製薬・医療機器企業向けにサル痘ウイルス抗原検査キット等の海外製品導入を支援

医薬品・医療機器の海外市場の成長と新製品の開発・製造能力の向上を踏まえ、製薬・医療機器企業向けに、海外製品の導入と自社製品の海外市場への導出を支援するサービスを提供開始

医療アウトバウンド・インバウンド支援を行うメディカルエクスポート合同会社(本社:東京都調布市。以下、当社)は、医薬品・医療機器の海外市場の成長と、新型コロナウイルス感染症の発生を機に加速した中国の新製品の開発・製造能力の向上を踏まえ、製薬・医療機器企業向けに、主に中国で新たに開発された医薬品・医療機器の日本市場への導入(製品導入)と、自社製品の中国への輸出・販売(製品導出)を支援するサービスの提供を開始。製品導入支援サービスでは、本年4月に欧州で初めて家庭用の新型コロナ核酸検査キットとしてCEマーク(欧州加盟国基準)を取得したUstar Biotech社(中国・浙江省杭州市)製の「EasyNAT COVID-19 RNA Test」や、本年5月25日に同じくCEマーク(欧州加盟国基準)を取得したばかりのSejoy社(中国・浙江省杭州市)製サル痘ウイルス抗原検査キット「Monkeypox Antigen Rapid Test Cassette」等の日本市場への導入をサポートします。

Sejoy社製サル痘ウイルス抗原検査キット「Monkeypox Antigen Rapid Test Cassette」Sejoy社製サル痘ウイルス抗原検査キット「Monkeypox Antigen Rapid Test Cassette」


日本と中国は、国別の医療費ランキングにおいて世界第3位・第2位の医療大国であるとともに(※1) 、中国は日本の医薬品の輸出先として世界第3位、医療機器の輸出先として世界第1位という世界最大級の貿易相手国です(※2)。また、特に新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品(IVD)において、中国はその高い開発能力と製造能力を発揮し、米国・欧州・日本の企業に先駆けて検査試薬や検査デバイスを開発し、今後は医薬品・医療機器の輸入元としても中国の存在感が高まることが予想されます。

このような現在の市場環境の下、当社はこれまで培った中国の製薬・医療機器企業とのネットワークを活用し、日本の製薬・医療機器企業向けに、医薬品・医療機器の製品ライセンス導入(中国企業からの輸入)と、自社製品ライセンスの導出(中国市場への輸出)を支援するサービスを提供します。

※1:出典 OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development)2020年データ
※2:出典 厚生労働省令和2年薬事工業生産動態統計年報

製品導入支援サービスでは、日本の製薬・医療機器企業が製造販売元として、中国の製薬・医療機器企業が開発した医薬品・医療機器を日本市場に導入するにあたり、当社が導入候補品の選定から、中国製造元企業との導入契約交渉、薬事承認申請・輸入関連手続、導入後のアライアンス業務までを支援します。当面の導入候補品としては、2年半以上にわたり世界中で猛威を振るう新型コロナ感染症関連の検査試薬・デバイスのほか、現在新たな感染の拡大が懸念されているサル痘ウイルスの検査試薬・デバイスを想定しています。

<製品導入支援サービスの内容 ※契約により対応範囲が異なります。>
  • 導入候補品の選定
  • 中国製造元企業との製品導入に向けた契約交渉
  • 日本での薬事承認申請に向けた必要情報の収集、各種調整
  • 日本への輸入に関する各種手続サポート
  • 導入後のアライアンス業務
 

Ustar Biotech社製新型コロナ核酸検査キット「EasyNAT COVID-19 RNA Test」Ustar Biotech社製新型コロナ核酸検査キット「EasyNAT COVID-19 RNA Test」


一方、中国への製品導出においては、日本製の医薬品・医療機器を中国に輸出・販売するために薬事承認の取得が必要なのは当然ですが、さらに一部の大手企業を除き自社で中国全土への強力なセールス部隊を保有していない場合には、中国市場を開拓するために力を貸してくれる中国現地のパートナー企業の存在が欠かせません。そして、中国市場は広大で、原則として各省・直轄市ごとに入札を行う必要があることから、現地パートナー企業には、対象となる診療科目が同じで、自社製品とシナジーのある主力製品を有し、全国にセールス部隊・ネットワークを有する実力企業を選択する必要があります。そこで、当社の製品導出支援サービスでは、中国での薬事承認申請に関する支援に加え、中国での販売に対しても最も尽力してくれる中国現地パートナー企業の選定から、製品導出に向けた契約交渉、および製品導出後のアライアンス業務までサポートします。

<製品導出サービスの内容 ※契約により対応範囲が異なります。>
  • 導出候補品の市場調査
  • 中国現地パートナー企業の選定
  • 中国現地パートナー企業との製品導出に向けた契約交渉
  • 中国での薬事承認申請に向けた必要情報の収集・提出、各種調整
  • 中国への輸出に関する各種手続サポート
  • 導出後のアライアンス業務

当社はこれまで、主に医療機関・医師を対象に、中国を主とした海外進出・就業支援(医療アウトバウンド)支援と、日本の医療機関に外国人患者を紹介する医療インバウンド支援を行ってきましたが、これらは世界規模での新型コロナ感染症拡大の影響により需要が低迷しています。一方で、人の往来が制限された新型コロナ感染症の影響下では、これまで以上に国際的な情報交換と物流の重要性が見直され、医療分野においても国際的な製品導入・導出に対する需要がますます増大しています。このような中、当社の本サービスが、日本の製薬・医療機器業界の発展に貢献できることを期待しています。

<会社概要>
会社名:メディカルエクスポート合同会社(英語名:Medical Export Inc.)
所在地:東京都調布市調布ヶ丘1-32-13
代表者:三澤志洋
代表電話:03-4588-6820
URL:https://medical-exp.com/business4/
事業内容:
1)日本人医療従事者の海外就職・就業支援
2)日本医療機関の海外進出支援(医療アウトバウンド支援)
3)日本医療サービスの海外市場向けプロモーション(医療インバウンド支援)
4)医薬品・医療機器の製品導入・導出支援

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://medical-exp.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都調布市調布ケ丘2-6-42
電話番号
080-4637-0240
代表者名
三澤志洋
上場
未上場
資本金
400万円
設立
2019年05月