愛媛県内子町における「内子龍王バイオマス発電所」が稼働開始

地元産材を活用した木造発電所から生み出される熱を地域の交流施設で有効活用

 有限会社内藤鋼業(社長:内藤昌典)、株式会社サイプレス・スナダヤ(社長:砂田和之)、株式会社竹中工務店(社長:佐々木正人)、三洋貿易株式会社(社長:新谷正伸)、大日本コンサルタント株式会社(社長:楠本良徳)の5社からなる株式会社内子龍王バイオマスエネルギー(社長:内藤昌典)が愛媛県内子町に建設した「内子龍王バイオマス発電所」がこのたび竣工し、10月13日より稼働を開始しました。
 10月13日には、内子町小野植町長や内子町森林組合岡田組合長、及び事業関係者が出席して開所式が執り行われ、その後の施設見学会には地域の林業関係者や住民、地元の小学校に通う児童ら約100名が集まり、地元産材を活用した新たなエネルギーと経済の循環を体感しました。
 

「内子龍王バイオマス発電所」外観「内子龍王バイオマス発電所」外観

開所式の様子(左)、見学会の様子(右)開所式の様子(左)、見学会の様子(右)


事業概要

 本事業は、内子町森林組合に出材された原木約3,600t/年の間伐未利用材により製造された木質ペレットを燃料にして330kWの発電を行い、発電時に発生する熱を隣接する内子町龍王公園内の「オーベルジュ内子」と「フィットネスクラブRyuow」の2施設へ供給するという熱電併給事業です。

 建設にあたっては、「内子町龍王地区の木質バイオマス熱電併給に関する基本協定書」を締結した内子町からの各種支援のもと、地元企業を中心とした資金調達を図るともに、発電建屋は地元産材を活用した木造建築とすることで、地域連携型の木質バイオマス発電事業の先導モデルとなることを目指しています。
 

 

名称 内子龍王バイオマス発電所
所在地 愛媛県喜多郡内子町内子1365番地
事業者 株式会社内子龍王バイオマスエネルギー
(内藤鋼業、サイプレス・スナダヤ、竹中工務店、三洋貿易、大日本コンサルタント)
規模・構造 敷地面積797平方メートル、延床面積181平方メートル、木造
出力 電気330kW、熱520kW
営業運転開始 2022年10月

 

 

 

 

 

 

 

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会社概要

URL
https://www.dd-con.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田練塀町300
電話番号
03-5298-2051
代表者名
原田 政彦
上場
未上場
資本金
13億9900万円
設立
1963年01月