VRで空き家案内?!遠方からでも空き家物件内覧が可能に

遠隔地への移住希望者へ、空き家バンク物件のバーチャル案内実施

広島県・江田島市は、広島県「ひろしまサンドボックス」事業において、実証事業『空き家バンク物件のバーチャル案内』を始めました。このシステムを利用することにより、遠方からの空き家物件視察が可能となります。

事業実施までの背景

 江田島市は、広島県の南西部に位置し、瀬戸内海の島しょ部にある面積約100㎢・人口は約23,000人(令和2年度調べ)の瀬戸内海では4番目に大きい島です。広島市に隣接しており、船を利用すれば約30分、本土とは橋で繋がっているので、立地条件は良いのですが、毎年500人規模で人口減少が続いている過疎地域でもあります。それに伴い、増加する空き家対策が問題に。そこで本市では、市外や県外からの移住者の確保を図るため、移住ポータルサイトを立ち上げ、サイト内で空き家物件を紹介するなど、移住定住促進事業に力を入れています。

 しかし、現地に来ての物件内覧は移動時間や費用を考えると容易ではなく、サイト閲覧からの移住相談・物件内覧への移行率の向上が課題となっていました。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、テレワークの推進などで働き方や都心部での暮らしに変化が生まれ、地方への移住希望者が今後も増加してくることを見込み、より分かりやすく気軽に江田島市への移住に興味を持っていただくため、今回の取り組みを企画しました。

空き家物件バーチャル案内とは

IT技術に詳しくない市職員でも運営できるように指導してもらいましたIT技術に詳しくない市職員でも運営できるように指導してもらいました

 協業相手には、株式会社スペースリー(所在地:東京都渋谷区,代表取締役:森田 博和,以下「スペースリー」)が選ばれ、本市では現在、ポータルサイト上での空き家物件バーチャル案内が実施されています。360度VRを使用し、パノラマビュー化したことで、物件についてより多くの情報が提供できるようになりました。また、スペースリーのVRシステムを利用し、希望に応じてWEB上で空き家物件の説明を受けることが可能となったため、これまで遠方の移住希望者が気軽に現地訪問できなかった課題をクリア。また、1日に内覧可能な物件数に限りがありましたが、WEB上で気軽に内覧できるようになったため、条件に合った物件を探すことが容易となりました。
移住定住ポータルサイト『hodohodo』ではこのシステムを利用できるだけでなく、仕事や子育てについての情報や移住者インタビューを掲載し、より島で暮らすイメージがしやすくなっています。地方への移住や島暮らしにご興味のある方は、是非サイトをご覧になってみてください。
江田島市移住定住ポータルサイト「hodohodo」▶ https://ijyu-etajima.jp/
(※空き家バンクについては、サイト上カテゴリー『住まい』をご覧ください)

 

事業の企画者である企画振興課・畑河内(はたごうち)課長事業の企画者である企画振興課・畑河内(はたごうち)課長

【江田島市企画部企画振興課・畑河内課長】

「今後、このVRシステムを利用した閲覧者数などのデータを蓄積、他自治体への移住促進政策に活用していきたいと考えています。本市のように、人口減少などに悩む小規模自治体は全国にたくさんあり、交通の便などから、移住先の候補に入らない自治体も多くあると思います。こうした課題を解消すべく、IT技術を使い移住検討の障壁を取り除き、全国の地方への移住の流れを大きなものにできるよう、市としても移住定住促進事業にさらに力を入れていきたいです。」

江田島市移住定住ポータルサイト「hodohodo」▶https://ijyu-etajima.jp/
システム提供:株式会社スペースリー▶https://spacely.co.jp
【参考】ひろしまサンドボックス公式ページ:https://hiroshima-sandbox.jp/

【本件に関するお問い合わせはこちら】
江田島市企画部企画振興課 担当千葉
TEL (0823)43-1630/FAX (0823)57-4433
MAIL kikaku@city.etajima.hiroshima.jp
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