ひとり親家庭向け学習クーポン事業を開始します
~子どもの体験格差解消プロジェクト~
練馬区は、ひとり親家庭の学習の機会を確保するため、区に登録された学習塾や家庭教師などに利用できるクーポン方式による助成事業を10月1日(水)から開始します。
区が令和4年度に実施した「ひとり親家庭ニーズ調査」では、6割の家庭で教育や学力に悩みを抱えていることがわかりました。区は、相対的貧困率が高いひとり親家庭の子ども達が家庭の経済的な事由等により多様な体験の機会をあきらめることがないように、学習や親子体験を支援する「子どもの体験格差解消プロジェクト」を実施しています。本助成事業は、そのプロジェクトの一環として開始するものです。

【事業概要】
・対象:練馬区在住の児童扶養手当受給世帯等のうち、中学校1~2年生または高校1~2年生の
生徒(約1,800世帯)
・助成上限額:中学1~2年生 10万円、高校1~2年生 15万円
令和7年度クーポン有効期間(令和7年10月1日~令和8年3月31日まで)
※利用には審査(1~2週間)があります。
・助成対象経費:月謝、教材費、模擬試験代、冬期講習 等
・申込方法:専用フォームから。今年度対象世帯には、7月11日(金)に制度のご案内を送付済み。
【ひとり親家庭自立応援プロジェクト】
練馬区は、相対的貧困率の高いひとり親家庭を対象に「生活・就労・子育て」の3つの支援を組み合わせて提供する「ひとり親家庭自立応援プロジェクト」を平成29年度から開始し、転宅費用助成や訪問型学習支援事業など23区で最多の28事業を実施しています。
「ひとり親家庭自立応援プロジェクト」のうち「子育て」を支援する取組として、区は「子どもの体験格差解消プロジェクト」を進めています。家庭の経済的な事由等により多様な体験の機会をあきらめることがないように学習や親子体験を支援するため、「学習クーポン事業」「訪問型学習支援事業」「親子体験応援事業」を実施しています。その背景には、令和4年度に実施した「ひとり親家庭ニーズ調査」があります。調査結果では、教育や学力に悩みを抱えたひとり親世帯は6割に上り、子どもと過ごす時間が不十分と回答した世帯は4割に上りました。いずれも、平成28年度の調査に比べ10ポイント以上増加しています。

※訪問型学習支援事業
ご自宅に学習支援員が訪問し、学習習慣を身につけ、基礎学力の定着を図るとともに児童や保護者
の悩み相談を実施しています。
※親子体験応援事業
日帰りバスツアーや区内農園での収穫体験等、年間を通して親子で楽しめるレクリエーションイベ
ントを実施しています。
・「子どもの体験格差解消プロジェクト」では寄付を募集しています。皆様の応援よろしくお願いします。
寄付メニューの詳細はこちら(ふるさとチョイスに遷移)(外部サイト)
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/13120/4964416
【問合せ】
練馬区 生活福祉課 ひとり親家庭支援係 電話 03-5984-1270
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像