UB Ventures、人口減少社会におけるイノベーション特化型ファンドを100億円規模で設立
全国の金融機関、日本へのLP出資初となる海外企業など、国内外の投資家から出資を受け、人口減少による社会課題の解決を目指す
UBV2号ファンドの特徴
1.労働人口減少にともなう社会課題を解決するイノベーション企業への投資
UB Venturesは、「事業家による起業家のための100年VC」をコーポレートミッションに掲げ、2018年の1号ファンド創設以来、SaaS、サブスクリプションモデルのスタートアップ企業を中心に、メディア、IoT、メタバースと領域を拡大しながら、投資活動・事業成長支援を行ってまいりました。
現在、日本では人口減少や少子高齢化が深刻化しており、2010年には8,600万人以上いた生産年齢人口(15~64歳の人口)は、2030年には6,700万人ほど、2060年には4,400万人ほどに減少すると見込まれています(注1)。こうした問題は、経済成長の鈍化、社会保障の不安定化、地方都市の過疎化などに繋がると考えられ、多様な分野での革新的な取り組みが急務です。
本ファンドでは、「人口減少社会におけるイノベーション企業への投資」を投資方針に掲げ、日本の労働人口減少による社会課題を解決する次世代のスタートアップを発掘・成長支援してまいります。UB Venturesが強みとしてきたSaaSノウハウを活用し、日本のレガシー産業のDXを推進することで、一人あたりの生産性を高め、日本の経済成長と持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
(注1)国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」(出生中位・死亡中位推計)
2.国内外の投資家がファンドに参画
本ファンドは、地域金融機関9行を含む全国の金融機関からご出資いただきました。今後の日本の労働人口減少の課題解決に向け、地域とスタートアップの力を合わせながら日本全国のレガシー産業の一人当たり生産性向上を目指します。
また、世界最大級の情報通信製品サプライヤーであるWistron Corporationの100%子会社であるWise Cap Limited CompanyによるLP出資は日本初となり、国内スタートアップと海外ネットワークの強化、国内AI産業の発展に大きく寄与することが期待されます。
■ご出資者の皆様(五十音順、敬称略)
・SMBC日興証券株式会社
・株式会社SBI新生銀行
・株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
・株式会社佐賀銀行
・株式会社山陰合同銀行
・株式会社四国銀行
・株式会社静岡銀行
・株式会社常陽銀行
・独立行政法人中小企業基盤整備機構
・株式会社東京スター銀行
・株式会社山口銀行
・株式会社ユーザベース
・Wise Cap Limited Company
・その他金融機関、個人投資家等
ファンド概要
・ファンド名称:UBV Fund-II 投資事業有限責任組合
・ファンド総額:約100億円
・投資テーマ:人口減少社会におけるイノベーション企業への投資
・投資対象:シード~シリーズAのSaaS、AI、IoT、メディア、メタバース、デジタル関連のスタートアップ
「⼈⼝減少社会 × イノベーション」関連コンテンツ
UB Venturesは、これまで提供してきた業界分析やデータ分析のプロフェッショナルによるリサーチチームの分析⼒・発信⼒を活かし、「⼈⼝減少社会×イノベーション」に関するコンテンツを今後も継続してお届けして参ります。
第⼀弾として、⼈⼝減少社会における課題解決に挑むスタートアップを特集したレポートを発刊いたしました。
以下のリンクページより無料でダウンロードが可能です。
https://ubv.vc/contents/trends/innovation-in-a-depopulating-society/
株式会社UB Venturesについて
会社名:株式会社UB Ventures
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三菱ビル
代表:代表取締役 岩澤 脩
設立:2018年2月16日
URL:https://ubv.vc/
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社UB Ventures コーポレート担当
ubv_corp@uzabase.com
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