祝!日本フィル夏休みコンサートは50年! 首都圏で全18公演開催(7月19日開幕)
1975年から子どもたちに本格的なクラシックコンサートを届けて50年。記念のオリジナルファンファーレや、ウェルカムイベント等特別企画で2万人の親子孫3世代を迎えます。
公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団(東京都杉並区、理事長:平井俊邦)は、2024年7月19日~8月6日に1都3県で第50回日本フィル夏休みコンサート2024を開催します。
「初めてクラシック音楽を聴く子どもたちに、家族と一緒に本物のオーケストラをお聴きいただきたい」という願いから1975年にスタートした日本フィルの夏休みコンサート。50回目を迎える今年は、気鋭の作曲家信長貴富に委嘱した「夏休みコンサート50回記念 《音楽のとびら》~管弦楽のためのファンファーレ~」で幕を開けます。子どもたちと音楽との最初の出会いをイメージして作られたファンファーレは、子どもたちを優しくコンサートへと誘うでしょう。
指揮に梅田俊明、永峰大輔、歌とおはなしは江原陽子という夏休みコンサートお馴染みの顔ぶれに、選べる第二部にはスターダンサーズ・バレエ団とピアニスト上原彩子が交替で出演します。
第1部のオーケストラって面白い!では、とっても優雅で生き生きとしたアンダーソン《舞踏会の美女》、幸福感いっぱいのエルガー《愛のあいさつ》、オーケストラの迫力ある演奏でホルストの《惑星》から「木星」をお楽しみいただきます。オーケストラの魅力あふれる曲の数々を、お話を交えながら親しみやすくお届けします。
第2部は日によって演目が選べます。7月はスターダンサーズ・バレエ団によるバレエ《くるみ割り人形》、8月は上原彩子さんを迎えてショパンなどのピアノ独奏と《ラプソディー・イン・ブルー》をお楽しみください。
第3部はみんなでいっしょに!ステージと客席の皆さまが一体となって音楽の楽しさを分かち合うコーナー。大きな声で元気に盛り上がりましょう!《さんぽ》《勇気100%》の定番曲のほか、美しい日本の歌《ふるさと》を江原陽子さんが美しい歌声で歌います。子どもたちだけでなく、きっと大人の方々の心にも強く響くことでしょう。
【公演概要】
7月19日(金)14:00 相模女子大学グリーンホール
7月20日(土)13:00&17:00 東京芸術劇場
7月21日(日)13:00&16:30 サントリーホール
7月25日(木)14:00 松戸・森のホール21
7月27日(土)13:00&16:30 ソニックシティ(大宮)
7月28日(日)13:00&16:30 横浜みなとみらいホール
7月30日(火)14:00 ウェスタ川越大ホール
7月31日(水)14:00 江戸川区総合文化センター
8月2日(金)13:00&16:30 サントリーホール
8月3日(土)13:00&16:30 横浜みなとみらいホール
8月6日(火)13:00&17:00 東京芸術劇場
指揮:梅田俊明(7/19~31)・永峰大輔(8/2~6)
お話とうた:江原陽子
バレエ:スターダンサーズ・バレエ団(7/19~31)
バレエ演出・振付:鈴木稔(7/19~31)
ピアノ:上原彩子(8/2~6)
【第1部】
夏休みコンサート50回記念
信長貴富:《音楽のとびら》〜管弦楽のためのファンファーレ〜
アンダーソン:舞踏会の美女
エルガー:愛のあいさつ
ホルスト:《惑星》より木星(夏休みコンサート版)
【第2部】バレエ(7/19~31)
チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》(日本フィル夏休みコンサート2024版)
【第2部】わくわくピアノ(8/2~6)
バッハ:メヌエット
ショパン:幻想即興曲
ドビュッシー:《ゴリウォーグのケークウォーク》 「子供の領分」より
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
【第3部】
さんぽ/ふるさと/勇気100%
好評発売中
<料金>全席指定・消費税込
S席:子供3,400円/大人5,600円
A席:子供2,700円/大人4,600円
B席:子供2,000円/大人3,600円
※子供=4歳~高校生
※4歳未満は入場できません。チケットはお一人一枚ご用意ください。
★演奏時間は休憩を含めて約1時間50分です。
【チケット購入】
日本フィル・サービスセンター
☎ 03-5378-5911(平日10時~17時)
eチケット♪ https://eticket.japanphil.or.jp
チケットぴあ https://pia.jp/t/japanphil
イープラス https://eplus.jp/
ローソンチケット https://l-tike.com/
特設ページへ
https://japanphil.or.jp/summerconcert2024
主催:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団
後援:文化庁、東京都、千葉県 他
【出演者プロフィール】
梅田 俊明(指揮) 7/19~31
84年桐朋学園大学音楽学部卒業。86年同研究科修了。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明の各氏に師事。83、84年にはジャン・フルネ氏にも学ぶ。86年よりウィーン国立音楽大学指揮科に留学、オトマール・スイトナー氏に師事し研鑚を積んだ。日本センチュリー、仙台フィル、神奈川フィルの指揮者を歴任。2000~06年まで仙台フィル常任指揮者に就任しオーケストラの発展に情熱を注いだ。N響、読響、都響、東響、新日フィルを始め国内主要オーケストラと長年にわたり共演を重ねている。的確な棒さばきと音楽に対する誠実な姿勢でオーケストラからの信頼も厚い。また東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
永峰 大輔(指揮) 8/2~6
千葉県出身。洗足学園音楽大学附属指揮研究所を経て、ヴァイマル・フランツ・リスト音楽大学、メクレンブルク・フォアポマーン州立歌劇場にて研鑽を積む。豊かな音楽性を礎に国内外の主要オーケストラと数多く共演を重ねている。
2021 年日本フィル首席指揮者ピエタリ・インキネンの代役として、第364 回横浜定期演奏会、2022年には第47 回九州公演5 公演に登壇。さらに「日本フィル夏休みコンサート」、「ディズニー・オン・クラシック」全国ツアーでも活躍、幅広い聴衆に音楽を届けている。
江原 陽子 (お話とうた) 全公演
東京藝術大学声楽科卒業。4歳より(公財)ソルフェージスクールでピアノを始め、ソルフェージ、作曲、室内楽等音楽の基礎を学ぶ。
大学在学中よりEテレ『うたって・ゴー』歌のおねえさんとして出演。1991年より日本フィル「夏休みコンサート」に歌と司会で出演する他、都響、東京シティ・フィル、仙台フィル、九響等のコンサートのナビゲーターとしても活躍。各地で絵本読み聞かせコンサートも開催。洗足学園音楽大学教授/(公財)ソルフェージスクール講師
スターダンサーズ・バレエ団 7/19~31
太刀川瑠璃子を代表として1965年に創設。1981年に日本のバレエ団として初の財団法人化を果たした。創立当初からナショナルバレエの創造を活動の柱とし、日本人振付家による数々のオリジナル作品を生み出す一方、海外の優れた振付家の作品紹介にも力を注ぎ、古典から現代作品まで日本初演作品を含む世界水準のレパートリーを保持している。国内公演のほかドイツ、中国、韓国などでの海外公演の実績も多く、2019年にはパリのJapanExpoにおいてバレエ「ドラゴンクエスト」を上演し好評を博した。また、学校巡回公演やワークショップを通して子どもたちがバレエに触れる機会を幅広く提供しているほか、障がいのある方が気軽に鑑賞できるリラックスパフォーマンスや、パーキンソン病患者のためのダンスプログラムに取り組むなど、社会と広くかかわる活動も積極的に行っている。2020年に創立55周年を迎えた。
鈴木 稔 (バレエの演出・振付) 7/19~31
1983年に渡米し、ニューヨークのチェンバー・バレエ団、コロラド・バレエで公演に参加。93年スターダンサーズ・バレエ団バレエ・マスターに就任する。現在、同バレエ団常任振付家として活躍し、バレエ「ドラゴンクエスト」「くるみ割り人形」「迷子の青虫さん」など多くの作品の演出・振付を手がけている。
99年文化庁在外研修員としてフランクフルト・バレエ団にて研鑚を積む。2002年にはドイツのハイルブロン市立劇場に招聘され「MISSING LINK」を上演し、成功を収める。振付家としての活動が評価され、これまでに日本バレエ協会振付奨励賞、音楽舞踊新聞村松賞、芸術選奨文部大臣新人賞、橘秋子賞特別賞を受賞。令和5年度(第74回)芸術選奨において文部科学大臣賞を受賞した。
上原 彩子 (ピアノ) 8/2~6
第12回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めての第一位を獲得。 第18回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。これまでに、ヤノフスキ、ノセダ、ルイ-ジ、ラザレフ、ペトレンコ、小澤征爾、小林研一郎、尾高忠明、飯森範親、各氏等の指揮のもと、国内外のオーケストラのソリストとしての共演も多い。2004年12月にはデュトワ指揮NHK交響楽団と共演し、2004年度ベスト・ソリストに選ばれた。CDはEMIクラシックスから3枚がワールドワイドで発売された他、キングレコードより「ラフマニノフ 13の前奏曲」「上原彩子のモーツァルト&チャイコフスキー」「デビュー20周年記念コンサート・ライヴ盤」等4枚がリリースされている。東京藝術大学音楽学部 早期教育リサーチセンター准教授。令和4年度文化庁長官表彰受賞。
日本フィルハーモニー交響楽団
1956年6月創立。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱に加え、2011年の東日本大震災以来「被災地に音楽を」届ける活動を継続している。これらの活動は高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。
2023年9月より首席指揮者にカーチュン・ウォンを迎え、桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行う。
2026年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。1994年に杉並区と友好提携を結び、本拠地とする。毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。
オフィシャル・ウェブサイト https://japanphil.or.jp X(旧Twitter)@Japanphil
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像