再生可能エネルギーの開発・設計・施工により地球のあるべき姿を目指す翔栄クリエイト 東南アジア最大規模となる981MWラオス太陽光発電所の建設工事請負契約を締結
~クリーンエネルギー事業・建築設備工事事業の海外展開を強化~
ラオス太陽光発電所の建設工事の請負契約について
当社では、「環境を守る」事業として既に20年以上、再生可能エネルギー発電所を国内に多く稼働させるべく、積極的にクリーンエネルギー発電所の開発・設計・施工・メンテナンス(クリーンエネルギー事業)を行って参りました。このノウハウを活かし、海外においても再生可能エネルギー発電所の普及を増進させるため、2018年に海外部を設立し、更なる地球温暖化対策に取り組んでまいりました。
そしてこの度、本事業の一つとして、ラオスにて建設予定の、東南アジア最大規模となる981MW(メガワット)の太陽光発電所の工事を管理遂行する運びとなりました。この発電量は小型の原子炉1基分に相当します。当社では、2019年にベトナムにて受注後5か月以内で100MWの太陽光発電所を建設した実績があり、本件が評価されたことが今回の受注につながりました。当社は、本工事の実施にあたり、ベトナム大手のゼネコンであるHAWEE ENERGY合同会社やタイのタイ国際スポーツ株式会社とコンソーシアムを組成し、ラオスのアダプー県とチャンパサック県にて合計981MWの発電規模となる太陽光発電所設立に向けて、リーダーとして機器調達や建設工事管理を行います。両建設所にて、2023年3月末に売電を開始する予定で、ラオス電力公社が電力を購入します。この建設により、年間で約857,000世帯分の消費電力に相当する1,618,768MWh(メガワット時)を発電し、4,542,100人分※の二酸化炭素排出の削減につながることを想定しています。
※4,542,100人=857,000世帯×ラオス平均世帯人数5.3人(出典:空気調和・衛生工学論文集「ラオス高所得層の住環境とエネルギー消費」より)
ラオスは現在人口約700万で、太陽光発電所を建設する南部地域では経済開発が進んでいます。地元の産業発展に貢献する一方、この地域は地政上タイ、ベトナム、カンボジアに国境を接していることから、今回の建設によりラオスからこれらの国々への電力輸出の増大、及び外貨獲得、経済発展にも貢献します。さらに、想定される温室効果ガス排出削減量は、年間で約539,040 Co2トンとなります。スポンサーとなるシンガポールのSEFグループ、及び欧州ファンドにとっても、「パリ協定」のもとで進む世界の温室効果ガス削減が期待されることも出資にいたった理由の一つとなりました。
契約概要
また、現在サラワン県とボ-リカムサイ県においても、それぞれ436MWの太陽光発電所の基本合意書を交わしております。順次建設工事請負契約を締結する予定です。
調印式
契約にあたり、タイバンコクインターコンチネンタルホテルにて、2021年3月21日(日)に調印式が開催されました。プロジェクト主催のブルーバーグ株式会社、タイのパワーエナジー株式会社、コンソーシアムであるHAWEE ENERGY合同会社、タイ国際スポーツ株式会社、そして当社のクリーンエネルギー事業部海外部部長が参加し、脱炭素化と経済発展を両立させるべく、力を合わせていく決意と結束を表明しました。来賓で、王室関係者、上院議員や陸空軍将校、テレビ局社長等が出席しました。
「通称2030年問題(2030年に向けたCO₂排出量削減計画)」への取り組みとして、年間約50万人分の二酸化炭素の削減を目指す
国際連合の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2030年までに気温上昇を産業革命前より1.5度に抑えなければ海面上昇による異常気象により、地球は危機的な状況に陥ると警鐘を鳴らしています。実際、現在の地球の平均気温は産業革命前と比べ1.2度上昇しており、その影響により世界各地で異常事態が相次いでいます。グリーンランドでは氷床が解けて湖が出現しており、各国でも乾燥と高温により山火事が発生し多くの動物が犠牲になっているだけでなく、山火事による健康被害も多数発生しています。2020年には世界では約63万平方キロメートルの森林(日本の1.7倍の面積)が山火事により失われています。温暖化により地球が脅かされる状況下で、甚大な被害を避けるためには平均気温を下げ、2030年には二酸化炭素の排出を半減させる必要があると言われています。日本でも、パリ協定のもと温室効果ガスの排出量を2013年比で2030年までに26%、2050年までに80%削減するという目標を掲げています。
当社では、この「2030年問題」以前の1999年から、クリーンエネルギー事業に力を入れてまいりました。これまで弊社で設置した太陽光発電所の発電総量は日本(68.4MW)とベトナム(100MW)を合わせて168.4MWです。日本においては、1MW(1,000kW)の太陽光発電所で一般家庭216世帯503人分の1年間の電力量を賄うことができる※1ことから、日本国内での消費に換算すると約8.4万人分の1年間の電気について、二酸化炭素を排出しない形での供給を実現しました。
当社では今後さらに約1,000MWの開発を予定しております。これは日本国内での消費に換算すると約42万人分の1年間の電気を二酸化炭素を排出しない形で供給することになります。なお、日本、ベトナム、ラオスそれぞれ当該国換算で合計すると年間約500万人分(日本:約3.4万人、ベトナム:約12.5万人、ラオス:約454万人※2 )の二酸化炭素排出の削減につながります。
※1
① 4人家族の一般家庭が使用する平均年間消費電力量:年間4,618kWh
(出典:経済産業省資源エネルギ庁ホームページ https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/replacement/electric_power/)
②太陽光年間発電量:出力×日照時間=1000kW×1000時間=100万kWh
太陽光年間発電量(100万kwh)÷一般家庭の平均年間消費電力量(4,618kwh)=216世帯分
③ 1世帯平均2.33人×216世帯=503人
(1世帯平均人数 出典:総務省データ2-12 https://www.stat.go.jp/data/nihon/02.html)
※2 各国消費電力量換算
日本の年間消費電力量換算 68.4MW→3.4万人分、 ベトナムの年間消費電力量換算:100MW→12.5万人分、ラオスの年間消費電力量換算:981MW→約454万人分
◆翔栄クリエイトについて
今儲かっていることでは無く、今問題になっていることを、これから儲かりそうなことでは無く、これから問題になりそうなことを解決する事業を多角的に展開しており、現在では10の事業を手掛けています。 「真の意味で、時代のニーズに応えうる事業を行う」という理念を掲げ、健康、環境、経済など、分野にとらわれず真のニーズに挑戦している企業です。
◆会社概要
会社:株式会社翔栄クリエイト
代表:代表取締役 宇佐神 慎(うさみ まこと)
本社:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-8-1 新宿ビルディング1階
URL:https://syouei-corp.net/
TEL:03-6894-2211
設立:1997年8月
事業:○環境を守るための事業(クリーンエネルギー事業部)
・クリーンエネルギー事業:地球温暖化を防ぐ再生可能エネルギーの設計・施工
・建築設備工事事業:異常気象に対応可能な建築設備設計・施工
・海外事業:クリーンエネルギーの海外展開
○健康を保つための事業(ライフクリエイション事業部)
・アグリ事業:固定種、在来種、無農薬・無化学肥料の自然栽培農業
・ビセットプラザ事業:安心安全にこだわった食の知識と情報発信、店舗運営
・ビセットフィット事業:食事×運動のパーソナルジム「Be-set fit」の運営
・ウエルネス事業:水素関連製品および災害対策製品の企画・開発・販売
・デンタル事業:3Dデジタル見えないワイヤー矯正システム「ビセットライン」
○経済を支えるための事業(ビジネスクリエイション事業部)
・クリエイティブ事業:業績を上げるオフィスデザイン・施工・ブランディング事業:IT導入補助金を活用
したWebビジネス促進支援・Web研修「Web担」
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