【大正大学】コロナ禍での部活・サークル活動展開
~YouTubeで新入生勧誘、ZOOMで練習・稽古を展開~
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、新型コロナウィルス感染症COVID-19拡大を防止するため、学生の学内入構を禁止し、オンライン授業を展開しています。また、学生の課外活動については、オンラインを除いての活動は原則禁止の方針を継続しています。
この状況下で一度も大学に足を踏み入れられず、クラブ・サークルの概要を知る機会のない新入生のため、団体毎の動画を公式ホームページに掲載する一方、在学生はオンライン(ZOOM等)での部活動を再開するなど、活動団体毎にそれぞれ工夫を凝らし、活動を再開しています。
この状況下で一度も大学に足を踏み入れられず、クラブ・サークルの概要を知る機会のない新入生のため、団体毎の動画を公式ホームページに掲載する一方、在学生はオンライン(ZOOM等)での部活動を再開するなど、活動団体毎にそれぞれ工夫を凝らし、活動を再開しています。
【本件のポイント】
- 新型コロナウィルス感染症COVID-19拡大を防止するため、各団体それぞれの工夫により、オンラインでの課外活動がスタートしている。
- 新入生はキャンパスに来ることができず、各課外活動団体の概要を知ることができないため、YouTube動画を通して活動の様子を公開。キャンパス再開後の入部へ繋げる試みを展開している。
【取組み事例】
◆茶道部
稽古日に学生・指導教員が各家庭からZOOMに接続し、茶道の稽古を実施中。
学生が点前をする様子を指導教員がZOOMで見ながら、口頭で指導を進める。学生一人が稽古中、他の学生は画面・音声オフにしながら、稽古を見学することができる。
オンライン稽古のメリット:対面稽古と比して、想像されるほど質が落ちず、指導者と一対一での稽古となるため、集中しやすい。他の部員の点前を見て学ぶことができる。時間を効率的に使うことができる(都合のいい時間にできる、自宅に茶道具がなく代替品のため、準備が楽など)。
オンライン稽古のデメリット:自宅に茶道具が揃っておらず、抹茶やお菓子の準備も難しい。数名が揃わないとできない稽古がある。自宅がフローリングの学生が多いため、畳の上を歩く稽古ができない。初めて習う点前の稽古は難しい(ある程度経験済みの点前の復習が主体)。
◆空手道部
部員同士のコミュニケーションを促進し、自発的な稽古とするための新たな取り組みとして、ZOOMを使用して、オンライン稽古を実施。狭いスペースでも行える基本動作や体幹トレーニングなど、学生自身でその日の稽古内容を組み立てている。
オンライン稽古のメリット:稽古メニューの注意点やトレーニング時に意識する筋肉を他の部員に説明することが必須となるため、自身の理解度を深めることに繋がった。また、実技以外のプレゼンテーション能力やタイムマネジメント能力が上達した。稽古の最後には、部員同士の近況報告も行い、対面時よりもそれぞれの状況を詳細に把握できるようになった。
オンライン稽古のデメリット:住居環境が異なるため、発声や所作で大きな物音が発生しないよう、メニュー以外に配慮しなければならない事項がある。広いスペースでの実践的な形や組手の稽古ができていないため、対面と比して満足度は少ない。
◆公式HP上で各課外活動団体の活動動画を配信
オンラインで授業を展開中のため、学生の学内入構は制限され、クラブ・サークルの新入生勧誘活動が実施できていません。通学再開後、新入生が課外活動に興味・関心を持ち、入部がスムーズにできるよう、大正大学公式HPのクラブ・サークルページに、課外活動団体毎のPR動画を設置しています。
https://www.tais.ac.jp/life/ex_act/blog/20200706/67501/
【大正大学概要】
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の精神です。そして、建学の精神のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。
大正大学公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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