと発表されたばかり。それだけ予後も悪く、難治性という意味からがんの王様と呼ばれているのが、すい臓がんなのである。
そもそも2016年にがん撲滅サミット開催前に、ある患者会から共催団体に抗議が届き、結果として共催団体の立場や患者の皆さんに配慮した医師が自ら登壇を辞退した際、「なぜ、すい臓がんの患者にとって必要な治療の紹介を中止したのですか?」と意見書を送付したのが高村僚氏である。その人物が今やがん撲滅サミットの応援者の一人となっている。理由は後ほど触れるが、その高村氏は、すい臓がん患者を救うためには標準治療+αの力がなければならないと説く。そのうえで、ともすれば置き去りにされがちな、すい臓がん患者のためにもがん医療界の構造や考え方そのもの、つまりスキームを転換させねばならないと考えている。
高村氏は言う。
「実際、患者の中で主治医との関係に悩んでいる人が多いんです。がんの3大治療『手術』『放射線』『抗がん剤』が終わったらがん難民となっている人が実に多いように感じるのです。しかも一部の免疫療法は手術後のがん再発予防リスクを低減するというのは、今や世界の常識なんです。しかし日本は大きく後れを取っています。しかも標準治療と代替医療を並行して治療したいと主治医に伝えると『それは認められないから出て行ってくれ』という医師がかなりいるのです」と憤慨する。
たしかに日本の医療は世界最高レベルにあると言っていいだろう。しかし、それは個々の技術であって、運用がうまくコーディネートされているかというと疑問が残る。標準治療は最善であるのは万人が認めるところだが、しかしそれでもカバーできていない患者の皆さんをどうするのか、という点では高村氏の言うように、日本はまだまだ対応が遅れていると言わざるを得ないのではないか。
高村氏は続ける。
「標準治療の中でも抗がん剤の治療を行っている医療者の皆さんが、他の治療法を批判したり、叩いたりする気持ちもよくわかります。しかし一方で、製薬会社の皆さんとともに副作用の少ない抗がん剤を生み出そうという呼びかけや運動をもっと前向きに起こしていただきたいですね。そうした動きがムーブメントになれば患者の皆さんも助かると思うのです。今の批判、批判の連続ではがん患者さんの気持ちも暗くなってしまいますからね」
さらに同氏は言葉を継ぐ。
「ぜひ、行政、医療者、財界、医療機器メーカー、情報産業、そして製薬業界の皆さんも力を合わせて、がん撲滅のために立ち向かっていただきたいと思います。その意味で私は第4回がん撲滅サミットに期待します!」
高村僚氏をはじめ、希少性、難治性がん患者の皆さんは命がけで日々を送っていることは今さら言うまでもない。その意味で我々は今一度、がん撲滅サミットの提唱者・中見利男氏の言葉を噛みしめるときなのかもしれない。
「戦うべきはがんであって、決して医者同士、患者同士ではありません!」
大会当日の開会式において高村氏の登壇が、このたび決定した。がん患者の皆さん、ぜひ第4回がん撲滅サミットに集い、そして希望を見出していただきたい。只今、入場エントリー受付中である。詳しくは第4回がん撲滅サミットHP(https://cancer-zero.com)をご覧いただきたい。
またお問い合わせは下記の通り。
【大会事務局】
公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL 03‐3570‐0397(直通)
担当:山﨑・高橋
【大会長事務局】
社会医療法人厚生会 木沢記念病院 経営支援部
〒505-8503 岐阜県美濃加茂市古井町下古井590
TEL 0574‐25‐2181(代表)
担当:南條
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