台湾のスタートアップエコシステム、日本・台湾間の企業進出支援を加速

Startup Island TAIWAN Tokyo Hub 開設1周年式典を開催

日本初のソリューション特化型メディア「JStories」を運営する株式会社パシフィック・ブリッジ・メディア・アンド・コンサルティング(PBMC、本社: 東京都港区、代表取締役: 前田利継)は、台湾政府が推進するスタートアップ支援イニシアティブ「Startup Island TAIWAN」が主催するイベント(8月19日から22日に開催した大阪万博の後援イベント「Taiwan Tech Week」と、8月25日・26日に都内で開催した「2025 日本・台湾イノベーションサミット」)の公式メディアパートナーとして、イベントに関連する記事を配信してきました。

この度、8月26日にイベントの主催者であるStartup Island TAIWANの東京拠点であるStartup Island TAIWAN Tokyo Hubの開設1周年記念式典を取材いたしましたので以下の通りお知らせします。

台湾・日本のスタートアップ関係者、投資家、政府関係者等、約100人が出席

台湾政府が推進するスタートアップ支援イニシアティブ「Startup Island TAIWAN」の東京拠点であるStartup Island TAIWAN Tokyo Hubは、8月26日(火)、開設1周年を記念する式典を開催いたしました。

劉 鏡清(Paul Liu) 台湾・国家発展委員会委員長(当時)、吉村 恵一 東京都スタートアップ戦略推進本部長、前原 李 道道 Startup Island TAIWAN Tokyo Hub 共同代表、山田 周平 桜美林大学院特任教授(元日本経済新聞中国総局長・台北支局長)など台湾・日本のスタートアップ関係者、投資家、政府関係者等約100名が出席。JStoriesの編集長の前田 利継 も、Startup Island TAIWAN Tokyo Hubの 共同代表として出席しました。

イベントでは、 Startup Island TAIWANの1年を振り返る動画が上映された他、式典では、台湾のAI翻訳企業 UbeStreamの自動翻訳システムを活用した多言語リアルタイム通訳の実証実験も実施されました。


開設1年間の成果

近年、アジア太平洋地域におけるスタートアップエコシステムの重要性が高まる中、台湾は半導体産業を中心とした高度な技術力を誇り、日本は大規模な市場と成熟した産業基盤を有しています。Tokyo Hubは、この日台の強みを活かし、台湾スタートアップの日本市場進出と、日本企業の台湾市場進出の双方を支援する架け橋として、2024年9月に設立されて以来、わずか1年で台湾スタートアップの日本市場参入に関する160件以上ものコンサルティングを行い、うち12社は日本でのランディング(オフィス開設)を果たしました。

また、日本から台湾への進出やプロトタイプの発注を希望する日本のスタートアップに対しても、10社以上アウトバウンド支援を行なって参りました。

こうした実績を受けて、式典に参加した劉 鏡清委員長(当時)は、「日本が台湾スタートアップに良い市場を提供するのと同様に、台湾も日本のスタートアップを支援する市場を提供したい。双方の企業の事業展開を歓迎し、進出支援を行っていきたい」と日台の協力関係の強化に意欲を示しました。

これを受けて 東京都の吉村恵一スタートアップ戦略推進本部長は「Tokyo Hubがあることで台湾スタートアップの活躍が見られてうれしい。今後もオフィスとTokyo Innovation Base (TIB)を活用し、頻繁にイベントを開催したい」と台湾企業の東京進出を今後も歓迎する意向を示しました。

注目の成功事例

イベントでは、Startup Island TAIWANがオーダーメードのがん治療を目指す台湾のスタートアップ企業 CancerFree Biotech など、これまでに台湾から日本へ進出する有望スタートアップ12社の日本市場進出を支援してきたことを発表。支援にあたって、Startup Island TAIWAN Tokyo Hubは、単なる進出支援にとどまらず、日台間の持続的なイノベーション連携を重視しているとしています。

これまでに日本に進出したスタートアップ企業 APG や DentAll が東京都から各1億円の資金調達を受けられるようにサポートした他、沖縄科学技術大学院大学(OIST)との連携によるバイオテック分野での進出支援も行っています。

また、同様に日本企業が台湾市場に進出する際のサポートも行っており、この1年間でアドバンスコンポジット株式会社など、台湾への進出や発注を準備している日本のスタートアップ企業10社以上を支援してきたことを発表しました。

クロスボーダー、学生同士を繋ぎ、全国展開の加速

イベントでは、今後の展望として、Startup Island TAIWAN Tokyo Hubの前田共同代表は、日台それぞれの強みを活かし、日本と台湾のスタートアップ関係者を繋ぐ「架け橋」として、「今後も単なる進出支援にとどまらず、日台間の持続的なイノベーション連携を促進し、アジア全体の競争力向上に貢献していく」と力強く宣言しました。

具体的には、クロスボーダー・アーリーステージスタートアップへの本格支援、日本企業・CVC・大学との連携強化と言ったインキュベーション機能の強化や、東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、台湾大学、清華大学、陽明交通大学との学生ピッチ・交流プログラム拡充など学生起業家交流の促進、主要都市でのスタートアップ展示会参加、地方自治体との連携による全国的イノベーション展開などといった形で全国展開の加速目指す、としています。

東京・浜松町にあるTokyo Hub には、開設から1年で1,200名以上の訪問者が訪れ、 スタートアップ関係者のネットワーキングや文化交流イベントなども多く開催されています。

過去のイベント一覧: https://tokyo.startupisland.tw/jp/community-event


Startup Island TAIWAN Tokyo Hubについて

開設:2024年9月

活動目的:台湾スタートアップの日本市場参入支援、日台間のイノベーション連携促進

所在地:東京都港区浜松町2-1-17 松永ビル9階

開館時間:月曜~金曜 10:00~18:00

電話:03-6809-1398

FAX:03-6809-1498

メール:tokyohub@startupisland.tw

URLhttps://tokyo.startupisland.tw/jp


【本件に関するお問い合わせ】

株式会社パシフィック ブリッジ メディア アンド コンサルティング(PBMC)
JStories編集部
ウェブサイト: https://jstories.media/

【株式会社 パシフィック ブリッジ メディア アンド コンサルティング (PBMC)】

「信頼されるコンテンツで世界をつなぎ、豊かで公正な人類社会を実現する」をミッションに、経験豊富な国際ジャーナリストの前田利継 (Toshi Maeda)が2010年に設立。今年15周年を迎えたPBMCは、グローバルに情報を発信したい企業などのために、多言語で、映像・言語・テクノロジーを組み合わせた多様なコンテンツの企画・制作を行う。これまでに、国内外の大手企業やメディアからスタートアップ企業、行政機関まで様々なクライアントのニーズに合わせて、ストーリーを伝える記事制作、動画や写真などのビジュアルコンテンツの撮影・編集、CG・ウェブサイト制作、ライブイベントの多言語配信など多くの実績を有し、マルチメディアコンテンツを扱う国際プロ集団として高い評価を得ている。

▼会社概要▼

株式会社: パシフィック ブリッジ メディア & コンサルティング

事業内容: バイリンガル動画制作、海外向けニュース制作・配信、企業メディア構築支援

所在地: 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー 22階

代表取締役: 前田 利継

設立: 2010年 6月30日

公式HP: https://pacificbridge.jp/

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キーワード
PBMCSIT台湾日本
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会社概要

URL
https://pacificbridge.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門 城山トラストタワー22階
電話番号
050-5527-0955
代表者名
前田利継
上場
未上場
資本金
600万円
設立
2010年06月