貧困連鎖の解消に取り組むNPO法人CLACK、大阪公立大学と連携し、社会的インパクト評価を開始
NPO法人CLACK(以下:CLACK)は、大阪公立大学 現代システム科学研究科 山野則子研究室と協働し、CLACKが取り組む子ども若者の貧困による体験格差是正の取り組み「Tech Runway」の社会的インパクト評価を2022年12月より実施いたします。
- 本事業の背景・目的
子ども若者の自走と貧困構造の解消を目指すうえで、プログラムが子どもたちに対して最善であるよう、これまでも事業の評価改善を行ってまいりました。それらをより客観的で信頼性のあるものにするため、また、中長期的な視点や社会的な影響を含めて、事業や団体運営を適正に評価し改善を進めるため、スクールソーシャルワークのプログラム評価に基づく研究や子ども貧困研究と政策展開を専門とする大阪公立大学 山野則子研究室と協働し、社会的インパクト測定を実施する運びとなりました。
- 社会的インパクト評価について
- 大阪公立大学 山野則子教授 コメント
プロフィール
大阪公立大学 現代システム科学研究科/現代システム科学域 教育福祉学類 教授。国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)等の支援をうけ、スクールソーシャルワークに関する研究を社会に還元していくために、政府や全国の研究者、実践家とチームを組んで、展開している。第9期中教審委員や内閣府の「貧困状態の子供の支援のための教育・福祉等データベースの構築等に向けた研究会」の座長も務める。主な著書に『子どもの貧困調査』(明石書店)、『学校プラットフォーム』(有斐閣)など多数。
- CLACK理事長 平井コメント
大学入学後、山野教授の講義やシンポジウムを受講したことをきっかけに、私自身が経済的困難により様々なことを諦めてきた当事者としての視点だけでなく、マクロの視点からも子どもの貧困問題について考えるようになりました。山野研究室の北欧への教育視察の同行や研究のお手伝いでの経験が、私の考え方のひとつの土台となっており、CLACKでの活動にも通じています。
協働という形でNPO法人CLACKと大阪公立大学の山野研究室と社会的インパクト評価の測定に取り組めることは、念願であり、非常に光栄なことです。学術的な視点を持ち、事業をよりよい形で社会に広げられるよう、しっかり取り組んでまいります。
- CLACKへのご支援について
【個人の方】
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- NPO法人CLACKについて
「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」を実現するため、「日本中の困難を抱える高校生にプログラミングによる自走支援を届ける」をミッションに活動しています。困難な状況にある高校生を対象にしたプログラミング学習支援とキャリア支援を行うプログラム「Tech Runway」では、金銭面を理由に学習機会が奪われないよう、PC・交通費支給と完全無料で提供しています。また、支援を潜在的に必要とする高校生に、効果的に情報を届けるため、地域の高校やNPO団体、社会福祉協議会・就労支援施設などとの協力関係を築いています。
【本件に関するお問い合わせ先】
担当:中川(NPO法人CLACK 事務局長)
メールアドレス:contact@clack.ne.jp
団体概要
団体名:NPO法人CLACK
代表理事:平井 大輝
設立:2019年3月29日
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 EPO新大阪ビルディング1001号
コーポレートサイト:https://clack.ne.jp
寄付ページ:https://clack.ne.jp/donation
Twitter:https://twitter.com/npo_clack
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