阪大発ベンチャー「C4U株式会社」の科学技術顧問である東京大学医科学研究所・真下教授らがゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いたCOVID-19迅速診断法を発表

​大阪大学ベンチャーキャピタルが運営するOUVC1号ファンドの投資先である「C4U株式会社」の科学技術顧問を務める東京大学真下教授らにより、国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の迅速診断法が開発されました。

 OUVC1号ファンドの投資先であるC4U株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役:魚谷晃、以下「C4U」)のファウンダーで科学技術顧問を務める東京大学医科学研究所教授の真下知士氏、同研究所講師の吉見一人氏らによって国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3(※1)を用いて簡単かつ正確にウイルスRNAを検出する新しい手法(CONAN法(※2))を開発し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の迅速診断法を確立したことが東京大学医科学研究所より発表されました。
 C4Uは本研究に参画しており、今後はキット化し、医療現場で簡易的に使用できるCOVID-19迅速診断薬として早急に実用化することを目指します。

※1 CRISPR-Cas3:
多くの細菌は、獲得性免疫に似た「CRISPR-Cas(クリスパー-キャス)システム」と呼ばれる防御システムを備えています。CRISPR-Cas3は、 細菌、古細菌が持つCRISPRシステムの中でClass1に属するCRISPRシステムのことです。複数タンパク質の複合体でDNAを人工的に切断する国産ゲノム編集ツールとして、2019年に開発されました。

※2 CONAN法:
今回開発した微量な核酸の検出法で、CONAN(Cas3 Operated Nucleic Acid detectioN)法と名付けました。狙った配列を認識するCRISPR-Cas3タンパク質と検出用DNAプローブの混合液をバイオセンサーとして利用することで、サンプル中の標的配列が有るか無いかを、正確かつ迅速に検出することができます。

東京大学医科学研究所リリース
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00009.html

・C4Uの概要
会社設立       2018年3月
事業内容   ゲノム編集技術に係る研究開発事業
所在地    大阪府吹田市山田丘2-8 テクノアライアンスC棟 7F
代表取締役  魚谷 晃 (うおたに あきら)
URL      http://www.crispr4u.jp/

【お問い合わせ先】
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 管理部
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号 テクノアライアンス棟3階
TEL : 06-6879-4982  FAX : 06-6105-5210   E-mail : info@ouvc.co.jp
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