IBMとCohesity、データセキュリティとレジリエンスの新しい協業を発表データ侵害やサイバー攻撃の影響に対抗する企業の能力を向上

Cohesity Japan株式会社

新しいIBM Storage Defenderソリューションで、データのライフサイクル全体にわたって、
ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションのデータレジリエンスを管理

データ管理とデータセキュリティのリーダーであるCohesity  (日本法人: Cohesity Japan株式会社、東京都千代田区、以下「Cohesity」)  は、 本日、IBM (NYSE: IBM) とのハイブリッドクラウド環境におけるデータのセキュリティとレジリエンスの強化に対する企業の重要なニーズに対応するため、新たな協業を発表しました。IBMは、両社のデータ保護、サイバーレジリエンス、データ管理能力を統合すると共に、Cohesityのデータ保護を不可欠な要素として備えた新しいIBM Storage Defenderソリューションを発表します。IBM Storage Defenderは、複数のストレージプラットフォームにまたがってAIとイベント監視を活用して一元的に管理可能にすることで、ランサムウェア、人為ミス、破壊行為などのリスクから組織のデータ層を保護できるように設計されています。さらに、IBM Storage Defenderは、自動復旧機能を備えたサイバー保管庫やクリーンルーム機能によって、これまで数日かかっていたビジネスクリティカルなデータのリストア作業を数時間から数分で実現します。

IBM Securityが発表した最新の 「データ侵害のコストに関する調査 https://jp.newsroom.ibm.com/2022-08-25-IBM-Report-Consumers-Pay-the-Price-as-Data-Breach-Costs-Reach-All-Time-High」 レポートでは、データ侵害のコストがこれまでになく高く、影響も大きいことが明らかになりました。データ侵害の世界平均コストは、調査対象の組織で435万ドルと過去最高となり、過去2年間で約13%増加しています。[1]また、このレポートでは、調査対象の組織で最も普及しているインフラとして、ハイブリッドクラウド環境が45%であることが示されています。ハイブリッドクラウドモデルを採用した企業のデータ侵害コストは平均380万ドルで、パブリッククラウドモデルのみを採用した企業 (平均502万ドル) やプライベートクラウドモデルのみを採用した企業 (平均424万ドル) に比べ、侵害コストが低いことが分かりました。

IBM Storage Defenderは、顧客がデータの最新のクリーンコピーを迅速に見つけることができるように設計されています。これは、IBMとサードパーティーの複数のソリューションを統合し、プライマリ、セカンダリレプリケーション、バックアップ管理を統合したIBM初の製品です。IBM Storage FlashSystemの論理エアギャップ用Safeguarded Copyなどの高度なストレージ機能を活用することで、企業は攻撃を受けても数時間以内にミッションクリティカルなデータを復旧することができます。このようなエコシステムの統合の第一弾として、Cohesityはハイブリッドクラウドで管理される世界最高水準の仮想マシン保護を提供します。クラウドベースのコントロールプレーンで管理されるCohesityのオンプレミスクラスターは、データ復旧に最適化されたマルチベンダー戦略をサポートし、事業継続性を向上させます。

IBM Storage Defenderには、以下が含まれます:
・IBM Storage Protect (旧IBM  Spectrum Protect): 物理ファイルサーバ、仮想環境、さまざまなアプリケーション (SaaSベースのワークロードを含む) に包括的なデータレジリエンスを提供し、組織はバックアップサーバ 1台で数十億のオブジェクトを管理できるよう拡張することができます。

・IBM Storage FlashSystem: パフォーマンスと容量集約型のワークロードのためのサイバーレジリエントなオールフラッシュのハイブリッドストレージプラットフォームです。

・ IBM Storage Fusion: モダンで次世代のアプリケーションに対応したRed Hat OpenShift向けのコンテナネイティブストレージとデータオーケストレーションです。

・Cohesity DataProtect:マルチクラウドプラットフォーム上で、従来のデータソースと最新のデータソースの両方を包括的に保護します。Cohesity DataProtectは、お客様があらゆる環境下で大規模な復旧を即座に行えるように設計されています。また、Cohesity DataProtectは、オンサイトまたはオフサイトのサーバー、あるいは複数のクラウドの複数の場所にデータをコピーして保存することが可能です。これにより、サイバーセキュリティの侵害や災害 (自然発生であれ人為的ミスであれ) が発生した場合でも、最新かつ正確なデータのコピーを確保することができます

IDCのリサーチバイスプレジデント、Phil Goodwinは次のように述べています。
「IBM Storage Defenderのようなデータ保護ソリューションは、現代のデータセンターの要件であるデプロイメントの多様性、仮想化、コンテナ化、セルフサービスをサポートするように設計されています。IBMとCohesityは、市場をリードする両社の能力を組み合わせることで、企業のハイブリッドクラウド環境において、データの断片化を減らし、可用性を最大限に高め、ビジネスレジリエンスを向上させるための基盤を構築します」

Cohesity をIBM Storage Defenderと統合することで、IBMの顧客は、セキュアバイデザインの最新のスケールアウトアーキテクチャと、SaaSベースの容易なサイバー保管庫機能を得ることができます。IBM Storage Defenderは、企業が既存のIBMへの投資を活用しながら、運用を大幅にシンプルにし、運用コストを削減することを可能にします。

IBMのストレージ事業部ゼルマネージャー、Denis Kennellyは次のように述べています。
「ランサムウェアやその他のマルウェアから保護するためには、早期検知、自動保護、迅速な復旧といった、データレジリエンスを高めるための階層アプローチが必要となります。データに対する巧妙な脅威との戦いは、チームスポーツのようなものです。私たちが市場全体を見渡した時、Cohesityのプラットフォームとそのチームが、スケーラビリティ、シンプルさ、セキュリティに焦点を当てて優位性をもっていることに感銘を受けました。私たちの業界をリードするソフトウェアデファインドテクノロジーを統合することで、IBMのお客様に必要不可欠なサイバーレジリエンス機能を提供できることを嬉しく思います。サイバー攻撃は増加の一途をたどっていますが、備えがあればデータを保護し、リストアすることができます」

クライアントのデータは、他にはない貴重な資源であり、大きな競争力になり得ます。しかし、データが増加すれば増加するほど、その管理は複雑になります。ランサムウェアなどのサイバー脅威が急増する中、データの価値はかつてないほど高まっています。IBMとCohesityの組み合わせは、サイバーレジリエントなデータセキュリティと管理に対して、変革的でありながら根本的にシンプルなアプローチをもたらします。これには、すべてを1か所で管理する機能、ランサムウェア攻撃の検知、保護、迅速な復旧を支援するために構築されたゼロトラストアプローチの活用、行動を促進するための組み込みのAIを活用した意思決定が含まれます。

Cohesityの CEO兼社長であるSanjay Poonenは次のように述べています。
「私たちは、IBMのブランドと市場での評判に深い敬意を抱いています。Cohesityのデータセキュリティとデータ管理におけるテクノロジーリーダーシップ、IBMの優れたストレージポートフォリオ、将来を見据えたビジョン、グローバルリーチ、顧客との親密な関係性を組み合わせることで、お客様はCohesityとIBMがもたらす最高の恩恵を享受することができます。私たちはIBMと協力して、進化する巧妙な敵に直面する組織のサイバーレジリエンスの強化を支援できることを光栄に思うとともに、この関係を構築して世界中の多くのクライアントに利益をもたらすことを楽しみにしています」

IBMは、IBM Storage ProtectとCohesity DataProtectを皮切りに、新しいIBM Storage Defenderソリューションを2023年の第2暦四半期から提供開始する予定です。IBM Storage Defenderは、IBMおよびIBMの認定ビジネスパートナーを通じて販売/サポートされます。

さらに詳しい情報は、下記をご覧ください
・データイノベーションサミット https://events.fastcompany.com/data-innovation-summitでは、IBM Storageの詳細や、IBMストレージ担当ゼネラルマネージャーのDenis Kennelly、Cohesity CEO兼社長のSanjay Poonenの話を聞くことができます。

・IBM Storageがどのように戦略や製品を顧客のニーズに合わせているかについては、こちらをご覧ください。https://www.ibm.com/cloud/blog/evolving-the-ibm-storage-portfolio-brand-identity-and-strategy

・Cohesity CEO兼社長のSanjay Poonenが語る、顧客やパートナーからCohesityが選ばれる理由についての動画はこちらをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=6t1faPgQ4Ps

・5月22日~24日にラスベガスで開催されるデータ管理とデータセキュリティのサミット「Cohesity Catalyst」の詳細をご覧ください。https://www.cohesity.com/catalyst/

IBM の将来の方向性と意図に関する記述は、予告なしに変更または撤回されることがあり、目標や目的を表すものに過ぎません。

[1] Ponemon Institute実施 「2022年データ侵害のコストに関する調査レポート」 (スポンサー: IBM) が分析。本レポートのオリジナルの英語版は、こちらから入手できます。https://www.ibm.com/reports/data-breach

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会社概要

Cohesity Japan株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
電話番号
03-4578-3371
代表者名
倉橋秀則
上場
未上場
資本金
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設立
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