【Herman Miller】パフォーマンスシーティング Mirra 2 Chair がアップデート
カーボンフットプリントの更なる削減に加え、カラーバリエーション拡充とパフォーマンス向上を実現

Herman Miller(ハーマンミラー)は、 Studio 7.5(スタジオ 7.5)がデザインを手がけたチェア「Mirra 2 Chair(ミラ2チェア)」をアップデートし、販売を開始します。
Herman Miller とStudio 7.5 は、快適さとパーソナライズされた人間工学を融合したMirra 2 において、持続可能な製造方法へと見直すことで、カーボンフットプリントの更なる削減を実現しました。また、素材の刷新を行うと同時に、チェアのパフォーマンスを向上させる技術の更新とカラーパレットを拡充させ、軽量でありながら、環境負荷を軽減したチェアに生まれ変わりました。
Mirra 2 は発売以来、Herman Miller の中で最も持続可能なパフォーマンスシーティングデザインを追求し、進化し続けています。2000年代初頭、Herman Miller は、「Cradle to Cradle認証*」の製品プログラムを創設したMBDC**の国際環境の専門家と共同で、環境に配慮した製品の基準を確立しました。 Mirra 2 は、この基準に基づき、開発されています。
そして2013年には、材料の使用量削減に重点を置き、初代モデルより30%軽量化されたMirra 2 にアップデートを遂げました。
今回の更なる改良では、さらに多くのリサイクル素材を採用することにより、チェア全体のカーボンフットプリントを最大17%削減。これは、ガソリン車で約470万マイル(約756万km)走行した際の温室効果ガスの排出量や、1億2100万台のスマートフォンを終日フル充電で維持するために必要なエネルギー量に相当します。
また、ナイロン製のベースとスパイン部分には、100%リサイクル素材を使用しています。
Mirra 2 は、座る人の動作にあわせわずかな動きをサポートすることに加え、調整機能による快適な座り心地と人間工学に基づくパーソナライズされたシーティングを実現します。
* ドイツ環境保護促進機関 EPEAが提唱・推進する、持続可能性や完全リサイクルを目標に掲げる「モノづくり」のためのグローバル環境認証 https://c2ccertified.org/the-standard
** 1995年に設立した環境システムの最適化に特化したデザイン企業 https://mbdc.com
▶ Mirra 2 の主要なパフォーマンス技術




▶ Mirra 2 のオプション
Mirra 2 は、2種類の背もたれのオプションを展開しています。
-
バタフライバック:ファブリックとポリマーを用いたダイナミックな構造により、圧力を分散させて体に合わせてサポートします。
-
トライフレックスバック:人間工学に基づいた3つの主要なサポートゾーンを備え、ファブリック不使用のため業務用にも適しています。

新たなカラーパレットとして、コードバン、ウルトラマリン、オリーブ、オークル、アルパインが追加されました。一部のパーツでカラーを自由に組み合わせることもでき、 大胆なカラーブロッキングや、ニュートラルなベースカラーに差し色を効かせるなど、幅広いスタイリングにも適しています。ベースは、今回アップデートされた新色アルパインと定番のグラファイトの2色から選択でき、チェア全体を単色で統一することも可能です。
▶ 製品情報



<製品名>
Mirra 2 Chair(ミラ2チェア)
<価格>
182,600円~(税込)
<サイズ>
アームレス タイプ
高さ:1060 - 1111 幅:673 奥行き:673
座面奥行き:413 - 457 座面高さ:375 - 565(mm)
アジャスタブルアーム タイプ
高さ:1060 - 1111 幅:673 奥行き:673
座面奥行き:413 - 457 座面高さ:375 - 565
アーム高さ:152 - 292(mm)
固定アーム タイプ
高さ:1060 - 1111 幅:673 奥行き:673
座面奥行き:413 - 457 座面高さ:375 - 565
アーム高さ:211(mm)
<デザイナー>
Studio 7.5 (スタジオ7.5)
オフィシャルオンラインショップ Mirra 2
▶︎ Studio 7.5 のコメント
ベルリンを拠点とするStudio 7.5 のCarola Zwick (カローラ・ツヴィック)、Burkhard Schmitz (ブルクハルト・シュミッツ)、Roland Zwick (ローランド・ツヴィック)は、これまで2度にわたってMirra のデザインの見直しと改良を行ってきました。
「私たちにとって、デザインコンセプトを継続的に改善することは、製品を長きにわたり使いづけるための最良の戦略のひとつです。今回の改良では、より低いカーボンフットプリントを実現するための代替素材を見つけることに焦点を当てました。新しい製品を作るのではなく、既存の製品コンセプトを改善することは、オリジナルのデザインが今も意義があることを示し、既存のMirra チェアのユーザーにも素晴らしいチェアであることを再確認していただけるでしょう。 『新しいもの』を求める風潮とは別に、既存製品を進化させていくことも、私たちデザイナーが取り組むべきサステナビリティの重要な側面です」
ーStudio 7.5
※Studio 7.5 のプロフィールはこちらよりご覧いただけます。
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/designers/studio75/
▶︎ Herman Miller のコメント
「持続可能なデザインは、Herman Miller のブランドにとっての指針です。Studio 7.5 との協働により、Mirra 2 のようなチェアの需要が高まっていることが分かりました。カーボンフットプリントの削減を実現しながら、リサイクル素材と機能性を向上させることは、人間工学の未来とその先にある新たな基準を打ち立てることへと繋がります」
ーMillerKnoll(ミラーノル) サステナビリティ担当/副社長 Gabe Wing (ゲイブ・ウィング)
Studio7.5による「Setu(セトゥー)」も進化

Herman Miller はStudio 7.5による、軽やかで柔軟な座り心地を提供するワークチェア「Setu(セトゥー)」もこの春アップデートを行い、新たなラインアップでの販売を開始いたしました。
Cosm チェアにも採用されているサスペンション素材「Intercept」を新たに搭載し、耐久性を高めるバンパーの追加や、新たなカラーバリエーションも加わり、より多様な空間やニーズに応える仕様となりました。
また、Setu はサステナビリティを設計コンセプトの中心に据えています。本体重量はわずか約8kg、全体の50%以上に再生素材を使用し、そのうち最大90%がリサイクル可能です。(※適切なリサイクル施設にて加工を行った場合)
▶︎ 快適性の向上と洗練された美しさへのアップデート
パフォーマンスの向上
-
サスペンション素材を従来の「Lyris 2(リリス2)」から、より快適性と耐久性に優れた「Intercept(インターセプト)」へ変更
-
「バンパーエッジ」を新たに導入し、デザイン性を高めながら、テーブルなどの接触からサスペンションを保護
カラー・マテリアル・仕上げの刷新
-
新色を含む、7種の張地へアップデート(ミネラル、カーボン、グラファイト、キャニオン、グレーシャー、ナイトフォール、ココア)
-
ニュートラルカラーのフレームは新色としてミネラルとカーボンを追加
-
フレームにキャニオン、ナイトフォール、グレーシャーの3色を新たに追加
商品詳細は下記よりご覧ください。
オフィシャルオンラインショップ Setu
▶ Herman Millerについて
Herman Miller はこの100年にわたり、人々の力を最大限に引き出す問題解決型のデザインへのコミットメントを指針とし、デザイン、イノベーション、社会的利益における不変のレガシーを築きながら、時代を超越して影響を与え続けるインテリアブランドの先駆者として発展してきました。これまで George Nelson 、 Eames Office 、Isamu Noguchi のようなミッドセンチュリーの巨匠、Robert Propst やBill Stumpf のような研究志向で先見性を持ったデザイナー、そしてIndustrial Facility やStudio 7.5 などの画期的なデザインスタジオとともに数多くのプロダクトを世に送り出してきました。多くの著名なデザイナーたちと強固な関係性を構築し、人間工学に基づいた家具から、デザイン家具を代表するアイコニックな作品に至るまで、住宅や公共施設、オフィスなどあらゆる空間を彩るインテリアアイテムを発表しつづけています。Herman Miller は、私たちが住む世界をデザインするために集結したダイナミックなブランドグループ「MillerKnoll」のメンバーです。
詳細はこちらからご覧ください。
Herman Miller Official Website
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像