株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク「平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ」社会実験にて国営公園では日本初となる衆人環視でのドローン自動航行を実施
この度、株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(本店:大阪市中央区、代表取締役社長:柴田巧、以下 JIW)は、国土交通省 国営飛鳥歴史公園事務所が管理する平城宮跡歴史公園(奈良県奈良市)に於いて、平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ※1に参画し、維持管理の効率化、新技術の活用及び社会実験を目的に、点検用ドローンSkydio R2 for Japanese Inspection(以下、J2)を用いた衆人環視下※2における国営公園での実証実験を実施しました。
※1 参考URL:平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ 紹介ページ
https://www.kkr.mlit.go.jp/asuka/heijo/psc/
※2 第三者が観光している(衆人)環境下
1、背景
平城宮跡歴史公園では、広大な敷地内における公園設備(構造物・ベンチ)の状態確認、草木の植生状況の把握に人手を要しており、維持管理の効率化に関する課題がありました。そこで当該課題を解決するべく、約1ヶ月間、弊社保有の小型ドローンを活用した自動航行の技術によって公園内の画像を取得し、点検作業の効率化に関する実証実験を行いました。
2、 内容
・期間 2020年11月10日(火)〜2020年12月4日(金) 述べ18日間
・目的 本取り組みでは、ドローンの離発着起点となるネスト※図2からドローン飛行を行い、
公園内の指定した複数のポイントを自動的に航行することで、公園の維持管理に必要なデータを取得する実験
を約1カ月間行いました。
また期間内には、公園利用者等の第三者がいる環境下での自動航行の実施にもチャレンジしております。
・実施内容
「ドローンの離着陸起点となるネストの常設及び動作実験」
「公園利用者等第三者がいる中での自動航行実験」を実証しました。
実験は、機器の屋外常設における要件確認/機能従属性の確認、法令・制度、運用方法、
点検対象の観点から行 っており、飛行ルート直下の立ち入りを制限する等の安全対策にも取組みました。
3、結果及び今後の取り組み
今回の実証実験により従来の取り組みでは難しかった、人が敷地内にいる中でのドローンの自動航行を国土交通省の管理下である平城宮跡歴史公園で実施し、安全性を確認すると共に、維持管理の効率化に役立つ営みであったことを確認しました。今後は、ドローンの自動航行技術を用いて様々なインフラ設備等の維持管理効率化を促進すると共に、安心安全に暮らせる社会づくりの為に貢献してまいります。
■平城宮跡歴史公園スマートチャレンジシンポジウム映像(YouTube)
開催日:2021年1月11日(月・祝)
YouTube :https://youtu.be/siarfaf5Gtw
リーフレット : https://www.kkr.mlit.go.jp/asuka/heijo/psc/pdf/20201228_leaflet.pdf
■参考:利用ドローンの紹介
点検ドローン Skydio J2 レンタルサービス
https://www.jiw.co.jp/rental/
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