夏休み到来!こども食堂を応援!「むすびえ・こども食堂基金」2021年度採択団体発表

食材支援、多様なプログラム、ひとり親支援、こども食堂がハブとなり地域循環の創造を目指すチャレンジ支援 143団体が決定!コロナ禍でのこども食堂の活動を支援します。

新型コロナウイルスの感染拡大への不安が広がり、1年が経ちました。私たちは、コロナ禍での2度目の夏を迎えています。特に、子どもたちは、2度目の夏休みを迎えることとなりました。ワクチン投与が開始されたものの感染拡大への懸念は中々おさまりません。2021年7月に結果発表した第5回アンケートでは、コロナ禍でも活動をするこども食堂から、困窮世帯とのつながりの増加や子どもたちの変化、孤立感の高まりなど地域に暮らす住民の現状の切実な状況が寄せられています。

本助成事業は、イオン株式会社、株式会社エフエム東京、株式会社ファミリーマート、Layoutからのご支援を原資に、「2021年度こども食堂基金」として、コロナ禍でも活動するこども食堂を全力で応援する助成事業です。
詳細はこちら。https://musubie.org/news/3747/

むすびえは、こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会づくりを行っています。
 

2021年度「むすびえ・こども食堂基金」は、全143団体を通じて、地域に暮らす人たちの食支援を通じた、つながりづくりを後押しします。
 

今回の助成事業につきましては、全国38都道府県のこども食堂、地域ネットワークより266件の応募をいただきました。
新型コロナウイルス感染症終息の目途が立たない中、昨年に引き続き、従来と異なる形式でのご活動、コロナ禍で新たに発見されたニーズへのご対応に苦慮されていることと存じます。そんな中での申請書作成は大変ご負担だったことと思います。たくさんの方が思いをもって活動をされているご様子に、選考委員・事務局は大変感銘を受けました。
ご応募下さいました皆様に、心より敬意を表します。

今回、大変多くのご応募を頂いたため、当初の計画より予算を増額し、選考を行いました。
しかし、すべての団体様を応援したい気持ちを持ちながらも、その思いは叶えることはできませんでした。

むすびえでは、当基金以外の助成事業含め、こども食堂や地域ネットワークの活動を様々な形で支え、皆様と共に歩んでいけるよう、引き続き取り組んで参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

なお、今回の助成事業は、イオン株式会社、株式会社エフエム東京、ファミリーマート株式会社、Layoutからのご支援を受けて実施しております。こども食堂に関心をお寄せいただき、ご支援下さいまして、誠にありがとうございます。
 

  • むすびえ・こども食堂基金選考会委員 清原委員長からのメッセージ


長引くコロナ禍にあって、全国のこども食堂の皆様の継続のご努力に心から敬意を表します。
今回は、各コースとも大変に多くの応募がありましたので、湯浅理事長には助成金額を増加していただき、時間をかけて慎重に選考いたしました。
たとえば、相対的に高額の助成となるDコースにつきましては、地域連携のハブとなるための、従来の活動を基礎としつつ、新規性、チャレンジ性を重視するとともに、地域の他の関係機関・団体との更なる連携可能性を重視しました。
いずれのコースについても、採択されなかった団体がありますが、本基金に応募してくださったこども食堂の皆様には、どうぞ、こども食堂が持つ「地域の多世代交流の居場所」としての機能を、他の関係組織とのネットワークを結ぶ中核となって推進していただくことをお願いいたします。
猛暑が予報される夏を迎えて、食材調達・調理、各種プログラムの実施に際しては、従来に増して感染症対策に努めていただくこともお願いいたします。

清原慶子(杏林大学客員教授、ルーテル学院大学学事顧問・客員教授、前・東京都三鷹市長、前・全国市長会少子化施策担当副会長、他)

 

  • 選考委員からのメッセージ

今回も全国からたくさんの御応募をいただき、ありがとうございました。長引くコロナ禍にあって、子どもたちと何としてもつながり続けようとする皆さんの熱い想いに、胸を打たれました。
献身的なお取組に、心より感謝申し上げます。
さて、選考委員2年目にあたり、あらためてむすびえ基金の意義について考えてみました。むすびえ基金にエントリーすることは、単に資金を獲得する機会となるだけではありません。エントリーシートに思いをつづることを通じて、これまでの活動の成果を振り返り、課題を見つけ出すよい機会となるでしょう。
また、スタッフの皆さん同士で地域の子ども達の未来像や活動の方向性を話し合うことを通じて、目標達成に向かってチームワークを高めることにもつながります。
さらに、発信力を磨くことによって、活動に対する地域の理解者が増え、地域全体で皆さんの活動を支える機運が盛り上がるのではないでしょうか。むすびえ基金が、資金面だけでなく、目に見えない様々な面で持続可能な活動に向けたブラッシュアップに貢献できているのではないかと感じています。
むすびえ基金にエントリーをしたことが無い方は、ぜひ参考にしていただき、むすびえ基金を活用していただきたいと思います。
これからも、夢に向かって進もうとする皆さんを全力で応援したいと思います。

内田貴之(戸田市副市長、前 埼玉県福祉部企画幹)

* * * * *

コロナ禍がこんなに長期に及ぶとは、昨年の今頃は考えられませんでした。
子どもたちにとって今年の夏休みこそは、一昨年までと同じような楽しい思い出もできるのではと思っていましたが、まだガマンしなくてはならないこと。きっと、ずっと子どもたちに寄り添っている各地のこども食堂を運営されている方々にとってもおつらいばかりではと思います。
そんな中で、工夫をこらして子どもたちへの支援の準備をされているみなさんのお姿をとても心強く感じながら、すべての申請書を拝読しました。子どもやそのご家族の生活は厳しくなるばかりですが、そうしたみなさんの温かい思いは、きっと子どもたちに伝わることと思います。
例年以上に猛暑の厳しい夏がやってきます。くれぐれもご自愛ください。

小河光治(公益財団法人あすのば代表理事)

* * * * *

コロナ禍となってからすでに1年以上が経ちました。緊急時の助成金と言う意味合いから、助成金の目的も変化し、また様々な方達が「こども食堂」をに参入していることが、申請書からわかりました。
例えば、学習支援をやっていた方や地域の高齢者に関わっていた方、もと学校の先生たち、例えば薬局、結婚式場、居酒屋さんなどなど。
これはこども食堂の持つ「多機能性」の表れだと思います。先日私が特任教授をしている相模女子大学大学院社会起業研究科の講義に、湯浅誠さんにきていただきました。「コロナ下のこども食堂」についてお話しいただいたのですが、こども食堂が子どもを真ん中においた「多機能」「多世代」の拠点になっていることがよくわかりました。2020年時点で全国に4,960箇所にあり、高齢者も子どもも利用する。社会人大学院生でも「こども食堂は困難な家庭の子どものため」と思っていた人が多く、湯浅さんの講義で、こども食堂へのイメージが変わり、課題解決のソリューションとしての役割にも目が開かれたのではと思いました。
お話の中で印象に残ったのは「災間」と言う言葉。「災害が起こるたびにこども食堂が増える」と湯浅さん。日本は災害に慣れっこな面もありますが、やはり近年世界中に今までにないような災害が増えています。「災間」とは、災害が非日常で稀なことではなく、災害が終わったら終わりではなく、それは次の災害までの「間」に過ぎない。災害と災害の間こそ、地域のつながりをしっかりと結ぶ時期なのです。今回も大きな災害にあった地域の、復興支援をやっていた団体が申請していました。「災間」に作る「繋がり」こそが非常時のセーフティネットなのですね。こども食堂を通じて、「災間」に供える皆様の活動に心から敬意を表します。

白河桃子(相模女子大学 特任教授、昭和女子大学 客員教授、東京大学 大学院情報学環客員研究員、ジャーナリスト)

 

  • むすびえ理事長 湯浅誠からのメッセージ

 

2021年度の「こども食堂基金」に対して、たくさんのご応募をいただきました。
応募してくださったみなさん、ありがとうございました。
AコースとDコースについては、採択件数を増やしましたが、それでも採択できない団体が生まれました。コロナ禍で、みなさんが大変奮闘されている様子を存じ上げているだけに、申し訳ない気持ちです。
一方で、事業計画欄にほとんど記載がない、申請金額が助成上限を超えている、計算が合わない、といった申請も一部に見受けられました。選考委員のみなさんは、基本的に予算の許すかぎり、なるべくたくさんの団体を応援したいと考えてくれていますが、「これでは採択しようがない」という申請書があったことも事実です。
私たちも自分が助成金申請をする立場になることがたびたびあり、時間がない中での作成作業の辛さは身に沁みて感じていますが、貴重な時間だからこそ、作成作業を無駄にしないために、申請前の見直し作業など行っていただければと思います。
今後も、こども食堂を応援したいと考えてくれる企業・団体のみなさんとともに「こども食堂基金」を継続できるよう尽力していきます。引き続き、よろしくお願いします。

湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)

 

  • こども食堂について


地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。「子どもの貧困対策」と「地域交流拠点」の2つの大きな軸があり、制度の裏付けはないが、箇所数は4,960(2020.12発表。むすびえ、地域ネットワーク団体調べ)あることが明らかになっている。(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000か所。)

コロナ禍では「居場所」としての開催はできなくても、日頃からのつながりをいかし、食材や弁当等を配布するフードパントリー等の活動を行ない、子どもたちの健やかな成長をやさしく見守る地域活動として、全国にその様子は報道された。

 

  • 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

代表者 : 理事長 湯浅 誠
所在地 : 東京都新宿区西新宿1丁目20番3号 西新宿髙木ビル7階
設立 : 2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
HP :  https://musubie.org/


むすびえは、ビジョンである「全国に広がるこども食堂を通じて誰も取りこぼさない社会をつくる」ために、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、こども食堂の実態を明らかにし普及・啓発する調査研究、各地域のこども食堂ネットワークを支援する地域ネットワーク支援事業、企業・団体とこども食堂支援を行う企業・団体との連携事業を行っています。
コロナ禍では2020年3月5日に「新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト」を立ち上げ、食材等の寄付を呼びかけ、その後、こども食堂の資金支援をするために「むすびえ・こども食堂基金」を創設し、2020 年4月から12 月までの半年で674 団体に対して総額1億2千万円を助成しました。他にも、のべ約9千カ所に物資を届け、金額に換算すると約2億7千万円の支援を仲介。また、感染症に詳しい小児科医の協力を得て「こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブック」の発行、動画「地域みんなで子どもを育てるためにこれならできる with コロナ時代のこども食堂」の制作、個別相談会の開催などを実施しながらこども食堂の活動をサポートしています。

参考:

2021年度「むすびえ・こども食堂基金」 募集要項(6/2追記)

https://musubie.org/news/3451/

【お知らせ】「こども食堂の現状&困りごとアンケート」最新調査結果 発表

https://musubie.org/news/3720/


 

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