ディープテックとテクノロジーの世界的スタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge (XTC)」、日本大会の優勝企業が「株式会社INOPASE」に決定!
~8月の世界大会へ招待! 会場には約150名が観覧~
日本大会に登壇した10社の中から優勝企業が「株式会社INOPASE(イノペース)」、準優勝企業が「株式会社Penetrator(ペネトレータ)」に決定いたしました。
優勝企業の株式会社INOPASEは、2024年8月(予定)に米国サンフランシスコで行われるXTC世界大会に招待されるほか、世界中のXTCパートナー企業および歴代ファイナリストによるネットワーキング支援を受けられるXTCグローバルファイナリストコミュニティへの参加資格を得ます。
優勝企業:株式会社INOPASE(イノペース)
<代表取締役CEO 杉本宗優 氏コメント>
我々の、海外市場からという取り組みはまさにチャレンジングであるのは間違いありません。また、グローバルにネットワーキングすることには楽しさや喜びも伴います。今回のXTC JAPANでのピッチ登壇はサポーターの存在を改めて感じ勇気づけられる機会でした。
Go Global、日本のスタートアップが世界に羽ばたこうという機運の高まりとともに当社事業は進められています。日本のスタートアップの世界進出の一員として、腹をくくってこれからも邁進していきます。
<株式会社INOPASEとは>
クローズドループ神経刺激療法による難治性過活動膀胱の寛解
URL: https://www.inopase.com/ja
<審査員 井上智子 氏(オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長)コメント>
受賞おめでとうございます。これまでに、日本発のアイディアが最初に日本をターゲットにしない方がポテンシャルを活かせるケースをいろいろ見てきました。まさに最適な市場を、日本だけにとらわれず見ておられます。
MedTech初のグローバルなユニコーンとして成功して、日本が直面する高齢社会の生活を豊かに、そしてみんなを元気にしていくプロダクトをどんどん出してください。
準優勝企業:株式会社Penetrator(ペネトレータ)
<CEO 阿久津岳生 氏コメント>
受賞、率直に嬉しく思います。当社がこのままの勢いで海外展開してもいいんだと背中を押してもらった気持ちで、とても励みになりました。
当社サービスを使うと、世界中の不動産を衛星データで自動検知できます。近い将来、海外への移住が旅行に近い形でどんどん進み、人々の日常がもっともっとグローバルになっていくと信じています。
国境はなくなります。現在、世界で平和ではないところもありますが、ボーダレスな世界を実現し、世界平和に貢献するためのひとつのサービスになるように取り組んでまいります。
<株式会社Penetrator(ペネトレータ)とは>
衛星データのAI解析で企業の不動産仕入れを100倍に加速
<審査員 西尾信彦 氏(立命館大学 情報理工学部 教授)コメント>
受賞おめでとうございます。Penetrator社の技術は空き地を見つける技術だと思っていましたが、実のところ土地の価値を見つける技術なのだなと気付かされました。それがキーポイントになってビジネスを支えられている。今後の成長が見込めるビジネスです。グローバル展開も期待しています。
XTC JAPAN幹事 春日伸弥 氏(IT-Farm ジェネラルパートナー)コメント
開催五回目となるXTC JAPAN 2024では、JAPAN INNOVATION DAYとの共同開催で多数の起業家・投資家・企業家の皆様にご参加いただきました。優勝企業や準優勝企業だけでなく、国境のない市場に取り組むすべての参加スタートアップの皆様に深い敬意を表します。
日本からグローバルに羽ばたくスタートアップには二つの特徴があります。一つは日本で成功を収める前に海外への具体的なアクションを始めていること。企業によっては日本市場よりも先に海外市場で顧客を獲得している場合もあります。もう一つは技術やAIの力で自社しか入手できない一次情報や素材を生み出していること。第三者が作り出す情報や物資の収集(アグリーゲーション)や分析ではなく、そこにしかないデータや物を作り出すスタートアップが世界で勝負の土俵に立っています。
INOPASEやPenetratorをはじめとするピッチ登壇10社と全ての起業家の皆様には、今後もXTCを世界への身近な扉としてご活用いただければ幸いです。
XTC JAPAN 2024 ピッチ登壇10社の企業名と事業概要一覧
mediVR Inc. | 株式会社mediVR
難治障害の治療までも可能とするVRリハビリ「体性認知協調療法」の臨床提供・普及
Ellie Inc. | エリー株式会社
廃棄農作物で育つ野蚕からアパレル素材や食品素材を創出
A16, Inc. | ai6株式会社(エーアイシックス)
WiFiセンシングAIによる独居高齢者の転倒予防・生活支援
INOPASE Inc. | 株式会社INOPASE(イノペース)
クローズドループ神経刺激療法による難治性過活動膀胱の寛解
Linda Pesa Limited. | LINDA PESA株式会社(リンダペサ)
アフリカ中小企業に経営管理データ基盤を提供、成長資金貸付を実現
SITESENSING, inc | サイトセンシング株式会社
非GPS環境でのIMU自律航法測位をドローン/モバイル向けに提供
https://site-sensing.com/index.html
andperiod Inc. | 株式会社アンドピリオド
産直ライブコマースにより高齢個人農家のEC参入を実現する農産品MCN
Turing Japan | Turing Japan 株式会社
ブロックチェーン電子証明で世界10ヶ国400機関の行政文書・民間証書を発行支援
Cloudpick Japan Co.,Ltd . | Cloudpick Japan株式会社
レジなし無人店舗をRFID不要・カメラ映像解析のみで実現
Penetrator, Co., Ltd. | 株式会社Penetrator(ペネトレータ)
衛星データのAI解析で企業の不動産仕入れを100倍に加速
参加ベンチャーキャピタル
海外展開を支援するグローバル・ベンチャーキャピタル(VC)が東京に集結
30年間で600社に5000億円を出資し、160社のIPOを成し遂げたシリコンバレーの著名経営者2名による600億円ディープテック・ファンド「Walden Catalyst Ventures」創業者Young Sohnや、ライブ配信アプリ日本最大手「17LIVE」へ出資の「Darwin Ventures」、25年間でディープテック中心に海外100社に出資し、Zoomやトレジャーデータの創業を支援したクロスボーダーVC「IT-Farm」などが参加しています。
Walden Catalyst Ventures
シリコンバレー&欧州で600億円規模のアーリーステージ・ディープテックファンドを運用。共同創業者は二名とも米国半導体産業の名経営者・投資家として、これまでチーム全体で30年以上に渡り500社以上の出資と124件のIPOを実現。
Plug and Play Japan
世界最大級のアクセラレーター/ベンチャーキャピタル(VC)として世界18カ国30拠点以上に展開し、VCとしてDropboxやPaypal、Lending Clubなど多数のユニコーン企業を輩出。2020年はアクセラレーターとして500社を超えるパートナー企業と共に1,000以上のプログラム・イベントを実施し、2,000社以上のスタートアップの事業化・事業成長を支援。
Darwin Venture Management
台湾・北米・日本のスタートアップに出資する台湾のアーリーステージVC。ライブ配信アプリ日本最大手「17LIVE」へのアーリー投資で知られ、ファンド創業者は米国NASDAQへの起業上場経験をもつ。Sandforce、Hejan Semiconductor、KKday等の大型案件をはじめ、ソフトウェア・バイオ・素材・製造機器・半導体などの技術分野に出資。
オムロンベンチャーズ株式会社
オムロン株式会社が2014年に設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「オムロンベンチャーズ株式会社」。2018年に井上智子氏が同社社長に就任。ファクトリー・ヘルスケア・スマートシティ領域において、AI・ロボティクス・セキュリティ・エネルギー技術にフォーカスして投資活動を実施。
株式会社アイティーファーム
1999年より東京&シリコンバレーを拠点に世界中のアーリーステージ先端技術にVC投資。Zoom、トレジャーデータ、Wish、JTowerなどの大型案件をシード~シリーズAから発掘・出資し、海外投資および国際事業開発の実績はそれぞれ100件を超える。日本発ディープテックを支援するVCファンドも運用。XTC JAPAN幹事。
世界120ヶ国から数千社が参加する Extreme Tech Challenge (XTC)とは
Extreme Tech Challenge (XTC) はグローバル課題に技術で取り組むスタートアップを発掘・支援する世界最大規模のピッチコンテストです。独自ディープテックや既存テクノロジーの革新的応用を中心に世界120ヶ国から数千社が集結し、約80のXTCグローバルパートナーVC・企業・団体がファイナリストのグローバル展開を支援しています。
■ XTC JAPAN(日本大会)の特徴
日本大会であるXTC JAPANは2020年より毎年開催され、過去登壇企業の約7割が大会後に資金調達を達成。優勝スタートアップはXTCファイナリストとして世界大会参加・海外調達・海外展開でディープテックや先進テクノロジーに強いグローバル投資家の支援を受けられます。
大会5年目の2024年はJAPAN INNOVATION DAY by ASCII STARTUPとの同時開催。選抜10社によるピッチステージやスタートアップ100社(予定)によるブース展示をはじめ、世界のディープテックVCによるパネルトークや、海外展開中のスタートアップ座談会などテクノロジー×グローバルをテーマに過去最大スケールで起業家・投資家・企業家の皆様をお迎えします。
■ XTC JAPANでのピッチ後、7割の企業が資金調達に成功
XTC日本大会は、ピッチ登壇社の資金調達の高い成功率が特徴です。XTC JAPAN 2020-2023のファイナリスト39社のうち27社は登壇後に資金調達に成功しており、そのうち5社は主催VCであるIT-Farmが出資。過去に優勝・準優勝した11社中8社は今では海外事業展開を実現しており、XTC JAPANは事業性や世界的ポテンシャルの高いテクノロジー・スタートアップが数多く参加しています。
(XTC JAPAN2020-2023における実績)
XTC JAPAN運営委員会 概要
組織名:XTC JAPAN運営委員会
所在地:東京都千代田区平河町2丁目5番3号 MIDORI.so NAGATACHO 5F (株式会社ガイアックス内)
設立:2019年12月
共催:株式会社ガイアックス・株式会社アイティーファーム
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像