「声」から抑うつ症状の状態を推定する新技術

京都大学とPSTメディカルが日本精神神経学会で研究成果を発表

PST

「第122回日本精神神経学会学術総会」において、「音声バイオマーカ―を用いた抑うつ症状の重症度評価に関する新規技術」というタイトルで、京都大学医学部附属病院・京都大学大学院医学研究科・PSTメディカル株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:道菅 良介、以下当社)の共同で研究成果を発表したことをお知らせいたします。

 本研究では、抑うつ症状を有する患者および健常者から取得した350症例の音声データを解析し、音声特徴量を用いて抑うつ症状の重症度を推定するモデルを構築しました。その結果、音声から推定した重症度スコアとHAM-Dスコアとの間に有意な相関を確認しました。具体的には、5分割交差検証において、音声指標から推定された重症度スコアと HAM-D スコアとのピアソンの相関係数は r = 0.579でした。また、HAM-D に基づく2値判定の分類性能(ROC-AUC)は、軽度以上(HAM-D≧8)判定で 0.793(95%信頼区間:[0.745, 0.840])、中等度以上(HAM-D≧14)の判定でもROC-AUC=0.780([0.725, 0.829])と、カットオフを引き上げても同等の良好な数値を維持しました。

 精神疾患領域では、症状評価の客観性向上や継続的なモニタリングの重要性が指摘されている一方で、現在広く用いられている評価尺度は医療従事者による構造化面接や患者自身による回答が中心となっており、簡便かつ客観的な評価手法の開発が期待されています。本研究成果は、音声バイオマーカーの臨床的可能性を示すものであり、将来的には精神疾患領域における診断支援や症状モニタリングへの応用が期待されます。当社は、PSTグループが有する複数の音声特徴量等に関する特許を活用するとともに、本研究で得られた知見を踏まえて、医療機器プログラムの開発を進めるとともに、音声バイオマーカー技術の社会実装に取り組んでいきます。

【PSTメディカル株式会社について】

会社名:PSTメディカル株式会社

所在地:東京都中央区日本橋本町2丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング

代表者:代表取締役 道菅 良介

設立:2024年1月

事業内容:音声バイオマーカーを用いた医療機器プログラムの開発販売および音声バイオマーカーを活用したサービスの企画・開発・販売

URL:https://pstmd.medical-pst.com/

【お問い合わせ先】

PSTメディカル株式会社 事業企画部 髙本

E-mail: takamoto@medical-pst.com

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会社概要

PST株式会社

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URL
https://medical-pst.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル905号室
電話番号
045-263-9346
代表者名
大塚寛
上場
未上場
資本金
4億5500万円
設立
2012年02月