BtoBマーケティング組織の成熟度、平均2.40と低迷—先進企業はわずか7.5%を記録
ワンマーケティング株式会社が実施した「マーケティング組織実態調査2026」により、AI活用と組織成熟度の関連性が明らかに。全業種での改善が求められています。
ワンマーケティング株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:垣内良太)は、BtoB事業に従事する営業・マーケティング職400名を対象とした「マーケティング組織実態調査2026」を実施し、その結果をまとめた調査レポート(ホワイトペーパー/全16ページ)を本日より無料で公開いたしました。
本調査では、マーケティング組織の成熟度が平均2.40/4.00にとどまり、最上位の「先進レベル」に到達した企業はわずか7.5%であることが明らかになりました。また、AI活用の効果は組織の「土台」の成熟度に依存し、未成熟な企業のAI活用スコアは1.76である一方、整った企業では2.89と約1.6倍の差が見られました。
レポートは、下記の特設ページからフォーム入力後、すぐにダウンロードいただけます。
▶ 調査レポート(無料ダウンロード):https://rev-benchmark.revenue-x.ai/whitepaper
調査の背景
調査の背景として、多くのBtoB企業がMA・SFAをはじめとするツールへの投資を進めていますが、「施策が単発で終わる」「ROIが見えない」「営業と噛み合わない」という課題は依然として残っています。これは個別の施策ではなく、マーケティング組織そのものの「成熟度」に起因しているのではないかという仮説のもと、当社は定量調査を実施しました。
調査は「組織・プロセス・人材・ツール」の4カテゴリに分かれ、全ての設問は自社の状態をレベル1(未整備)からレベル2(整備)、レベル3(活用)、レベル4(先進)で評価しました。
調査結果ハイライト
① 全体平均は2.40/4.0。「先進レベル」はわずか7.5%
4段階評価で全体平均は2.40と、2段階目「整備レベル」の入口にとどまりました。最上位の「先進レベル(総合3.5以上)」に到達した企業は13社に1社(7.5%)。多くの企業が「投資はしたが成果に転換できていない」踊り場に密集しています。

② 年商500億円を境にした「成長の崖」
年商499億円以下の成熟度は2.0〜2.3で停滞する一方、500億円を超えると2.82へ不連続に跳ね上がりました(差は+0.62)。中堅企業は売上が伸びても組織が進化しない「踊り場」に取り残されています。崖が最も大きく開くのは、キャリアパス・PDCA・リードステージ定義・MA/SFAなど、人材投資・プロセスの型・データ基盤に関わる設問でした。


③約6割が自社の状態を「分からない」
回答者の58.8%が40問中1問以上で「分からない」と回答。特にツール最適化(37.0%)・Web分析(35.8%)・予算(33.5%)など"仕組みの透明性"に関わる領域で高く、自社のマーケティングの状態が現場から見えていない実態が浮かびました。役職が下がるほど「分からない」は増加します(一般社員37.8% ⇄ 部長12.3%)。

④ AI活用も「土台」次第。成熟度との相関はr=0.71
AIを業務に組み込めている企業は37.6%にとどまりました。データ・ツール基盤が未成熟な企業のAI活用スコアは1.76、整っている企業は2.89。組織・プロセス・人材という"土台"の成熟度とAI活用度には強い正の相関(r=0.71)が確認され、AIは「AI Ready」な環境の上にしか機能しないことが示唆されました。

(参考)業種で異なる成熟度
無形商材・データ親和性の高い広告(2.62)・IT(2.57)・金融(2.53)が先行し、卸売・小売(2.31)・不動産(2.27)が遅行。最大母集団の製造業(2.46)はツール領域に伸びしろが大きいなど、業種ごとに"つまずく場所"が異なることも明らかになりました。

調査レポート(ホワイトペーパー)を無料公開
本リリースで紹介した内容に加え、レポート(全16ページ)では以下を収録しています。
- 4カテゴリ・全40問の設問別スコアランキング
- 年商規模別・業種別ベンチマークと、業種ごとの"できていない領域"
- 役職別の認識ギャップ(経営 vs 現場)
- 業種別のAI Ready度と、AI活用の二極化- 「整備」から「先進」へ抜け出した上位7.5%企業に共通する4つの起点 等
▶ 詳細資料のダウンロード:https://rev-benchmark.revenue-x.ai/whitepaper
今後の展望
AI活用が経営課題となるなか、その成否を分けるのは「AIが機能する土台=AI Readyな環境」をいかに整えるかにあります。当社は、マーケティング・インサイドセールス・営業が一体で売上を創出する「レベニューセンター」への転換支援を通じて、企業がAIを戦略的に取り込める状態づくりを支援してまいります。
調査概要
調査名 | マーケティング組織実態調査2026
調査主体 | ワンマーケティング株式会社
調査方法 | インターネットリサーチ
対象 | BtoB事業に従事する営業・マーケティング職 400名(営業推進 約77%・マーケティング 約23%)
評価尺度 | 各設問4段階(レベル1〜4)+「分からない」
集計 | 平均値は1〜4スケールで算出し「分からない」は除外。「分からない」率は別途集計
実施時期 | 2026年6月
※構成比は端数処理のため合計が100%にならない場合があります。※調査結果の引用時は出典「ワンマーケティング株式会社『マーケティング組織実態調査2026』」を明記ください。
レベニュープロセス・オーケストレーションとは?

データとプロセスの最適化で、レベニュー成長の最大化を牽引する「レベニュープロセス・オーケストレーター」
ワンマーケティングは、BtoB企業の売上創出プロセスを再定義し、データでレベニュー成長の最大化を牽引する「レベニュープロセス・オーケストレーター」です。
私たちは、複雑化するBtoBのセールスマーケティング環境において、部門ごとに分断されたデータやシステムをデータリエンジニアリングによって、有機的かつ健全なサイクルへと統合します。
独自のマーケティング成熟度診断から、セールスマーケティングの戦略・戦術設計、MA/SFAツールの選定から高度な活用設計、さらにはデータ基盤構築や生成AIソリューションの現場実装まで、テクノロジーを駆使して業務プロセスを劇的に進化させます。
1973年創業の安定した経営基盤と、自らが印刷業からデジタル企業へのDXを成功させた実体験を武器に、日本を代表する大手BtoB企業を中心に、100社以上のレベニューサイクルモデル構築を伴走支援を行っています。
組織の壁を越えてプロセスをオーケストレート(調和・統合)し、データに基づく意思決定と持続的な収益最大化を実現します。
ワンマーケティング株式会社について
社名:ワンマーケティング株式会社
代表者:代表取締役社長 垣内 良太
設立:1973年12月22日
所在地:〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町3-3-9 湯木ビル 5階
事業内容:
・レベニューサイクルモデル戦略 & MA/SFA再構築支援
・顧客解像度向上 & エンゲージメント設計
・データプラットフォーム & AI/BI活用促進
・セールス/マーケティングインテリジェンス
・レベニューオペレーション(RevOps)BPO & 伴走支援
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