マップボックス・ジャパンが国土地理院のデータを利用した地形タイルをパブリックベータ版として提供開始
地図情報サービスの開発プラットフォームを提供するマップボックス・ジャパン合同会社(本社:東京都港区虎ノ門、最高経営責任者CEO:高田 徹、以下「マップボックス・ジャパン」)は、国土交通省 国土地理院のデータを利用し、等高線データを含んだ地形タイルをパブリックベータ版として提供することをお知らせします。また、本実装方法を参考にして、どなたでも独自にMapbox タイルセットの実装が可能です。
マップボックス・ジャパンは、等高線データを含んだ地形タイルをパブリックベータ版として提供します。
地形タイルの特徴
- 国土地理院のデータを利用
- 等高線、標高点、測量の基準点の提供
- ズームレベル: 8 - 16(等高線), 13-6(標高点、測量の基準点)
- MTS(※1)を利用したデータの取り込み
提供タイル
- 等高線タイル
- 標高点タイル
- 測量の基準点
https://blog.mapbox.jp/n/n0a780fa40962
国土交通省 国土地理院様からのコメント
国土地理院の基盤地図情報を使用(R 3JHs 223)した地形ベクトルタイルのリリースおめでとうございます。国土地理院では、2014年8月から、産学官の技術的な議論を通じてベクトルタイルの適切な提供方法を研究開発する「国土地理院ベクトルタイル提供実験」を進めております。優れたベクトルタイル技術が広く使われることを通じて、信頼できる地理空間情報の自由な流通をともに実現できればと考えております。
国土地理院ベクトルタイル提供実験: https://maps.gsi.go.jp/development/vt.html
提供タイルについて
各タイルは、基盤地図情報ダウンロードデータファイル仕様書(ver 4.1)に基づいてデータを利用しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
「各種資料|基盤地図情報ダウンロードサービス」https://fgd.gsi.go.jp/download/documents.html
注釈
※1 MTS(Mapbox Tiling Service):
ベクタータイルセットを作るためのツールで、Mapbox内部のデータ処理サービスを商用化したもの。高速なデータ処理と大容量のデータホストを実現しており、データ処理のパイプライン化、自動化を推進している。
既にお持ちのデータがあるものの、クラウドを利用するべきなのか、描画処理に時間がかかる、更新頻度も維持したい、保存コストが高い、などの課題を解決するためのソリューション。
マップボックス・ジャパンについて
マップボックス・ジャパン合同会社は、2020年3月に米国Mapbox Inc.とソフトバンク株式会社の合弁会社として設立されました。デジタル地図のリーディングカンパニーとして、地図情報サービスの開発プラットフォームを提供しております。地図上のデータビジュアライゼーションやカスタマイズ性の高さに特徴があり、国内でもヤフー株式会社の「Yahoo! MAP」やPayPay株式会社の「PayPay」アプリ内で採用されるなど、グローバルに高精度な地図データと高品質なテクノロジー基盤に定評があります。
社名:マップボックス・ジャパン合同会社
設立日:2020年3月30日
所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5-11F WeWorkオフィス内
事業内容:地図サービスの開発プラットフォーム提供、地図を活用した新規サービスの開発
URL: https://www.mapbox.jp/
■下記媒体にて導入事例の紹介など情報発信を行っております。ぜひご覧ください。
公式note: https://blog.mapbox.jp/
公式Twitter: https://twitter.com/mapbox_jp
■お客様からの問い合わせ先 https://mapbox.jp/contact
■マップボックス・ジャパンでは採用を強化しております。 https://www.mapbox.jp/careers
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